この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
元塾講師のりょうたです。
年末に思い出すのが、塾講師の時にやっていた冬期講習の年末年始の特訓授業。
僕も去年までは大晦日も元日もこの特訓授業のために出勤・授業をしてました。
そんな塾の特訓授業について、元塾講師の僕がこの記事で解説してみました。
- 4年間正社員の塾講師として勤務
- 小中学生の数学・算数と理科を担当
- 教室長の経験はないが、各教室を回って教室ごとの違いを見てきた
- 担当生徒の茨城県内トップ校への合格実績アリ
僕が通っていた塾の年末年始特訓
僕が通ってた塾も中3になると年末年始特訓はありました。
中学の終業式の翌日から冬期講習が始まって普段通りの授業を受けて、12月31~1月2日までの3日間が特訓授業の日でした。
普段は塾に2,3時間くらいいましたが年末年始の3日間だけは朝9時に授業始まって、昼休憩をはさんで夕方の5時まで授業でした。
文字通り、朝から夕方まで塾に缶詰でした。
1日に2,3教科こなしましたかね。
ちなみに僕が通ってた塾、普段は個別指導の形式でしたが、この特訓授業だけは集団授業形式でした。
しかも同系列の他の教室の生徒も一緒に授業を受けたので、ものすごく新鮮な感じがして、逆に楽しかったです(笑)
この塾なかなかのハイレベルで、当時偏差値60ちょっとの僕でも下位の方でした(;^ω^)
同級生は偏差値70越えの精鋭揃いでした。
塾講師から見た年末年始特訓授業

僕が働いてた塾は中学まで通ってたとこと別ですが、おおよそ同じような感じでした。
ただ僕が入って最初の2,3年は、人によって年末に出勤する人と年始に出勤する人に分かれてました。
ちなみに当時は元日は全員休み。
それが最近は通っていた塾と同じ感じになって、元日もきっちり授業をやりました。
ちなみに生徒についてはほぼ全員来てました。
ちょっと変わってたのが、普段は昼から授業(時々朝からもありましたが)で、夜10時くらいまでの授業でした。
一時的に規則正しい生活
これが年末年始の特訓時は朝開始で夕方に授業が終わり、後は帰れるので一般のサラリーマンと同じような時間帯で仕事ができました。
数日間だけですが、規則正しい生活ができました(笑)
お盆も同じく朝出勤、夕方退勤でした。
年末年始特訓は総復習メイン
塾によって多少内容は変わりますが、冬期講習が始まるときにテキストをもらうのでテキストに沿うというのが多いです。
もしくは冬期講習の通常バージョンと特訓授業バージョンでテキストを分けてあるか。
基本特訓授業は中3だけでしたが、内容も総復習が基本であとは冬休み終わったらすぐ私立高校の受験がある(茨城県の場合)ため、私立対策の色が強いような印象もありました。
私立の過去問やったり、模擬問題やったり。
公立高校については、私立高校入試が終わった段階から順次対策を一気にやっていきますね。

茨城県の場合、一般入試で言うと私立はほとんどが1月の半ば、公立が3月初旬にあります。
ちなみに塾は大きく集団授業と個別授業がありますが、年末年始の特訓授業は集団授業のみが多いようですね。
(うちもそうでした)
映像授業で通ってる場合は、自分の好きな時に行くパターンが多いので、映像授業については来たい人は元日も来るって感じですね。
大学受験を見据えて特訓授業に注力
この時期はいろんな塾の冬期講習の案内の広告が新聞と一緒にくるので、見てますが全部の塾がやってるわけでもなく、だいたい半数くらいが元日もやっているというイメージです。
業界的には、今後大学進学(+大学院進学)がさらに増えると予測してるそうです。
それに関連して大学受験はもちろん高校受験も各塾はこういった特訓授業をふくめて力を入れていくと思われます。
まぁ何にしても年末年始も仕事してると、世間が「ハッピーニューイヤー!(*´ω`*)」ってなってても、

あっ、年が明けたのか?
という感じで、淡々としてましたね(笑)
講師も生徒も年末年始は大忙し
ということで学習塾の年末年始の特訓授業についてでした。
正直生徒として通ってた当時はしんどい部分がかなりありましたが、合格のためとわりきってました。
講師としてやってみると、いつもは夜型の生活が特訓期間中だけ通常の朝方の生活にならざるを得ないので、身体的にはかなり負担が減ったと思います。
ってことで個人的には悪くはないかなと(笑)
内容的には高校受験の話でしたが、大学受験をひかえている高校生ももうじきセンター試験などがありますので、ぜひとも悔いのないように残りの期間過ごしてください(^^)