こんにちは、りょうた(@nr880622)です。
先日ネットを見ていて、気になるニュースが目に入りました。
ゼリア新薬の22歳男性「ある種異様な」新人研修受け自殺 両親が提訴
以前電通の過労死も問題になりました。
今回は新入社員研修でしたが、正直このニュースを見て「またか・・・」と思いました。
本来、希望に満ち溢れているはずの新入社員がなぜ追い詰められて死ななければいけないのか。
何で辛い目にあわなければいけないんだろう?
今回のゼリア新薬に限ったことではないけど、「何で会社に入って地獄みたいな目に遭わなければいけないの?」と素朴な疑問を持ってます。
もちろん、僕も今までの会社で経験はありますが、仕事をやる上で辛いことや大変なことは付き物です。
それを乗り越えていくことで仕事が上達するというのもあります。
でもこの新人研修に関しては違和感しかありません。
何で追い詰められなければいけないのか?
原告たちの聞き取りに対し、ゼリア新薬の新人研修担当者は、「自分も受講したことがある」として、次のように供述したという。
「軍隊みたいなことをさせる研修だなと感じました」
「いつも大きな声を出す必要があり、機敏な動きを要求され、指導員が優しくない」
「指導員は終始きつい口調」「大きな声で命令口調だということです」
「バカヤローといった発言も多少はあった」
「最終的には感極まって涙を流す受講者も出るような研修」
「研修会場はある種異様な空間でした」
「個人的にはもう受けたくない」
「途中で体調不良者が出ることもあります」ゼリア新薬の22歳男性「ある種異様な」新人研修受け自殺 両親が提訴 (BuzzFeed Japan) – Yahoo!ニュース
ゼリア新薬だけでなく、いろんな企業で似たような新人研修があります。
軍隊ならとにかく一会社がここまで新人を追いつめることをする必要があるのでしょうか?
僕は必要ないと思います。
仕事の本来の姿
去年会社をクビになってから、働くことについてなどいろんなことを考えてきました。
【あなたには価値がない】農業法人のバイトを3週間でクビになった話
また、最近はリバ邸茨城で万事屋でいろんな仕事をこなしています。
今のところ、祭りの屋台の手伝い、施設の解体現場の作業の手伝いをこなしてきました。
僕がこういった仕事をやって良かったのが、
「人の役に立ったことを実感できた」
「楽しかった」
この2つです。
役に立ったのを実感
いずれの仕事も、仕事が終わった時に依頼してくれた方と直接話す機会があったのですが、シンプルに「ありがとう」と言われたのがシンプルに嬉しかったです。
もしくは「次、また仕事頼むかもしれないからよろしく」とか。
たった一言、シンプルな一言ですが心から嬉しかった。
去年農場をクビになった時は散々なことを言われたのでなおさらね。
楽しかった
この辺は仕事内容による所もありますが、僕的にはこの2つの仕事は楽しかったです。
もちろん力仕事があったりなど大変な点もありました。
ただ後から振り返ってみると、楽しかったというイメージの方が強いです。
人の役に立って、楽しい仕事
個人的には結局のところ、この2つを合わせて仕事と言うのは本来、「人の役に立って、楽しいもの」かと思います。
繰り返しになりますが、確かに辛いこともあります。
僕も会社で仕事をしたときに経験済みです。
「甘い」と言われればそれまでですが、それでも今までの経験からこの理想は持っていたいです。
よく研修内で、「大声を出す」なんてくだりがありますが、意味が分かりません。
僕がお客さん側の立場で、それで営業されたり接客されたとしても、ただウザいです。
それよりも紳士的な態度?みたいな方が欲しいです。
もっと優しい世の中になればいいのに
そして、この記事を書きながらこみ上げてきた思いというか願いがあります。
「もっと優しい世の中になればいいな」
ゆとり世代っぽい考えかもしれません。
今回挙げた新人研修が良い例ですが、何でそんなに他人を追い詰めなければいけないのか。
それよりも、一人一人が他人に少しでも優しくなれれば、今回みたいな事件も減るのではないかなと思います。
少なくとも新入社員は年齢的にも、これからに希望を持つような時期。
そんな人たちを潰すような新入社員研修に存在価値なんてあるのでしょうか?
僕はないと思います!