HSPのりょうたです。
僕は今32歳ですが、僕と同年代の大半の方は会社員として働いていると思います。
そんな中、僕は会社には属さず『フリーランス』として活動しています。
どっちが良い悪いという問題ではなく、人によって合う生き方って様々だなと改めて実感しています。
加えて5人に1人といわれている『HSP』でもあることも大きな特徴だなと感じてます。
我ながら人とはだいぶ違った生き方をしていると思ってます。
今回は、僕がブラック企業での経験やHSPを通じてどんな生き方や考えを持っているかまとめました。
会社での暗い日々
ひたすら疲れる

僕は会社員をトータルで5年くらいやってました。
そのなかで転職も経験しています。
ただし、いずれの会社もブラック企業でした。
特に長時間労働やパワハラにはかなり苦しめられました。
認められない日々
ブログの新記事を書いている
— りょうた@ムリなくできることを一歩ずつ (@nr880622) July 4, 2020
会社員時代もその中で振り返っているのだけど、トータル5年間会社員やってきて、仕事で褒められた経験がほとんどない
フリーランスになってからは、ちょっとしたことでも褒められたりで人並みには褒められている
『認められる』というのを一番欲してたのかもね
フリーランスになった今と会社員のときで違うことはたくさんありますが、特に感じるのが「褒められる(認められる)」ことの多さ。
今はブロガーやライター、本拠地の管理人が主な活動ですが、書いた記事を褒められたり、本拠地内でのちょっとした業務とかで褒められることがあります。
一方で5年間の会社員の生活の中では、褒められた経験がほとんどありません。
けなされた記憶しかありません。
特に農業に転職したときは、「おまえは価値のない人間だ」といわれて入社3週間でクビになったくらいですからね。
これが今のところ人生で一番ツラかった…。
2年のニート期間を経て復活

農業をクビになってから約2年間、僕はいわゆるニートでした。
クビになったことで完全に自信を無くし、働く気力を失いました。
お金こそ塾講師時代の貯金でしのいでいましたが、この2年間収入はほぼゼロでした。
その2年の間に、シェアハウスに半年間住んだり、友人のつてで運転代行のバイトをやりました。
その中でそれまでの会社員時代に経験できなかった『認められる経験』(褒められる・感謝される経験)を積み重ねることで、徐々に自信を取り戻していきました。
正社員ではないにしても、ある程度働けるくらいの精神状態にまでは回復することができました。
HSPを知ってから
自分の生き方を見直すようになった
そんな中で2018年の9月に『HSP』を知りました。
人によってはすぐに受け入れられなかったという話も聞きましたが、僕は拒否反応などはまったくなくすんなり受け入れられました。
そもそも病気でないので、受け入れるも受け入れないもないですが。
HSPを知った段階で、当時はHSPに関する本を何冊か買いました。
いずれも学術的にというよりは日常にスポットを当てていたり、イラストも多用していたのもあり、HSPの理解もすんなりできました。
読めば読むほど『自分のことだ!』と感じ、思い当たることも多々ありました。
- 1度に複数の業務を信仰できず仕事が遅いと怒られる(マルチタスクが苦手)
- 怒っている人やトラブルを見ると落ち込む
あたりは特に思い当たりました。
まずは本を通じて、改めて自分を客観視できました。
HSP的な考えがマッチした
僕の場合は、特に『音』と『人疲れ』がポイントでした。
そのため、シンプルですが
- 極力騒がしい場所は避ける
- 1人の時間を人一倍確保する
といったことを心がけました。
元々騒がしいに場所に好き好んでいく性格でもなかったですが、HSPを知ってからより意識するようになりました。
仕事の場合は良いとして、そうでない場合は極力避けるか必要なところだけ行くようにしました。
人疲れについては、対処は単純で一人の時間を増やしました。
この点は普通の会社員だと難しかったので、今のようなフリーランスの状態だとやりやすいのが良かったです。
人がいるとどうしても神経をつかって疲れやすいので、音と同じように必要なときに必要な人とだけ接するなど、必要に応じて会う人を調整しました。
そして音の刺激を避ける、1人の時間をちゃんと確保するなどの心がけが僕にはマッチしていたようで、体調崩すことが減ったり単純に疲れることも少なくなりました。
シンプルに、以前より心地よく生活できるようになったということですね。
HSPを通じて、自分が楽に感じる生き方に徹するようになりました。
生き方は答えがない。だからこそ大事
今の僕はフリーランスをやっていて、ブロガー、ライター、コミュニティスペース本拠地の管理人などをやっていますが、フリーランスは僕にとって天職だと思っています。
ただし、僕の働き方が万人向けではないのも事実です。
僕の場合、
- そこまでお金がかかる趣味などがない
- そもそも家にいることが多いし、外出を抑えてもそこまで問題ない
- 実家暮らしで生活費も最低限で済む
- ↑かつ親との関係も良好(というか悪くはない)
といったあたりがフリーランスとしてやれているポイントかと思ってます。
特に丸2年ニートだった僕に文句の一つも言わず、変わらず接してくれた親には頭が上がりません。
実はフリーランスになった(開業届を出した)のも、親には事後報告でしたがそれも「おぅ、頑張れや」ぐらいしか言われなかったので、良い距離感だと思ってます。
会社を辞めるとなったときも、反対意見はなかったですからね。
とはいえ、親との関係が良くないなんて方もいるでしょう。
そういう方は僕とは違うやり方でないと厳しいです。
そんな風に、合っている生き方はみんな違ってきます。
僕の生き方も参考になればうれしいですが、あなたなりの生き方を探してみましょう。