高収入はいらない!年収300万円で豊かになる

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今回は会社員時代の自分の考えに影響を与えた本があるので紹介します。

高収入は要らない」という世間一般の常識とは逆行するようなサブタイトル。当時、仕事に消耗していた僕にとって目をひく内容でした。仕事もそうですが、生き方や考え方にも影響を受けた本でした。

  • お金を稼ぐよりも自分らしく生きたい
  • 高収入を求めてガツガツ働くことに違和感を感じている
  • 会社勤めてしているけど、全然給料上がらない

なんて方には合う本です。

高収入は要らないにひかれて

プア充

「プア充-高収入はいらない-」(著:島田祐巴)を買ったのは2014年頃。当時は塾講師をやっている最中で、休みも少なくなり、仕事に対して疲弊し始めた頃でした。長時間労働で倒れたこともありました。

この頃から、働き方を含め当時の自分の生活に疑問を持つようになりました。お金に余裕はあったけど心が満たされない日々。当時はお盆などを除いて年中週休1日で貴重な休日も体力回復するだけで、特に何かをしたわけでもない日々が続いていました。

りょうた
りょうた

体力回復といっても1日で回復できませんでしたが。

プア充って何?

貧しくても充実した生活

貧しくとも充実した生活・・・いや、貧しいからこそ充実した生活が送れるんだ。

プア充ー高収入は、要らないー【電子書籍】[ 島田裕巳 ]

と作中では触れています。高収入や出世を望まない人たちのことを言います。

なお作中では、年収300万円くらいが一番良いという考え方です。300万縁というと世間一般では低い水準と感じるかもしれません。しかし、無駄な出費を抑えて変にぜいたく(ブランド品を買い漁るとかギャンブル)をしなければ十分生活は可能に感じます。僕も当時は年収300万円に満たなかったですが、普通に貯金できてました。

実家暮らしというのも大きかったですが、頭を使えば年収300万円でも生活はできます。

  1. 仕事量に合わない、それなりの収入で不安だらけの将来
  2. 年収は高くはないが、安定した収入で希望あふれる未来

あなたはどちらを選びますか?

収入を増やすのは難しいけど、支出は減らせる

僕も奨学金、車の保険、生命保険と大きな出費はありましたが、ある程度節約をがんばれば貯金はできてました。どんな働き方をしても収入はいろんな要素がからんでくるので、いきなり収入を上げるのは難しいです。働いてちゃんと給料の上がる会社なんて今時少ないですからね・・・。

だからこそ、支出に目を向けて整理をする。そうすれば多少収入は少なくても、なんとかなるのではないでしょうか。

お金を得ても失うものがある

仕事が忙しく、昔の友人と疎遠に

お金を稼ぐために時間のすべてを費やしてしまい、本当の人間関係を築く時間がなくなってしまうのは本当に怖いものだよ。

プア充ー高収入は、要らないー【電子書籍】[ 島田裕巳 ]

何回か読んでみて、一番印象に残っている言葉です。僕も仕事してた頃はというと、休みが少ない・残業が多いというのもあり学生時代の友人とは疎遠になっていました

りょうた
りょうた

そもそも休みが少ないし、休みの日もことごとく友人と合わなかったですね。

塾講師だとアフターファイブという概念がないので、仕事終わりに飲むなんて習慣もないです。そもそもアフターファイブの時間帯からが授業があったりで、仕事本番ですからね。塾講師を始めてちょっとした頃に上司に、「塾講師やってると孤独になりがちだよ」と言われました。

あまり孤独になりすぎると友達は減るし、結婚もできないんだろうな。

仕事をするのに何かを失うのはおかしい

塾講師やってると孤独になりがちだよ」と言われ、実際そうなったので間違ってはいないのですが、なぜ仕事や給料を得る代わりに、大事な人間関係(+その他)を失わなければいけないのか。

ずっと違和感を持ってました。今になっては、学生時代の友人とも時々会うようになりましたし、イベントなどでいろんな人に出会ったりしています。最近はまたイベントで人とのつながりが増えてきたので、これは良い兆候と思ってます。

仕事以外のことが面倒になった

人によっては上手く仕事とプライベートを充実している人もいるかもしれませんが、両立できない・バランスが取れてない人というのは多いと思います。僕でいうと「とにかく働いて成果を出せば給料が上がる」と信じてた頃は、

りょうた
りょうた

仕事が充実→プライベートも充実する

と考えてました。ただ実際やってみると、これがかなり疲れるのでたまにある休日も休息だけで終わりがちです。これくらい疲れると休みの日って何をするのも面倒になるので、多少は遊びの誘いもありましたが断ってました。

今となっては考えられないですが、仕事以外のことがこんな面倒になっていたのです。結果的には無職の今のほうが、はるかに充実しています(笑)

プア充は少欲知足を推奨している

話の最後の方で、「プア充」を実践するにあたって大事なことが書いてあるので、いくつか抜粋。

・稼げば稼ぐほど、お金への不安や欲望や執着は増す

・収入が増えればその分、支出も増える

・「少欲知足」。限られた資金の中で、自前で楽しむ

・先の事を心配することに意味はない

・周りに迷惑をかけることこそが、社会で生きるということ

プア充ー高収入は、要らないー【電子書籍】[ 島田裕巳 ]

塾講師だった当時は、よほど無駄遣いしなければ月単位では赤字になることはなかったので、気が大きくなっている部分はありました。10万くらいするパソコン買ったり、8万くらいするコート買ったりなど…今では考えられない額を一気に使いました。

りょうた
りょうた

パソコンはブログなどの仕事で使いますし、コートも気にいっているので、結果的には良い買い物でした

今は節約をかなり意識しているので、お金を使うべきところ、使うべきでないところをきっちり区別できています。

プア充がオススメ・読んでほしい人

  • 「お金持ち=幸せ」ということに疑問を感じている人
  • 年収が低くて不安な人
  • ガツガツ働くことに違和感や疲労感がある

こういう人にはぜひプア充を読んでほしい。ただ働いて金持ちになることだけが、幸せということではないのがわかります。

プア充が合わない人

逆に言うと、

  • とにかく金持ちになりたい!低年収なんて嫌だ
  • 長時間労働もいとわない

というタイプの人はプア充には向かないかもしれません。

仕事以外に大切なこと。ただ稼げば幸せ…ではない

プア充という考え
  • 年収300万年でも精神的に充実した生活を送れる
  • 収入を増やすのは難しいが、支出を減らすのはすぐにでもできる
  • 仕事に没頭しすぎると孤独になる
  • そして仕事以外のこと(プライベート)が面倒になってしまう

そんなこともあって別に働くことが嫌というわけではありませんが、仕事にすべてをささげるというスタンスは疑問に思います。もちろん人によって違ってくるでしょうから、本気で「仕事一本!」という方はそれでもいいでしょう。

ただ、合う合わないはあるので、けっして誰かに強制するべきではないもの。

この消耗しやすい世の中。自分の生き方や生活に少しでも違和感を感じたら、ぜひ一度立ち止まってじっくり考えてみてください。

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