こんにちは、奨学金の返済に追われているりょうたです。
突然ですが、奨学金の繰り上げ返済をすることにしました。
毎月23102円の返済を大学卒業後の2011年9月から20年間やって、総額550万円くらいを返済する予定。
返済が終わる予定の2031年頃には40歳を超えてるので、早く返したいなというのとまだ何とか貯金に少し余裕があるので、この際やっておこうと思って。
実際やってみてそこまで手続きが難しくないのと繰り上げた期間分の利息は返さなくていいという点でお得なので、やり方をまとめました。
特に、
- 奨学金を早く返したい
- お金に余裕がある
- ボーナスでまとまったお金が入った
という方には、奨学金の繰り上げ返済はオススメですので紹介します。
目次
奨学金と繰り上げ返済について
大学などで奨学金を借りたら、卒業後に返済が始まります。
僕はJASSO(日本学生支援機構)の奨学金を借りましたが、多くの方がここの奨学金を利用しているかと思います。
また奨学金といっても、返済が必要な「貸与型」と返済不要の「給付型」の2種類があります。
一般的に奨学金の返済はそのままやると、返済完了までに数年から20年以上かかります。
奨学金繰り上げ返済のやり方
まずは大学卒業前に奨学金の説明があり、そこで返還のてびきという冊子をもらうのでそれを準備。
やり方は電話か郵送、FAXがあるそう。
FAXでやろうと思って、大学生の時にもらった冒頭にあるてびきの後ろのページにいろんな書類があるので、繰上返済申込書をコンビニでコピーして、必要事項の記入。
奨学生番号は、年に一回くる途中経過の手紙に書いてあり、何か月分・いくらにするかは任意の数字を記入。
とりあえず10万円で記入。
任意の額でOKです。
全額返せるならそれでもOKです。
また、普段の返済もそうですが銀行口座の残高はしっかり確認しておきましょう。
奨学金の繰り上げ返済について
繰り上げ返済の仕組み
それで具体的な返済の仕組み。
月23102円返済とはなってますが、実際は利息も含まれていて今月(2016年10月)を例にとると、
・元金18589円
・利息4375円
・措置期間利息138円
奨学金の返済額はこの3種類から構成されているのです。
そして繰り上げ返済のときは利息はかからないので、実際やってみると利息分だけ返済総額が少なくなるということになります。(措置期間利息はかかる)
実際、回を追うごとに利息はだんだん少なくなってます。
なお、この後の元金は徐々に上がっていきますが、数年は2万を切るくらいなので、計算上だいたい半年分くらいは、今回の繰り上げ返済で返済できるかと思われます。
ちなみにFAXでやったけど、家になくても最近はコンビニのコピー機に備わってます。
送るのが終われば、あとは通知のはがきを待つのみ。
目安として送ってから、翌月もしくは翌々月に繰り上げ返済の分が引き落とされます。
繰り上げ返済をやってみた感想。やり方は簡単だった
・・・ということを最近知りましたが、これをもっと早く知っていれば塾講師やってたときに何度かやっておけばよかったと思います(笑)
一応、ボーナスも出てましたし。
父も同じように奨学金を借りたけどけっこう稼げていたようなので、繰り上げ返済をバンバン使って、割と早い段階で全額返済できたそうです。
もしくは、貯めに貯めてまとめて全額一気に返したとか?
(ただ、父は国立大出てるし、大手企業勤めだったので圧倒的に有利な気も・・・)
それでもある程度しっかりした企業でボーナスも出る企業に勤めているのであれば、オススメの手段ですね。
やり方も複雑でなく、簡単ですし。
繰り上げ返済のメリット。利息のぶんお得
繰り上げ返済の際、口座から引き落とされる額は利息はふくまれず元金と据置期間利息のみとなります。
つまり利息のぶんだけ返済する額が少なくなるということです。
これはお得ですよね。
これから奨学金を返す人、今返している人は、このことも頭に入れて活用していただくと利息分くらいですが返済総額を抑えたり、早い時期に返すことも可能です。
ちなみに返済総額550万の内、利息が7,80万くらいだそう・・・。
早い段階のほうが利息が多いです。
つまり繰り上げ返済は早い時期にやるほうがお得なのです。
特に会社勤めでボーナスがちゃんと出るところに勤めている人はそのタイミングでやるのも良いでしょう。
この点は大手企業勤めや公務員は有利ですね。
利息が嫌なら第一種の方が良い

そもそも僕は第二種というのを借りましたが、第一種だったら無利子なんですよね。
成績とかの基準があるので、第二種よりハードルは少し高めらしい。
逆に二種は特にこれといった条件はなかったです。
(大学の授業ほぼ皆勤だったけど、成績は100人くらいの学科で下から10番目くらいでしたがそれでも借りれました)
第一種は学内でだいたい上位半分~3分の1の成績を取ってなければダメです。
奨学金を借りるなら最小限に
ただ、やっぱり可能であれば借りない方がいいのかな。
結局返すとなるとかなりの額を返すことになるし・・・。
一方で、奨学金を使わないと大学行きたい人も行けない人もいることでしょう。
特に私立ともなると学費が年間100万円はするところがほとんどですし。
それでも借りないまでは行かなくても、せめて借りる額は最小限に抑えた方が良いです。
数年から20年返済することを考えると、これほどきついものはないです。
特に仕事を辞めるなどで収入が減った状態かつ貯金もないと生活にも関わりますからね。
来月くらいに正式な繰り上げ返済の詳細が郵送でくるそうなので、きたらまた記事にします。
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