メダカ水槽に使う底砂の種類と効果

メダカの底砂

メダカ飼ってます、りょうたです。

 

今回のテーマは「底砂」(そこすな:水槽の底に敷くもの)

メダカにとって地面にあたる部分ですが、今回紹介する中でも砂からソイル、園芸用の土など実に様々な種類があります。

そして種類によって水質や水草への影響も少しずつ異なってくるのです。

この記事でわかること
  1. 水槽に底砂を入れる効果
  2. 底砂の種類
  3. メダカにはどの底砂が合うか

 

底砂について

底砂(底床(ていしょう)とよぶこともある)はメダカや金魚などの観賞魚を飼育するときに水槽の底に敷く地面にあたる部分で、

  1. バクテリアのすみか
  2. 水質やpHの安定
  3. 水草の育成(ソイルなど種類による)
  4. メダカのストレス軽減

底砂の種類にもよりますが、これらの効果があります。

 

底砂はなくてもメダカなどは飼育はできますが、水質の安定やストレス軽減のメリットを考えると、なにかしらの底砂は入れておいたほうが良いですね。

MEMO
底砂なしで飼育することは『ベアタンク飼育』と呼ばれています。水槽の掃除がしやすいというメリットはありますが、水草が植えられないので初心者はなにか底砂は入れたほうが無難ですね。

 

メダカ水槽に使える底砂の種類

砂、砂利

田砂

部屋のメイン水槽は田砂を使っています

大磯砂、川砂、田砂など種類がいっぱいあります。

僕は室内の一番大きい水槽では田砂を使っていますが、野生のメダカがいる環境にかなり近いという点では、メダカにとってストレスは少なくなります。

 

材質が石や岩由来のため、水質はアルカリ性に偏る傾向はあります

(とはいっても少しアルカリ性になるくらい)

メダカならそこまで気にする必要はありませんが、アルカリ性に弱い観賞魚を飼育するときは注意しましょう。

MEMO
2014年から田砂を使っていますが、メダカに特に問題はありません。

 

また、田砂など粒がこまかいものになると、シマドジョウなどが砂をまきあげたり、潜るなどして水草が取れてしまうこともあるのでドジョウがいる場合も注意です。

りょうた

メダカが元々いた環境に近い点では、定番といっても良いかも。困ったら砂や石系の底砂で良いかと。

 

ソイル

ソイル

栄養をふくんだ土を丸く焼き固めたもので黒や茶色など色もバリエーションがあります。

また多孔質(表面に無数の穴がある)なため、そこに水質を浄化してくれるバクテリアが定着、繁殖しやすいようになっています

うちでは室内の小さい水槽と屋外の水槽の底砂はソイルを使っています。

 

ソイル自体に栄養がふくまれているので、その点では水草の育成にも相性が良いです。

水草にも水質浄化の効果はあるので、ソイルと水草を合わせて水槽に入れればメダカにとって良い環境もできやすいですね。

ちなみにふくまれている栄養に限りがある、粒の形が崩れることがあるなどの理由でソイルは基本的に1~2年で交換することが推奨されています

 

麦飯石

石の一種ですが、麦飯石は水の汚れを吸着する効果が非常に高いです

そのため底砂としてはもちろん、少し大きめの石の形で水槽内に置いても、ミネラル分が水中に溶けだして水質の改善に効果を発揮します。

 

ただし、水質改善やミネラル分が溶けだす効果は永遠に続くわけではなく、半年~1年くらいの効果なので、効果を発揮するためには定期的に交換が必要になります

 

サンゴ砂

その名の通り、サンゴがふくまれている底砂

サンゴの死骸を砕いて、底砂向けに加工したものです。

 

大磯砂がアルカリ性に偏るということでしたが、それ以上にサンゴ砂は水質が(弱)アルカリ性に偏りやすいです

メダカに合うかは微妙なところなのであまりオススメはできません。

サンゴ砂を使うとすれば、海水魚を飼育するときですね。

 

荒木田土

水田の土に近いもので、豊富な栄養や肥料をふくんでいます

特にメダカやタニシは元々水田に生息しているのもあり相性がいいです。

 

また栄養・肥料をふくむ点では水草の育ちも良くなります

逆に栄養が多いと藻が発生しやすいので、荒木田土を使うときは藻やコケに注意しましょう。

基本的には屋外の水槽に使われます。

 

赤玉土

主に園芸用として出回っている赤玉土ですが、メダカの飼育に使われることもあります。

MEMO
園芸用なので観葉植物を育てるのに使われることもあります。

ソイルと同じく表面に無数の穴があるので、バクテリアが定着し水質の改善にもつながります

 

特徴としては、水質が弱酸性に偏りやすいということ。

メダカの場合は大きな影響はないですが、気になる場合や水質を中性~弱アルカリ性にしたい場合はカキ殻を使うことで調整できます。

他の底砂と比べて値段が安めなので、手軽に導入できます。

 

ちなみに荒木田土と違って土自体にふくまれている養分は少ないため、ナガバオモダカなど水草を植えたい場合は水草や園芸用の土や肥料を入れるのも手です。

ただし、肥料は少なからずメダカやエビなどの生体にも影響が出ることがあるので、その点は注意しましょう。

 

 

化粧砂

基本的には砂っぽいものが多いですが、色が白など明るい色が多いので化粧砂を入れることで水槽が一気に華やかになります

ただし、他の底砂と違って栄養分をふくんでいませんし、バクテリアが住める穴も空いていません。

 

化粧砂自体に水質の維持や改善の効果はないため、化粧砂を使う場合はろ過装置を入れた方が水の汚れも最低限ですみます。

逆に言えば、サンゴ砂みたくアルカリ性に偏ったり、赤玉土みたく(弱)酸性に偏ることもないので、下手に水質を変えないという点では底砂としては一番無難ともいえます。

 

メダカにはどの底砂が合うか

僕は2013年からメダカを飼育していますが、田砂の水槽とソイルの水槽の2種類があります。

田砂の水槽

田砂の水槽。明るい雰囲気ですね

田砂については、シマドジョウがたまに砂の中にもぐるため気をつけないと植えている水草が抜けてしまうこともあります。

そのため水草には重りをつけることで、抜けづらくしています。

 

ソイルの水槽

色が暗いので引き締まった雰囲気ですね

ソイルについては田砂より粒が大きいからか水草が安定していたり、心なしか水草の成長が早い印象はあります

またソイルは黒いものを使っているので茶色っぽい田砂と比べると引き締まった、スタイリッシュな雰囲気もあります。

綺麗なレイアウトを目指す場合には、ソイルは良いですね。

 

今のところ、田砂とソイルを使っていて大きな問題はないので、初心者や迷っている方はこの2つでも良いかなと思います。

特にソイルは、メダカを飼育している方では使っている人が多いです。

 

ちなみに麦飯石は底砂としては使っていませんが、少し大きめの麦飯石をワンポイントとして置いているときもあります。

麦飯石

大きめの麦飯石

メダカに合う底砂

初心者や底砂に迷ったら田砂(砂利)やソイル。

水質を重視するなら、麦飯石(小さい麦飯石をワンポイントで入れるのも可)。

荒木田土や赤玉土は、メダカ飼育に少し慣れてからで使うとすれば屋外飼育にオススメ。

りょうた

とはいえ、どの底砂でもメダカを飼育している例はあるので、最終的には好みの問題になるかもしれませんね。

 

観賞魚や飼育状況に合わせた底砂を使おう

底砂の表

底砂はただ水槽の底に敷くだけと思いきや種類によってメリットやデメリットが大きく異なってきます。

そのため飼育する観賞魚の種類や飼育の方針によって適切な底砂も違ってきます。

 

メダカなど飼育する魚に合わせてあった底砂を使っていきましょう。