元ブラック企業社員のりょうたです。
今回の記事では僕がブラック企業である塾にいて消耗していたときに心の支えになったり、辞めたあとにブラック企業の対策として良いなと思った本を紹介しています。
これまでブログで紹介したものを掲載していますが、ビジネススキルや転職活動のコツというよりも考えかたについて影響を受けたものです。
ブラック企業で消耗するといわゆる「内省」する時間がとれなくなるので、読書をつうじて内省するのは良いですし、僕もやって良かったと思います。
目次
プア充。年収300万円で良い
サブタイトルで「年収300万円」とありますが、リア充ならぬプア充。
『稼ぐ=幸せ』の世間一般の構図に、一石を投じています。
もちろんお金を稼ぐことで生活が豊かになることもありますし、僕もフリーランスとして活動していて会社員のときより収入は落ちているので、もう少し収入を上げたいなとは思っています。
出版されたのが2013年なので、当時と今で事情が変わって年収300万だと現実的に厳しい部分も確かにあるかもしれません。
ただ、思考停止せず頭を使って、使うべきところにお金を投じれば意外とそこまでの高収入はいらないのかなとは感じました。
りょうた
ちょっと今から仕事やめてくる
ブログでは原作の小説(+漫画)と映画でそれぞれ紹介しています。
どちらもブラック企業の闇や自殺が絡んでくるので、どちらかというと暗めな印象。
でも、実際に社会問題になっている話でもあるので、かなりリアリティのある話になっています。
ブラック企業がどのように労働者を追いつめるのか、逆に労働者はどのような気持ちを持って追いつめられていくのか…
特にこの点はよく描かれています。
りょうた
社畜人ヤブー。社畜の日常をコミカルに描いた
いわゆる「社畜」の日常を描いた漫画。
「ちょっと今から仕事やめてくる」とは違ってシリアスというよりはコミカルな雰囲気が強いですが、時々仕事の流儀(コツ)なども触れているので、意外と勉強になります。
紹介しているのは1作目ですが、この記事の執筆時点で3作目までは出ています。
自殺とかが絡まない点ではブラック企業の色が薄いかもしれませんが、ちょっと会社で理不尽な目に遭ったときの対処法などは参考になりそうです。
りょうた
死ぬくらいなら会社辞めればができない理由
漫画(汐街コナ)と精神科医(ゆうきゆう)の見解をもとに、様々なブラック企業での実例やメンタルケアの対処法などについて描かれています。
ブラック企業でメンタルを消耗している人の様子もリアルに描かれています。
実はこの本を読み始めたのが、2019年になってからと既に会社を辞めたあとでした。
特に精神的にきつかったときは、こういう本もほしかったなと思います。
りょうた
アソビくるう人生を君に。人生に迷いのある人へ
僕がブログを始めるきっかけになったあんちゃさんの書いた本。
今でこそブロガーなどで活躍しているあんちゃさんですが、ブログに対する考えから会社員のときの苦悩が事細かに描かれています。
特に20代、30代の方は、今の会社や今後の人生に迷いも出始めるかもしれません。
そのような方におすすめの本です。
りょうた
本を読んでじっくり内省しよう
- プア充⇒お金に対する意識の見直し
- ちょっと今から仕事やめてくる⇒時には逃げても良い
- 社畜人ヤブー⇒社畜から学ぶ仕事の流儀
- 死ぬくらいなら会社辞めれば良いのにができない理由⇒人は精神的に追いつめられると正常な思考ができなくなる
- アソビくるう人生を君に。⇒自分の人生は自分で決めて良い
それぞれ少しずつ特色は違いますが、ブラック企業もしくはまともな会社にしても立ち回り方や考え方は参考になります。
特にブラック企業で消耗している人は、追いつめられすぎると正常な思考や判断ができなくなるので、本を読んで一度じっくり考える時間をとりましょう。
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