HSPのブロガーのりょうたです。
僕はHSP気質のフリーランスで特にブロガーをメインとして活動しています。
これまでも事務や塾講師など様々な仕事を経験してきましたが、HSP気質で考えると仕事としてのブログ(ブロガー)はかなり相性が良い部類に入ると思っています。
また、ブログはブログそのもので稼ぐことができないとしても様々な方向へ飛躍する可能性もあり、使い方によっては可能性を広げるツールにもなります。
そんなブログ、HSPとの相性を中心にまとめました。
目次
会社で働くのが苦痛という人もいる
すごく多いというわけでもありませんが、ある程度の割合でそもそも会社で働くこと自体がキツイという人もいます。
- そもそも8時間労働が長い
- 休み少ない
- 残業多い
- (知らない)人と仕事するの苦手 など
これ全部僕のことです(笑)
実は大学生の時に就職活動をしていた段階でこれらのことを思っていて会社勤め自体に違和感は感じていました。
とはいえ、僕が就職活動をしていた2009年~2011年はまだ今ほどフリーランスや起業という言葉が一般化しておらず、大学卒業したら就職か進学の実質二択でした。
なのでやむを得ず就職活動をしていた感じでした。
時代的にしょうがなかったとはいえ、当時は自分に嘘をついていたなと感じます。
HSP×ブログは相性が良い
かれこれ4年ブロガーをやっていますが、HSP気質で考えるとかなり相性は良いと思ってます。
場所を問わずできる

ブログはネットを介してやります。
必要なのはパソコンとネット環境(Wi-Fi)くらいなので、逆にこの2つがそろっていればだいたいどこでもブログを書くことはできます。
僕の場合は、家にWi-Fiが通っているので家でブログを書くことも多いですし、本拠地などのコワーキングスペース、時にはカフェで書いていることもあります。
そのほかWi-Fiが通っていれば大丈夫なので、自分に合いそうな場所を選んでそこで仕事ができます。
会社だと外回りもありますが、基本的にはオフィス(職場)での仕事が多いのでそこが合えば良いですが、合わないときはそれだけでも仕事のパフォーマンスが下がってしまいます。
一人でもできる
会社の仕事と違ってブログ運営は一人でやることも可能です。
(というより複数人でやるのは少数派)
はてなブログなどの無料ブログならサクッと作れますし、WordPressは少し労力はかかりますが、ネット上に情報はあるのでそれを見ながらひとりで作ることも可能です。
人に過度に気を遣わずに仕事をしたいときに、ブログはうってつけですね。
特にHSP気質の場合、一人でいる時間を確実に確保して休む時間を取らないと体力を消耗しやすいので「一人」というのはかなりポイントになります。
刺激を最小限に抑えられる
場所を問わないと書きましたが、言い換えれば自分に合った環境で仕事をできるとも言えますね。
例えば会社の場合、
- 怒鳴り声が飛び交う職場
- 蛍光灯、雑談など五感に関する刺激
- そのほか諸々の環境を自分ではコントロールできない
などのデメリットがあります。
自分には合う環境が確保できたり、コントロールできれば会社でも全然問題ないですが、現実問題それができる会社は少ないです。
その点ブログであれば、場所を問わないぶん自分に合う、パフォーマンスを最大限に発揮できる場所を選ぶことができます。
この点はブロガーもそうですし、出勤がないフリーランス全般にとって大きなメリットですね。
仕事としてのブログのデメリット
稼げるまでに時間がかかる
仕事としてのブログ(ブロガー)のデメリットの一つが「すぐに稼げるわけではない」ということ。
稼ぐためのポイントの一つに「良い記事を書く」というのがよく言われますが、特に初心者がいきなりこれをできるわけがありません。
ブロガー歴4年の僕でも神経をつかう問題です。
逆に一度軌道に乗れば小さい額でも安定した収益にはなりますが、すぐにできるわけでもなく、地道な積み重ねが重要です。
特に不安を感じやすいタイプのHSP気質だと、この点は大きなデメリットにもなるかもしれません。
- 「すぐに稼ぎたい」
- 「楽に稼ぎたい」
と思っている人はブログは向きません。
『稼ぐ』だけに重きを置きたいなら動画編集やプログラミングなどの方が良いですね。
そっちはそっちでまた別のむずかしさがありますけどね。
仲間探しに少し苦労

ブログに限りませんが、フリーランスで活動するにあたってはいかに「仕事仲間」がいるかが重要です。
一人でやれることなんてたかがしれますし、モチベーションの維持にとっても非常に重要です。
僕はブログを始めてからオンライン(当時やってたはてなブログやSNS)での付き合いがありましたが、いわゆるオフライン(対面)の付き合いはブロガーとしてはあまりありませんでした。
今でこそ管理人をやっている本拠地を起点に茨城県内のブロガー仲間がいるのでオンライン・オフラインでしっかりつながっていますが、最初の頃は一人でやってたのでモチベーションの維持も大変でしたし、なにより成果が出ませんでした。
特に地方だとブロガーっているようで意外といないので、仲間探しには苦労しました(笑)
オフラインでの付き合いがあればそれが一番いいですが、無理そうならSNSなどオンラインのつながりをしっかり作っておくだけでもだいぶ違います。
ブログから可能性を広げる
ブロガーというと
- グーグルアドセンス
- アフィリエイト
などのようにブログ自体から収益を産む方法が一般的です。
もちろんそれもありますが、僕がブロガーをやってみて思ったのは仮にブログから収益が生まれないとしても様々な可能性があるなと思いました。
最近で言えば僕はHSPを発信するブロガーとして新聞に載りました。
はたまたその前には同じくHSPを発信するブロガーとして、地元のラジオにも出演しました。
新聞については、ありがたいことに瞬間的なアクセスでは毎日新聞のサイト内でも一時的にアクセス数がベスト10に入るくらい反響がありました。
普通にやっていたら新聞に載るなんてこともなかなかないわけで、ブロガーだからこそできたのかなと思います。
ラジオに関しても新聞同様に、茨城県内ではおそらく初めてであろうHSPを取り扱いました。
ラジオのリスナーの方も僕の話でHSPを初めて知った方も多かったらしく、HSPの知名度を上げることについては少し貢献できたかなと思います。
もちろん新聞やラジオに限らず、ブログの発信をもとにオンラインサロンを運営したり、別の事業(コンサルなど)を始めたなんて人もいるので、ブロガーでありながら様々な方向に活動を広げることもできるのです。
また、僕のブログ仲間が実践してますが、ブログで培ったSEOなどのマーケティングの知識を勤めている会社に活かすこともできるので実はブログでやることを他の仕事に応用できたりもします。
ブログを起点にいろんな方向へ行ける
- 会社勤めがそもそも苦痛な場合もあり得る。だからこそ会社以外での働き方が必要な場合も
- 場所を問わない、一人でもできる、刺激を抑えられる点でHSP気質にとってブログはやりやすい
- ある程度稼げるまでに時間がかかるので、HSP気質的に人一倍不安を感じやすい
- ブログで稼げないとしてもブログを起点に別のビジネスをしたり、ブログで培った能力を他の仕事で応用することもできる
始めてからある程度軌道に乗るまで時間がかかるという点は大変ですが、一度要領をつかむと安定しやすいです。
また、ブロガー自体が場所や環境を選ばずに仕事ができる点ではいわゆる仕事環境は自分次第で常に最高を保つことができます。
僕もラジオ出演したり新聞に載ったりで可能性を広げられたと思います。
HSP気質でこれから何しよう?と思ってるあなた。
ブログをやったら、思わぬ発見があるかもしれませんよ。