こんにちは、りょうた@nr880622です。
今回の記事のテーマは「HSPと車の運転」について。
音や光など五感に関する刺激に弱い傾向のあるHSPですが、車の運転はどうでしょうか?
ネットで調べた限りだと、「HSPと車の運転は相性が悪い」というのが多数派で、相性が良いという意見が皆無でした。
ただ僕はHSPでありながら、8年間車を使った生活をしていますし、個人的には相性が悪いと思った事がありません。
ここの所はどうなんだろうなと思い、今回の記事を作りました。
記事を作って思いましたけど、全部が全部HSPのせいでもないし、HSPだから車の運転ができないはさすがに違うなと感じました。
実際HSPの人でも運転しない人はいますが、それは他の要因(鬱など)が関わっているのかなと感じました。
その辺も踏まえて、HSPと車の運転の相性について良い面・悪い面の両方の側面で書いてみました。
地方は特に車が必要
僕は今茨城県の水戸市に住んでいますが、やはり地方だと車はあるに越したことはないなと感じます。
特に田舎の方に行けば電車が通ってなかったり、バスも本数が少なかったりで車がないと移動手段や移動範囲もだいぶ限られてしまいます。
そこがネックだったので、大学生の時に神奈川県に住んでた時は少しUターン就職を迷った時期もありました。
一番最初に就いた派遣事務は職場が家の近所だったので徒歩で通勤してましたが、その後の塾講師については車を購入することが内定の条件だったので、当時そこまで貯金も貯まっておらず父にもお金を出してもらって車を買いました。
塾についてはそもそも時間帯的に深夜だと公共交通機関がないのと教室そのものも駅から遠い所もあり車以外に行く手段ないといった理由でした。
転職活動していても、仕事で車を使う場合もありますし、会社の立地的に車が必要ということもあり、多くの求人で車の免許(+マイカー所持)が必須になっていました。
とは言え、水戸など地方都市・県庁所在地クラスの地域だと一通りの公共交通機関はあるので、場合によっては車無しでも生活できないことはないです。
ただしフリーランス、リモートワークなど自由の利く仕事に限られるかもしれませんが。
ちなみに水戸の場合は、
- 常磐線(水戸線)
- 水郡線
- 大洗鹿島線
の3種類の電車が通ってますし、東京などへの高速バスも通っているので意外と交通手段はちゃんとしてたりします。
HSPと車の運転の相性
そんな中でふと思いました。
りょうた
僕自身もHSPでありながら、普段から車の運転はしてます。
特に塾講師をやってた頃は、車の運転をしない日の方が珍しいくらいでした。
なので僕自身はHSPですが、8年ほど車を運手していて車の運転がしづらいと感じたことはありません。
むしろHSPと車の運転は相性が良いくらいに思ってはいましたが、ネット上で調べるとそうでもないという意見が意外と多かったのにビックリしました。
なのでその辺の意見も込みでまとめてみました。
相性が悪い理由
- 他の車の動きが気になる
- 車のライトや音が刺激になる
- なんかいろいろ考えてしまう
地域にもよりますがたまにいるのが「運転の荒い車」
以前、運転代行のバイトをやってた時に仕事柄夜に運転する機会が多かったのですが、夜って車通りが少ないのと心理的にもスピードを出しがちだそうで、荒い運転する車が昼間より多いんですよね。
実際に煽られたこともありました。
さすがにこういうのは怖いです。
と言った感じで、他の車の動きが特に気になってしまう・・・というのはHSPならではでしょう。
また、水戸近辺はたまに見かけますが暴走族。
別に煽ってくるとか直接何かしてくるわけではないのですが、かなりの爆音をかき鳴らしながら走っているので、特に音に敏感・過敏な方にとっては怖いですね。
また僕はあまり経験ないのですが、運転中に余計なことをいろいろ考えてしまうこともあるようです。
運転から注意がそれれば事故にもつながりますからね。
良い理由
- 一人でのドライブは至高の時(一人の時間が好きな人向け)
- 音楽好きな人は自分の好きな音楽をひたすら聴ける
- いろいろ考える→危機管理能力が優れている
これまでの記事でも触れていますが、僕はいわゆる「人疲れ」を起こしやすい体質です。
そのため定期的に一人の時間を取らないとけっこうきつい・・・。
ただ、車を運転する時はだいたい一人でいるので、この点で言うと運転は非常に気楽です。
あとはだいたい好きな音楽を車内でかけていることが多いので、その点も良いですね。

僕が普段聞く曲のリスト(一部)
自分の好きな曲を聴きながら、一人でドライブするのは至福の時だったりします。
僕の場合は車が古い(初年度登録2002年)のもありCDとiPodくらいしか使えません。
ただ新しいものであればスマホやBluetoothも使えて、より多様な手段で音楽を聞けたりするでしょう。
また、さきほど「いろいろ考えてしまう」と触れましたが、言い換えればそれだけ運転において危ない事(飛び出してくる歩行者など)を想定する能力は割と優れているとも言えます。
僕の場合は8年運転しているのもあって、他の車や歩行者のちょっとした動きで
「この車は運転雑そうだなー」
とか
「ここは歩行者飛び出さないかな?」
とかが感覚ではありますが分かってきました。
車の運転に関しては、雑な運転している車は道を譲るようにしてます。
この辺は塾講師時代に1か月で1500~2000㎞は運転してたくらいなので、それだけの距離を運転すれば身につくかなと。
いろいろ考えてしまうということについては、良い方向にも悪い方向にも作用しそうですね。
自分でコントロールできないリスク
それで先日、HSPと車の運転についてHSPの友人(車の運転はしない)と話してました。
その友人曰く、
自分が交通ルールを守っても、高齢者とかが突如車の前に飛び出して引いてしまったら、自分が罪に問われる可能性がある。
常に加害者になる可能性を自分でコントロールできないのが嫌だし、そんなリスクを犯せない。
とのことでした。
これはその通りで、歩行者がぶっ飛んだことをしても轢いてケガをさせてしまえば罪に問われるのはほとんどの場合はドライバー側です。
友人の場合、刺激がどうこうよりもいわゆる「リスク」という点を強調していて、特にIQの高い人ほどこの考えは持っているとか。
僕はこのリスクは承知の上で車を運転していますが、やはり怖いのはこれですね。
ちなみに僕は、昔一度だけ事故ったことがありました。
前方の渋滞にブレーキが間に合わずぶつかってしまいました。
(だいぶ減速してたので大きな破損はなかった)
この時はすぐに相手の状況を確認した後、110番通報して警察に来てもらって、同時に保険会社にも電話をしたという感じでした。
(車の損傷が激しい場合はJAFを呼びましょう)
▼JAFの入会はコチラ
とにかく万が一事故を起こしても逃げちゃダメ。
ちゃんと警察や保険会社などに連絡しましょう。
逃げたりしようものなら、警察沙汰ですからね。
HSPと運転の相性はどっちともとれる
- 他の車の動きが気になる
- 車のライト、音が気になる
- いろいろ考えてしまう
- 一人でのドライブは気楽
- 好きな音楽が聴ける
- いろいろ考えてしまう→危機管理能力に優れている
結局はHSPだから必ずしも運転がダメというわけでもありません。
もちろん、光や音などの五感の刺激が多少悪い方向に作用することはありますが、HSP特有の危機管理能力は良い方向に作用します。
どうしても車の運転が嫌なら東京とかに住むのが一番確実ですが、東京は東京で人や刺激が異常に多いので、結局はどっちもどっちですね。
僕はこの辺を天秤にかけて、都会で刺激に晒されるくらいなら地方で車運転してる方がはるかに楽と思ってます。
なので僕はあえて、地元にとどまって今はフリーランスとして活動しています。
都会から田舎まで一通り生活した経験を踏まえて。
(個人的には都会とHSPは相性悪いと思ってる)
HSPだからといって必ずしも車が運転できないわけではありません。
現に僕は8年運転してますから。
自分のライフスタイルや持病がないか、このあたりを照らし合わせてみるといいでしょう。