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音や光など五感に関する刺激に弱い傾向のあるといわれるHSPですが、車の運転はどうでしょうか?
ネットで調べた限りだと、「HSPと車の運転は相性が悪い」というのが多数派で、相性が良いという意見が皆無でした。
ただ僕は8年間車を使った生活をしていますし、個人的には相性が悪いと思ったことがありません。
この辺どうなんだろうなと思い、「HSPと車の運転」をテーマに今回の記事を作りました。
記事を作って思いましたけど、全部が全部HSPのせいでもないし、HSPだから車の運転ができないはさすがに違うなと感じました。
実際HSPの人でも運転しない人はいますが、それは他の要因(鬱など)が関わっているのかなと感じました。
その辺も踏まえて、HSPと車の運転の相性について良い面・悪い面の両方の側面で書いてみました。
地方は特に車が必要
僕は今茨城県の水戸市に住んでいますが、やはり地方だと車はあるに越したことはないなと感じます。
特に田舎の方に行けば電車が通ってなかったり、バスも本数が少なかったりで車がないと移動手段や移動範囲もだいぶ限られてしまいます。
公共交通機関の充実の差がネックだったので、大学生のときに神奈川県に住んでた時は少しUターン就職を迷った時期もありました。
神奈川や東京とかだったら、車持たなくても電車とバスで通勤など移動は事足りますからね。
一番最初に就いた派遣事務は職場が家の近所だったので徒歩で通勤してましたが、その後の塾講師については車を購入することが内定の条件だったので、当時そこまで貯金も貯まっておらず父にもお金を出してもらって車を買いました。

茨城だと、車の免許(自家用車保有)が必須の会社は意外と多いです。
塾についてはそもそも仕事が終わる深夜だと公共交通機関がないのと教室そのものも駅から遠いところもあり車以外に行く手段ないといった理由でした。
転職活動していても、仕事で車を使う場合もありますし、会社の立地的に車が必要ということもあり、多くの求人で車の免許(+マイカー所持)が必須になっていました。
とは言え、水戸など地方都市・県庁所在地クラスの地域だと一通りの公共交通機関はあるので、場合によっては車無しでも生活できないことはないです。
ただしフリーランス、リモートワークなど自由の利く仕事に限られるかもしれませんが。
ちなみに水戸の場合は、
- 常磐線(水戸線)
- 水郡線
- 大洗鹿島線
の3種類の電車が通ってますし、東京などへの高速バスも通っているので意外と交通手段はちゃんとしてたりします。
HSPと車の運転の相性

そんな中でふと思いました。

HSPと車の運転の相性ってどうなんだろう?
僕もHSPでありながら、普段から車の運転はしてます。
特に塾講師をやってた頃は、車の運転をしない日の方が珍しいくらいでした。
なので僕自身はHSPですが、8年ほど車を運手していて車の運転がしづらいと感じたことはありません。
むしろHSPと車の運転は相性が良いくらいに思ってはいましたが、ネット上で調べるとそうでもないという意見が意外と多かったのにビックリしました。
なのでその辺の意見も込みでまとめてみました。
相性が悪い点
- 他の車の動きが気になる
- 車のライトや音が刺激になる
- なんかいろいろ考えてしまう
地域にもよりますがたまにいるのが「運転の荒い車」
以前、運転代行のバイトをやってた時に仕事柄夜に運転する機会が多かったのですが、夜って車通りが少ないのと心理的にもスピードを出しがちだそうで、荒い運転する車が昼間より多いんですよね。
実際に煽られたこともありました。
このように他の車の動きが特に気になってしまう・・・というのはHSPならではでしょう。
また、水戸近辺はたまに見かけますが暴走族は煽ってくるとかはないのですが、かなりの爆音をかき鳴らしながら走っているので、特に音に敏感・過敏な方にとっては怖いですね。
相性が良い点
- 一人でのドライブは至高の時(一人の時間が好きな人向け)
- 音楽好きな人は自分の好きな音楽をひたすら聴ける
- いろいろ考える→危機管理能力が優れている
これまでの記事でも触れていますが、僕は1人の時間をより取りたいタイプです。
車を運転する時はだいたい一人でいるので、この点で言うと運転は非常に気楽です。
あとはだいたい好きな音楽を車内でかけていることが多いので、その点も良いですね。

自分の好きな曲を聴きながら、一人でドライブするのは至福の時だったりします。

僕の場合は車が古い(初年度登録2002年)のもありCDとiPodくらいしか使えません。
ただ新しいものであればスマホやBluetoothも使えて、より多様な手段で音楽を聞けたりするでしょう。
また、さきほど「いろいろ考えてしまう」と触れましたが、言い換えればそれだけ運転において危ないこと(飛び出してくる歩行者など)を想定する能力は優れているとも言えます。
僕の場合は8年運転しているのもあって、他の車や歩行者のちょっとした動きで

「この車は運転雑そうだなー」
とか

「ここは歩行者飛び出さないかな?」
とかが感覚ではありますが分かってきました。
車の運転については、雑な運転している車は道を譲るようにしてます。
この辺は塾講師時代に1か月で1500~2000㎞は運転してたくらいなので、それだけの距離を運転すれば身につくかなと。
いろいろ考えてしまうということについては、良い方向にも悪い方向にも作用しそうですね。
そして何より、僕は2019年の免許更新時から『ゴールド免許』を所持してます。
ゴールド免許を取得するには、3つの条件があります。1つ目の条件が、「基準日前5年間が無事故・無違反である」ことです。ここで言う「基準日」とは、免許の更新年の誕生日から40日前を指します。つまり、免許更新年の誕生日の41日前から遡って5年間無事故・無違反であれば条件をクリアできるということです。
ちなみに、ゴールド免許の判定に影響する「事故」とは、人身事故に限定されます。人的被害のない物損事故の場合は、違反点数がないことから判定には影響しません。
2つ目の条件が、「重大違反教唆幇助・道路外致死傷をしたことがない」というものです。他人に重大な交通違反をそそのかしたり、公道以外で人身事故を起こしたりした場合、たとえ道路交通法上は無違反であっても、ゴールド免許を取得することはできません。
3つ目の条件は「継続して免許を受けている期間が5年以上あること」です。この条件から外れるのは、運転免許証を取得したばかりの人でしょう。
ゴールド免許の条件(違反点数)やゴールド免許割引などの特典
細かい条件もありますが、簡単に言えば『5年間無事故・無違反』をキープしてればOKです。
実はゴールド免許を取得することで、
- 自動車保険が大幅に安くなったり(半額以下になる場合も)
- 『SDカード』を発行することで飲食店など一部のお店で割引が受けられる
などのメリットがあります。

そもそも運転免許証が身分証明書としては一番手っ取り早いですけどね。
自分でコントロールできないリスク
それで先日、HSPと車の運転についてHSPの友人(車の運転はしない)と話してました。
その友人曰く、
自分が交通ルールを守っても、高齢者とかが突如車の前に飛び出して引いてしまったら、自分が罪に問われる可能性がある。
常に加害者になる可能性を自分でコントロールできないのが嫌だし、そんなリスクを犯せない。
とのことでした。
これはその通りで、歩行者がぶっ飛んだことをしても轢いてケガをさせてしまえば罪に問われるのはほとんどの場合はドライバー側です。
友人の場合、刺激がどうこうよりもいわゆる「リスク」という点を強調していて、特にIQの高い人ほどこの考えは持っているとか。
僕はこのリスクは承知の上で車を運転していますが、やはり怖いのはこれですね。
ちなみに僕は、昔一度だけ事故ったことがあり前方の渋滞にブレーキが間に合わずぶつかってしまいました。
この時はすぐに相手の状況を確認した後、110番通報して警察に来てもらって、同時に保険会社にも電話をしたという感じでした。
(会員であれば場合によってはJAFを呼びましょう)

幸い、お互い怪我がなかったのと相手も割と淡々としてたので1時間くらいで解散しました。
その後、ディーラーに持って行って修理。
後日保険会社から連絡があって相手方も示談で良いとのことだったので、特にどこかに出向くこともなく穏便に終りました。
その代わり翌年の自動車の保険料が上がりました(´;ω;`)
とにかく万が一事故を起こしても逃げちゃダメ。
ちゃんと警察や保険会社などに連絡しましょう。
逃げたりしようものなら、警察沙汰ですからね。
HSPだから運転の相性が悪いではない
HSPと運転の相性が良い理由
- 1人でのドライブは気楽
- 好きな音楽が聴ける
- いろいろ考えてしまう→危機管理能力に優れている
HSPと運転の相性が悪い理由
- 他の車の動きが気になる
- 車のライト、音が気になる
- いろいろ考えてしまう
結局はHSPだから必ずしも運転がダメというわけでもありません。
もちろん、光や音などの五感の刺激が多少悪い方向に作用することはありますが、HSP特有の危機管理能力は良い方向に作用します。
どうしても車の運転が嫌なら東京とかに住むのが一番確実ですが、東京は東京で人や刺激が異常に多いので、結局はどっちもどっちですね。
僕はこの辺を考えて、都会で刺激に晒されるくらいなら地方で車運転してる方がはるかに楽と思ってます。

HSPを知らなかった大学生の段階でも、人や刺激に晒されるのが辛いというのは感覚としてはありました。
なので僕はあえて、地元にとどまって今はフリーランスとして活動しています。
HSPだからといって必ずしも車が運転できないわけではありません。
現に僕は8年運転してますから。
自分のライフスタイルや持病がないか、このあたりを照らし合わせてみるといいでしょう。
