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働くことが怖い状態から立ち直った方法

著者:長池涼太(ブラック企業研究家)

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僕は転職先の農業法人を入社からわずか3週間でクビになりました

2016年の5月のゴールデンウイーク明けに入社し、5月いっぱいでクビになりました。

さらにクビだけならまだしも、クビを宣告されるときに社長に30分ぶっ続けで人格否定の入った説教をされました

頭が錯乱状態になって記憶が飛んでますが、一つだけ覚えています。

おまえは価値のない人間だ!

これ、死ぬまで忘れません。

そんなこともあり、僕は精神的に大きなダメージを負い、働くこと自体が怖くなりました。

それを経て今はフリーランスに転身はして、楽しく仕事をしています。

改めて思い返すと、当時と今でだいぶ心境やメンタルに変化があったなと感じました。

そこで、一個人のやり方ではありますが、僕がどのようにしてクビになったショックから立ち直ったのかをまとめてみました。

働くことが怖いから立ち直るまで

表面上だけの転職活動

冒頭でも触れたように僕は農業をクビになったときに社長からありったけの暴言を浴びせられました。

そのため精神的にものすごくダメージを受けました。

そうは言いつつハローワークで手続きをすませて、転職活動を再開しました。

しかしここから僕は、自分が会社で仕事をしている姿が全く想像できなくなってしまったのです

そのため表面上は指定の日にハローワークに行って職業相談をしたり求人を見たりしていましたが、実際に求人へ応募することは一切ありませんでした

りょうた
りょうた

ハローワークに行かないと失業手当がもらえないため、そのためだけに行ってたという感じでした。

ちなみに、この年の8月にこのブログが開設されたわけですが、今みたく特にブログを通じて収入がそこまである状態でもなかったので(月数百円くらい)、いわゆる「ニート」という状態でした。

塾講師のときに貯めた貯金はありましたが、アルバイトなど特に外に出て働くとかは全くやっていませんでした。

転職活動したところで、またちゃんと就職できるかがすごく不安だったのです。

そのまま自信を取り戻せないまま、2017年を迎えました。

小さく働くことの積み重ね

リバ邸茨城を卒業
リバ邸茨城の送別会

転機となったのが2017年の7月。

当時茨城県の坂東市に「リバ邸茨城」(現:いろり亭)というシェアハウスができました。

そこに僕は住人として住むことになりました。

住むとは言え、実家を出る以上は食費など諸々をすべて自己負担。

もちろん家賃も発生する。

当時は無職だったのですが、坂東市は高齢者が多く当時僕は29歳でしたが若者がかなり少ない地域でした。

そのため、「若い」というだけでそれなりに重宝してくれたようで、若い人ならできるけど高齢者だときついような仕事をいくつかもらうことができました

具体的には、

  • 養鶏場?の解体現場の資材の片付けの手伝い
  • 祭りの屋台の手伝い
  • 保育園の屋根の掃除(保育園の職員が女性しかいなかったため)
  • 歯医者の院内の掃除
  • パソコンが使えない高齢の社長の代わりに、手書きの資料をパソコンのデータ(Word)に変換

などです。

これらをリバ邸茨城のメンバーで「何でも屋」と名乗って仕事をしてました。

りょうた
りょうた

報酬については言い値だったためその時々でバラバラでしたが、いずれも最低時給は上回るくらいはいただけました。

実際、会社をクビになった僕でもこれらはそれなりにできました。

何より良かったのが、仕事を依頼した方と直接やり取りをするわけですが、ちゃんと「お礼」を言ってもらえたということです。

りょうた
りょうた

僕でも人の役に立てることが実感できました。

仕事を通して感謝されることの積み重ねで自信がつく

実は僕、会社員をトータルで5年ほどやりましたが、上司などに褒められたことがほとんどありませんでした

そのため、仕事をして「感謝される」という経験がそもそもなかったもので、仕事をして感謝されることが良い意味でカルチャーショックでした。

この仕事をして「認めてもらえた」というのがすごい嬉しくて、これを何度か各仕事でくり返していく中で、徐々に仕事に対する恐怖心が薄れていきました。

徐々に芽生えてきた自信から、

りょうた
りょうた

「もう一度水戸に戻って、地域の役に立ちたい」

そんな思いも芽生えてきて、2018年の1月に再び水戸に戻りました。

そこから2018年5月に、たまたま学生時代の友人に再会する機会があり、その友人が経営する会社で、1年間運転代行の仕事をしてました。

この頃には働く恐怖心もほとんどなく、楽しんで仕事をしてました。

同時に2018年11月からはオンラインサロン「ブログの学校」の講師、2019年2月からはRPG風コミュニティスペース「本拠地」のスタッフもやるようになり、2019年6月に「ブロガー」をメイン事業として個人事業主になりました。

人間関係によるものが多い

僕がまさにそうでしたが、「働くのが怖い」など仕事についての悩みの多くは人間関係に原因があることが多いです

極端な話、給料や福利厚生などの労働環境が多少悪くても人間関係が良ければそこまでストレスにならない場合もあります。

りょうた
りょうた

塾講師のときの僕がこのパターン。給料が上がらないし、残業なども多かったですが、それでも同僚や上司との関係は良かったからまだやれてました。職場の居心地自体は良かったです。

逆に言えば労働環境などが良くても、人間関係が悪いだけでものすごくストレスになるので、それくらい働くうえで人間関係は大切なのです

自分を責めないこと

そして、一番やってほしくないと思うのが「自分を責めること

まさに農業をクビになったときの僕だったのですが、責めても何も進展しません。

とは言え、当時の心境を振り返るとどうしてもこうなってしまうのもわかりますけどね。

こういうときに有効なのが、

  • 自分のできることに目を向ける
    (苦手なことは無理にやらない)
  • 自分のできることをやって成功体験をコツコツと積み重ねる

といったことです。

実際僕は会社をクビになった翌年にリバ邸茨城での単発の仕事を積み重ねて自信を取り戻すことができました。

少し時間はかかりますが、成功体験の積み重ねは確実に自信をつける良い方法です。

別に仕事じゃなくても大丈夫です。

趣味など日常的なことでもかまわないので、自分にできることを見つけてやってみましょう。

今は働くのが楽しい

立ち直った方法
  • 単発でも良いのでできそうな仕事をこなす
  • やれる仕事を淡々とやり、「できる」ことの積み重ね
  • 仕事をすると感謝される。「感謝」の積み重ね
  • これらがもとになって自信がつく

以上が、僕が会社をクビになってから立ち直るまでの流れです。

今思い返しても会社をクビになったことは非常にショックでしたし、時間が経っても思い出すのもつらい部分はあります。

そんな時は自分のダメなところ、できないところではなく、自分の長所やできることをまず思い浮かべましょう。

そして自分のできることを積み重ねていく

時間はかかりますが、これが働くことの恐怖心を克服するための最善の道だと僕は思ってます。

そしてできることは考えてもなかなか見えてきません。

まずは興味のあることから気軽にやってみましょう(^^)

会社員からフリーランスまで選択肢は様々です。

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