【元塾講師が解説】高校受験に向けて合う塾の選び方

塾の選び方

保護者

子どもを通わせる塾なんてどこも同じ

 

あなたは、そう思っていませんか?

塾の授業形態や授業のレベル、雰囲気などによって全然違ってきます。

その中からお子さんに合う塾を選ぶことが重要なのです。

塾講師を経験

僕は茨城県で4年間塾講師として働いていた経験があります。

おもに中学生の数学と理科を教えていましたが、高校受験をひかえている中学3年生も担当したり水戸一高や日立一高などの県内のトップ校の進学校にも生徒を送りだしていました。

 

茨城県内の様々な教室もわたり歩いたり、いろんな地域の子どもや保護者の方々と接してきました。

 

塾はそれぞれ違う

塾と言っても全国に展開をしている大手から、1教室のみの小規模な形式まで様々です。

 

ただし塾の中身はそれぞれによって異なり、

  • 大きく集団授業と個別指導に分かれる
  • 対象となる生徒の成績のレベル
  • 厳しいか穏やかなど講師陣や塾全体の雰囲気

などは塾によって大きく変わってくるのです。

 

そのためお子さんによって合う塾や合わない塾といったことも出てきますし、もし合わない塾に行って成績も上がらなかったとなると、時間とお金をムダにしたことになってしまいます。

塾講師をしていた僕は、実際にこのような子を何人か見てきました。

 

そうならないためには、しっかりとお子さんに合わせた塾を選ぶことが大事なんです。

りょうた

僕の勤務していた塾は、他の塾から移ってきた子も多かったですが、カリキュラムや生徒や授業に対するスタンスなど話を聞けば聞くほど、塾によって違うんだなと実感しました。

 

塾に通い始めるタイミング

中2の秋から中3夏が特に多い

特にいつ通い始めた方が良い時期はないですが、中2の後半になると『入試まであと1年』という意識が芽生えてきますし、塾に通いだすお子さんが徐々にでてきます。

また中学3年生の夏になってくると、ほとんどの子がこの時期に部活を引退しますし、受験勉強に本腰をいれることを目的に塾に通いだす生徒が爆発的に増えます。

 

早い子では中学1年生の頃から通ってたりしますが、小学校高学年から勉強習慣をつけるといった意味で、通っているケースも多いです。

MEMO
中学受験をする場合はさらに早くなり、小学校中学年や早ければ低学年で塾に通いだす子もいます。高レベルな中学校だと小5で通い出しても遅い部類に入ることも少なくありません。

 

学校の成績が上がらない、もしくは下がり気味

成績のグラフ

塾はやはり、成績で悩んでいる子どもがくることが多いです。

 

保護者A

中1の時は良い成績だったのに、中2になってから勉強が難しくなったのか成績が下がってしまって…
勉強習慣はついてるけど、なぜか成績が上がらなくて…

保護者B

というパターンが多いです。

 

もしくは「そもそも勉強する習慣がないので、それを塾で身につけさせてほしい」と親御さんから頼まれることもありました。

いずれにしても成績の上昇や勉強習慣が身につくことを望んでいる保護者が多かったです

 

塾を選ぶポイント

集団授業か個別指導か

塾の形についてですが、大きくわけて学校と同じような集団形式の授業か、個別の指導かにわけられます。

MEMO
個別指導については、マンツーマンで行うパターンと子ども2人に対して講師1人のパターンがあります。

 

お子さんの成績や性格、部活との兼ね合いなどによって、

  • レベルの高い環境で切磋琢磨したい⇒集団授業(成績ごとのクラスわけがある)
  • 成績が平均前後⇒どちらでも可(ただし基本的に集団が多い傾向)
  • 部活などで忙しく両立が難しい⇒個別指導(時間の融通が利く)
  • 勉強が本当に苦手でつきっきりで見てほしい⇒個別指導(細かいカリキュラムも一人一人考えてくれる)

上記のような要素が絡んできます。

僕の経験から集団授業と個別指導を選択する子には、このような傾向があります。

注意
一部の塾では集団授業と個別指導のどちらかしか扱っていない場合もあるので、注意が必要です。

 

特に成績が下位の子だと、中学に入っても小学校レベルの勉強が難しいといったこともありました。

集団の場合には、一人だけ成績が悪いとなると、授業内容を理解するのが困難ですし、講師の立場としてもその子に合わせるには限界があります。

そういうケースでは、柔軟に対応できる個別指導が良いですね

 

逆に成績が上位になってくると授業の内容もそうですが、周りの子どもとの競争も重要になってきます。

個別指導の場合、授業は一人で受けるためまわりの子どもと競争という空気感は集団での授業と比べるとどうしても弱いです。

 

その点、集団の授業でさらに成績が上位のクラスだと、「近いレベルの子と切磋琢磨する空気感も強くなります。

集団授業には、このようなメリットがあるのです。

りょうた

どちらが向いているかわからない場合は、塾の体験授業や面談でも相談に乗ってくれるので塾に相談するのも良いです。

 

部活動との兼ね合い

サッカーをする子供

塾に通うときの悩みのタネの一つが『部活動と両立できるか?』

親御さんとしては、お子さんが部活動と勉強を両立できるか不安になりますよね?

 

部活動の活動時間について、文部科学省がデータを公開しています↓

○ 中学校の1週間の活動時間は、平日で2時間程度、休日で3時間前後。
○ 1週間に休養日を設けていない中学校の割合は22.4%。また、1ヶ月間に土日に休
養日を設けていない中学校の割合は42.6%。

運動部活動の現状について 文部科学省

 

部活動の平均の活動時間は2,3時間となっていますが、これが練習試合や大会ともなれば一日がかりなので倍以上の時間になることもあります。

また休養日を設けていない、つまり毎日部活動を行う中学校が22.4%、1か月間土日に部活動の休養日がない中学校は42.6%と半分近くにもおよびます。

学校にもよりますが、部活動が盛んな中学校はかなりの時間を部活動に費やしているのが現状です。

 

特に中学3年生の春から夏にかけての運動部は練習試合や大会が続く関係でかなり忙しくなり、授業も休みがちになる生徒が多くなることもありました

もちろんそのような生徒にたいして、塾に来たときには可能な限りのフォローはしますが講師としてもある意味一番神経をつかう時期でもありました。

 

ちなみに運動部ではありませんが吹奏楽部も県大会の常連といった強豪レベルになると、運動部なみに忙しいことも多いです

特にコンクール前はかなり忙しく、塾になかなかこれない子もいました。

 

このような状況では、塾と部活を両立させるのは難しいのも当たり前ですよね。

 

この点、個別指導の場合は授業時間の融通がききやすいです

そのため、部活で時間の融通がきいてほしい場合は個別指導だと影響も少なくてすみます。

集団授業の場合、1人の子のために授業時間をズラすことはできませんからね。

 

ちなみに僕が勤務していた塾で多かったパターンは、部活をやっている間は個別指導で臨機応変に対応して、部活を引退してから集団授業のクラスに移行するというパターンでした。

 

自分の成績と合うかどうか

特に集団授業の場合、塾やクラスによって成績上位者向けか中レベル向けか下位レベル向けかは様々です。

 

例えば上位者向けであれば基本はさらっと流して応用問題や入試レベルの問題をメインに扱います。

一方で下位クラスであれば、数学の計算問題や理科社会の用語の暗記を徹底させるなどメインでやることは大きく変わってきます。

 

これもクラスのレベルと子ども自身のレベルが合わないと学力が身につきにくいので大事なことです

 

塾のホームページでもある程度確認できますし、実際に塾に申しこみをしたら必ず講師と面談する機会があるのでそこでしっかり確認しましょう。

りょうた

ある程度上位層向けの塾だと、『入塾テスト』というものがあり、その結果が悪ければそもそも入塾できないという場合もあります。僕がいた塾もテストをやりましたが入塾できるかどうかというよりは、現状の学力の把握のために使っていました。

 

塾の雰囲気と合うかどうか

これは保護者や子どもの立場だと少しわかりづらい部分もありますが、それぞれの塾でだいぶ雰囲気が変わってきます

大まかな点だと

  • 古風で厳しい雰囲気の塾
  • 良い具合に生徒と講師の距離が近くフランクな雰囲気

ですが、塾の数だけパターンがあります。

 

あくまでどれが良いか悪いかではなく、通う子に合うかどうかが重要です。

 

例えば厳しい雰囲気が好きな子であればフランクな雰囲気の塾はもの足りなさを感じますし、逆にフランクな雰囲気を好む子にとっては厳しい雰囲気の塾は苦痛になることもあります。

そうなれば塾で学んだことも上手く覚えられず、結果入試にも影響がでることもあります。

 

ただし、塾の細かい雰囲気はホームページなどで知ることは難しいです

この辺は既に塾に通っている友達や保護者から情報を集めたり、塾の口コミサイトも出てきているのでそちらで情報を集めるのがオススメです。

 

大手だから良い!…ではない

塾の中でも全国展開するなどいわゆる『大手』の位置づけの塾も存在します。

その大手の塾から僕が勤めていた塾に変えた子もいましたが、いちがいに「大手の塾だから良い授業をする!」とは言えません

 

実際に通っていた子どもからの評判が悪い大手塾もありましたし、「うちの塾の方がわかりやすい」と言ってもらえたこともあったので、「大手だから良い塾」「小さい塾だから良くない」とは必ずしも言えません。

 

ただし、大きい塾の方が卒業した子どもの数が多いためデータは豊富にそろっていることが多いです

この点は規模の大きい塾が有利ですが、一方で小さい塾だと子どもと講師の距離も近くなるので寄りそってもらいやすいですし講師もフォローしやすいので一長一短ですね。

 

塾を選ぶポイントのまとめ

記事のまとめ
  • 子どもの成績やライフスタイルをもとに集団授業か個別指導かを判断
  • 部活などで忙しい場合は、時間の融通がきく個別指導が有効
  • 授業内容を吸収しやすくするために、成績と塾や授業を選ぶ
  • 塾の雰囲気が合うかも重要
  • 塾の規模で良し悪しは判断できない

以上が塾を選ぶさいのポイントです。

これらをふまえれば、自分に合う塾もだいぶ見つけやすくなります。

 

体験授業で塾との相性を見極めよう

塾の選び方について書きましたが、より踏みこんだところは実際に塾に行ってみないと分かりません。

 

でも塾ってけっこうお金がかかりますし、いきなり入って合わないからすぐ辞めるというのも気が引けますよね。

 

そんなミスマッチを防ぐために多くの塾では、『体験授業』を行っています。

無料もしくは通常よりも安い価格で行っている塾がほとんどですので、気軽に受けることができます。

 

また、すでに塾にいる子と同じ実際の授業を受けることができますので、塾の雰囲気やレベルが自分に合うかの見極めにも体験授業はうってつけです

 

また、体験授業を受けるとなると「どの塾に行こうか?」ともなりますよね?

塾だとホームページやチラシでも情報は手に入りますが、料金体系とか授業のシステムがなんか分かりづらく比較もしづらい…。

もちろん必要な情報は書いてあるのですが、料金体系からカリキュラム、合格実績…と書いていくとかなりゴチャゴチャした印象になってしまいます。

 

今回おすすめしている『タウンライフ塾さがし』では、複数の塾の

  • 各学年の料金
  • 指導形式
  • 各塾の概要

などが一目で分かります。

 

お目当ての塾を見つけることができれば、すぐに申しこみができ、申し込みの後は塾からの連絡を待つのみなので仕事などで忙しい方にはピッタリです

 

「塾に通いたいけど、この塾で良いのかな…?」

お子さんの塾選びに不安であれば、まずは体験授業から始めてみましょう。

 

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