元塾講師のりょうた(@nr880622)です。
あなたはお子さんを学習塾に通うってなったときに、何を基準に決めますか?
僕も塾講師をやって、生徒が新規で入るときには必ず面談をしてました。
いろいろ話を聞くのですが、その時にどうしてうちの塾を選んだかも軽く聞きます。
でいろんな話を聞いて、ほとんどの生徒・親が何を基準に選ぶかというと・・・口コミです。
塾の話はどんどん伝わる
評判をきいて塾を選ぶ
僕の経験上7,8割は塾の評判を聞いてやってきたという感じです。
実は塾が楽しくなると、生徒って意外と学校で塾の話をするようです。
生徒同士や親同士伝わる人はいろいろですが、家や学校で
「塾の○○先生っておもしろいよ!」
「学校より分かりやすいよ」
みたいな感じでけっこう話してるようです。
もちろんこれに行きつくためには、わかりやすく・面白い授業をしっかりしなければいけないので、そう簡単になるものではないですが…。
そして悪いうわさも広まることもあるので、口コミやうわさは良くも悪くも拡散しやすいのです。
友達紹介で図書カード
たいていの塾は友人紹介キャンペーンで、一人塾に紹介・入会するごとに図書カードをあげるみたいなことをやっています。
僕の知っているある生徒は、一度に4,5人紹介したり、また講習ごとに新しい友達を連れてきたりで、トータルで5000円以上の図書カードをもらった強者もいます(笑)
保護者の方がかなり広く顔の利く方だったそうで、その人のおかげでクラスの生徒数が倍増したくらいです(笑)
地域に名が知れ渡った上司
個人的な話ですが、僕が塾講師のときにお世話になっていた上司の話。
この方を見て、口コミってすごいなと実感しました。
僕が4年間塾にいて、1番すごいと思った人
僕が辞める直前まである教室を重点的に任された時期があって、その教室長だった上司の話。
Aさん(A先生)としときましょう。
このA先生の授業はとても面白く、なおかつとても分かりやすく、教科こそ違いましたがこういう授業をしたいと思えました。
人柄も良く僕も慕ってましたし、生徒からも慕われていました。
教室内にいた数十人、すべての生徒がA先生を慕っていたといってもいいでしょう。
塾生でなくても知っている
ある時、飛びこみで知らない生徒がきて、うちの塾に入りたいとやってきました。
ただ驚いたのが開口一番に
「A先生いますか?」
と言ったこと。
うちの塾生でもなく初めてくるのになぜA先生の名前を知っているのだろう・・・?
話を聞くとその生徒は、元々違う塾に通ってたらしいのですが、塾を辞めて別の塾を探していたらしく、その探している中でA先生の評判を聞いたらしくそれでうちにきたとのことでした。
あとで聞いたら、このA先生は近隣の塾や学校にも名前が知れ渡っていたそうで、うちの塾に来てない生徒までもがA先生の名前を知っているとのことでした(笑)
それだけ知られていれば、そりゃ塾内でも教室をトップクラスの生徒数にできるか(;^ω^)
ちなみに合格実績についても、他の教室の先生からは一目置かれていました。
塾を選ぶ基準は数字よりも口コミ・相性
形はどうであれ、やはり塾の評判を聞いてやってくる方は多いですね。
チラシやHPを充実させていても決め手となるのは、口コミ(塾の評判)。
ただある意味ではその塾に合うかというのも重要になってくるので、口コミが広まることはむしろ良いことでしょう。
なのでこれから塾をお考えの方は、友達とかで塾に通ってる方がいれば、いろいろ比較しつつ、ぜひ授業内容や雰囲気などいろいろ話を聞くといいでしょう(^^)
(特に雰囲気は塾や先生との相性もあるので、絶対聞いた方がいい!)
どうも、かがくしです。
デスヨネー。結局塾のブランドというよりは、そこにいる講師の人柄が集客に大きく影響していると思います。勉強を教えるのは個人の人間なのですからね。
なので、東進ハイスクールのような、講師をブランドとして宣伝するのは非常に理に適っていると思いませんか?
難関大学合格数日本一とか東大合格者No.1とかをデカデカとアピールするのは大人の事情を露呈しているようなもので、むしろ生徒からしてみたらプレッシャーで煙たいとすら感じるはずです。本来塾を利用するのは生徒なわけですから、塾の凄さをアピールするのも大事ですけど、塾の先生にフォーカスを当てた集客をするべきだと私は思いますね。
それが正しいことを証明してくれたのが急激に実力を上げた東進ハイスクールなのか
なと。
あ、私はアンチ東進ですけど(笑)あくまで集客の仕方、という意味で東進は優れていると言いたかったのです。
合格者が多くてもそこの授業で生徒の成績が上がるかというのはまた別の問題ですからね。
いかに塾がすごいことをしていても、生徒と直接かかわるのは講師なので、講師が生徒に信頼されればある程度どうにでもなるかなと思います。