みなさんは、メダカをどこで購入しますか?
ペットショップ、観賞魚の専門店、ホームセンターあたりが多いかと思います。
最近はAmazonや楽天など、ネットでも購入できますよね。
特にペットショップなどのいわゆる実店舗ですが、実は店にも多少の良し悪しはあったりします。
今回の記事は特に実店舗についてどのような店で購入すればいいか、またお店のどのような所をチェックしていけばいいかをまとめました。
購入してもすぐにメダカが死んでしまう
時々ある事例ですが、せっかくメダカを購入しても数日で死んでしまうなんてこともあります。
もちろん、用意した水槽内の状態の問題もありますが、そもそも買ってきたメダカの状態が悪いという場合もあるのです。
ネットで購入するときは、家に郵送されるまで実物を見れないため細かい状態の確認のしようがありません。
一方でペットショップやホームセンターなど実店舗で購入するときは、生体を見たうえで購入するので、メダカを購入する前にある程度状態を見ることができます。
そしてその生体の状態を左右するのが、お店での水槽内の状態がポイントの一つになってきます。
この状態次第で生体は元気にもなりますし、病気などにもなってしまいます。
お店でチェックするべきポイントがありますので、そこをチェックして元気のいい生体を購入できるようにしておきましょう。
お店のここはチェックしよう
水槽がコケだらけになっていないか
まずぱっと見で目につくのがこの点ですね。
例えばこのような状態ですね。(写真は自室の以前の水槽)
コケが発生する原因の一番は水の汚れです。
基本的には、ろ過装置がちゃんと機能していたり、定期的に水を換えることでコケの発生はだいぶ防ぐことができます。
ちなみにコケを取るという点では『石巻貝』がコケを食べてくれるので特にオススメです。
少なくとも写真のレベルまでの状態になることはなかなかありません。
この当時は今より水換えなど諸々が今よりいい加減でした(笑)
そのためお店の水槽で、これくらいコケがひどい状態の場合は
- ろ過装置の機能が落ちている
- 水が換えられていない
- 水質が悪化している
などの状態が考えられます。
とは言え、お店も相当な数の生体や水槽を取り扱っている場合もあり、そうなると全部に手が回るかと言うとなかなか難しい部分もあります。
コケはあくまで要素の一つとしてこの後紹介するさらに2つの要素も合わせて見てみましょう。
ただし、コケが多いと見た目が悪いので購買意欲が削られそうですね。
メダカが密集しすぎていないか

これくらいゆったりなら大丈夫です
これはメダカに限らずですが、魚同士が密集しすぎている場合も注意です。
一般的にメダカの数の目安は、水1リットルにつき1匹と言われています。
基本的にサイズが大きい魚ほど、それだけたくさんの水が必要になります。
それを超えるようだと、酸欠(酸素不足)やエサが不足する個体が出てきてしまうというリスクがあります。
また泳ぎ方にも制限がかかってしまうので、魚にとってストレスにもなってしまいます。
りょうた
さすがにぱっと見では、魚の数などわからないので判断は難しいです。
魚同士がぶつかりそうになって明らかに泳ぎづらそうな様子であれば、水の量と魚の数が合っていないかもしれません。
ちなみに写真は常陸大宮市にある山方淡水魚館にいるメダカですが、水族館についてはこの辺はしっかりしてるなーという印象です。
そもそも水槽が大きいですけどね。
死んでいる生き物がいないか
死んでいる個体がいる(多い)場合も注意ですね。
生体が死ぬということは、水質など水槽内の環境に問題がある場合が多いです。
(寿命の場合もありますがここでは割愛)
基本的に観賞魚が死んで死体を放置しておくと、あとは腐敗したり水中の微生物によって分解されるだけですが、その間に水質の悪化を招く場合もあるので死体はすぐに取り除くのが望ましいです。
良いメダカは良いお店が作る
- 水槽がコケで汚れすぎていないか
- 水槽の大きさの割に観賞魚の数が多すぎないか
- 水槽内に生体の死体はないか
これらがお店でメダカなどの観賞魚を見るときに注意するポイントですね。
メダカを飼育するときに飼育する僕たちがメダカをかわいがるのは当然ですが、お店側も生き物を扱う身としてはそこは同じだったりします。
メダカなどを実店舗で良い状態で購入したい時は、お店の水槽内の環境を確認すると良いですね。
なにより今回挙げたポイントは、お店だけでなく自分が飼育するときにもいえることなので、実際にメダカなどの観賞魚を飼育することになったときにも気をつけましょう。