こんにちは、りょうた(@nr880622)です。
これまでメダカやエビを中心に様々な記事を書いてきました。
でもそれだけでなく、一緒に石巻貝、タニシ、シマドジョウも飼っています。
あくまでメダカメインのため、目立たない生物ですがこちらも飼ったら飼ったでかわいかったりするので、今回の記事で紹介します。
目次
石巻貝。水槽のコケ取りと言えばこの貝
コケをよく取ってくれる
以前書いた石巻貝について詳しく書いた記事でも紹介しましたが、水槽にできるコケを取る生物としては最適です。
それでも、ガラスなどについたコケを取る効果はエビなどと比べてもかなり高いのでコケが気になる水槽には導入しておきたい生物です。
ほとんど繁殖はしない
ただ、基本的に水槽内では繁殖はしないので、どうしてもコケを取るための使い捨てみたいにはなってしまいます。
まれに卵を産むこともありますが、その時はガラス面(壁)に米粒のような卵がいっぱいこびりつくので、景観的にはよろしくないです。
タニシ
動く濾過装置
タニシに関しては、石巻貝みたくコケを取る効果はそこまでありません。
(多少の効果はありますけど)
ただタニシには他の生物にはない大きなメリットがあります。
で、他の貝とヒメタニシの違いはいろいろありますが大きなところは植物プランクトンを積極的に口から摂取して除去できる濾過摂食という摂食方法ができるということや、 糞から栄養塩がほとんど溶け出さないということがあります。その為、ヒメタニシは浄化型の貝と呼ばれているほどです。 石巻貝やヤマトヌマエビなどエビ類の目に見えるコケ類の撃退や餌の食べ残しの処理に加えて濾過摂食による水質の浄化・水質の改善の効果が加わるわけです。
ヒメタニシはメダカ水槽に鉄板の掃除屋さん!(^^)!その驚きの能力とは? – メダカの飼育、飼い方を知ろう – 大分めだか日和
濾過摂食という言葉は出てきていますが、要は水中にある藻などの汚れの原因になる物質を食べるということです。
外で飼うのに向いてる
ちなみにうちはタニシは室内、外の両方で飼っていましたが、外で飼った方が元気です。
これは、タニシの食糧になる藻などが日光がより当たる外の方が藻が発生しやすいから。
室内も日光の当たるところに置いていますが、どうしても外よりは日光の当たる時間も短いので、タニシもあまり元気が無かったり死んだりしてしまいました。
なので、タニシを飼う場合は日光がより当たる外の方がオススメです。
僕の場合、貝類は室内では石巻貝、外はタニシと使い分けています。
ただあまり日光当たりすぎても、水温が上がりすぎてしまうので、だいたい半日(午前中)だけ日の当たる場所が良いですね。
タニシに関しては、繁殖は容易で、オスメスが両方いれば割と繁殖します。
ただ石巻貝と違うのは、卵ではなく稚貝が出てくるという点で違います。
また、そこまで大量に繁殖はしません。
シマドジョウ
残った餌の処理
メダカを飼った当初から水槽にいるシマドジョウ。
アクアリウムショップなどで売られていて、だいたい500円前後で売られています。
主な役割はエビとかと同じで、メダカの食べ残した餌の処理。
ドジョウ用の餌も売ってはいますが、現状は特に与えてなくても問題ないです。
ドジョウだけで飼う場合とかは必要でしょうけど。
通常のドジョウだと大きいもので、30㎝くらいになる場合もあります。
シマドジョウであれば最大でも10㎝くらいなので、特にメダカの邪魔になることもありません。
性格も穏やかで他の魚を襲うこともないので、メダカだけでなく金魚などいろんな魚と相性が良いです。
ただし、ドジョウにもいろんな種類がいて、種類によってはメダカなどを襲う事もあります。
ホームセンターやアクアリウム専門の店では、ドジョウだけでも数種類いることがありますがシマドジョウが一番無難なようです。
基本的にメダカより少し大きい(~10㎝くらい)サイズなら、メダカを襲うことはほとんどないです。
そもそもメダカより明らかに大きい生き物は一緒にしない方が良いですけどね。
繁殖は困難
繁殖に関しては、普通に飼ってての繁殖は困難だそうで、僕も4年近くドジョウ買っていますが一切産卵などもしません。
その代わり、うまく飼えば3~4年は生きるそうで、今いるドジョウも4年前に飼い始めたのがそのまま今も生きています。
水温もそれほど気を遣う必要もなく、メダカが問題なければ特に環境に気を遣う必要もないです。
時々砂にもぐる
あとは時々、砂の中に潜ることもあります。
元々砂や泥に潜る習性があるので、飼う場合は底に何かしら底床を敷くと良いでしょう。
写真のような砂が望ましいです。
貝類でもスネールはNG
石巻貝やタニシはコケを取るなどメダカにとっても良い影響を与えます。
ただスネールと呼ばれる貝には要注意!
スネールとはサカマキガイやモノアラガイなど一部の貝の総称ですが、スネールは異常な繁殖力がありあっという間に水槽を埋め尽くすくらい増えます。
少数にとどまれば、石巻貝同様にコケを食べるなどのメリットはありますが、それ以上に繁殖力が異常なので見つけたら駆除することをオススメします。
まとめ。貝やドジョウもメダカと一緒に飼える
そんなことでエビに続き、メダカのお供として貝類・ドジョウを紹介しました。
エビと比べると地味な感じもなくはないですが、いたらいたで、メダカの残りの餌を食べたりと何か役立ちます。
エビはもちろんでしたが、貝類やドジョウもメダカと一緒に飼うことが出来ます。
ぜひお好みの生物を飼ってみましょう。