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タニシの飼い方。メダカとも一緒に飼える

タニシの飼い方まとめ

こんにちは、りょうたです。

今までメダカなど、水槽で飼える様々な生き物を紹介してきました。

今回紹介するのは、『タニシ

これまでメダカやメダカと一緒に飼っている生き物を紹介してきましたが、このタニシもメダカと一緒の水槽で飼うことができます。

今回はタニシの種類や飼育の仕方、注意点などをまとめてあります。

タニシの概要・種類

タニシ

タニシ科に属する淡水の巻貝です。

タニシといっても、「マルタニシ」「ヒメタニシ」「ナガタニシ」「オオタニシ」という種類がいます。

店で売っているのは、「ヒメタニシ」が多いです。

次いでマルタニシ

こちらはヒメタニシと比べてだいぶ大きいです。

店で売っているのはこのヒメタニシかマルタニシが多いですね。
(単に『タニシ』と表記して売っている店も多いです)

水温も5℃~35℃と適応範囲が広く、冬の屋外などあまりに寒い場合は底砂にもぐって暖かくなるのを待ちます。

水質としても野生では、元々少し汚れた水に生息することが多いのでよほど汚れた水でなければ生きることができます

日本では全国の水田、用水路、池などの淡水に分布。

ただし、「ナガタニシ」については、琵琶湖にのみ生息の固有種。

また一部の地域では「田んぼのサザエ」「ツブ」とも呼ばれていて食用としている所もあります。

注意
ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)という種類もいますが、ここでいうタニシとは全くの別物です。

ヒメタニシなどはタニシ科ですがジャンボタニシはリンゴガイ科の貝なのです。

ジャンボタニシはピンク色の卵を産んだり、田んぼで農作物を食い荒らすなどの被害もあり非常にやっかいなのです。

もともと南米原産ですが、食用として持ち込まれ逃げ出すなどして野生化したそうです。

参照:ジャンボタニシの被害を防ごう!

タニシのエサとタニシならではの特徴

フォークとスプーン

石巻貝などの他の貝と同じく、水槽内のコケ、藻類、生物の死骸、枯れた水草などを食べます。

そのためタニシ用にエサを与える必要はありません。

さらにタニシで特徴的なのが、濾過摂食(ろかせっしょく)と呼ばれる水中の有機物、植物プランクトンを食べるということ。

これをすることで、水を浄化する効果もあります。

濾過摂食は石巻貝などアクアリウムに出てくる貝のほとんどは持ってないので、実は貴重な性質だったりするのです。
(濾過摂食する他の貝はシジミ、ドブガイなどの二枚貝ですが、長期的に水槽内で飼育するのは難しいです。濾過摂食しかできず、ある程度水がきれいになってしまうと食糧難になってしまうため)

アクアリウムの用語
  • コケ、藻を食べる・・刈り取り食者(グレイザー)
  • 水底の沈殿物(死骸、枯れた水草など)を食べる・・デトリタス食者
  • 水中の有機物を食べる・・濾過摂食

環境の適応も普通に飼っていればさほど気を遣う必要はありません。

メダカなどの観賞魚に合わせて適度に水換え(1,2週間に1回、水槽内の水の3分の1くらいを換える)をすれば、問題ありません。

余裕があれば、水のpHは確認すると良いです。

あまりに酸性に偏ると殻が溶けやすくなり、命に関わることもあります。(他の貝類も同様)

他の生き物との混泳

ところで、たまにネットの情報で、

タニシってメダカをたべますか?

という質問を見かけます。

これについては、

りょうた
りょうた

食べることはある。

ただし生きたメダカでなく死んだ目高を食べるので、少なくともタニシが泳いでいるメダカを襲うことはない。

と言うのが答えです。

そもそもタニシの動きが遅いので、メダカに追いつけません。

これについては他の貝類やエビも同じです。

メダカやミナミヌマエビなど、アクアリウムでよく見られる生物に関して相性は特に問題ないです

僕の水槽でもタニシの他に、

が一緒にいますが、問題なくそれぞれ生きています。

各生物とメダカの相性はコチラ

タニシの繁殖とオスメスの区別

産卵しない

タニシの繁殖で特徴的なのが卵を産まないこと。

実はタニシは「卵胎生」と呼ばれる繁殖の仕方をしていて、稚貝が卵から孵化するのではなくそのまま稚貝の形で母親から出てくるのです。

MEMO
・卵胎生・・卵を胎内で孵化させ、子を産む繁殖

・卵生・・魚類やは虫類のように卵を産む繁殖
・胎生・・ほ乳類のように卵を産まず、子を産む繁殖

タニシと稚貝

このように小さな稚貝が一度の繁殖で数匹出てきます。

繁殖時期としては6~8月と少し狭いですが、メダカやミナミヌマエビなどの他の生き物とそこまでズレてはいません。

タニシの稚貝
タニシの稚貝
屋外でも繁殖しました

ちなみにタニシをメスのみ購入しても、購入前にオスと交尾している場合、そこから細切れに稚貝を産むこともあります。

水面を歩くタニシ

オスとメスの区別

メスの特徴

メスのタニシ

注目は触覚です。

メスは写真のように2本ともまっすぐです。

オスの特徴

タニシのオス
タニシ

写真のように、オスは片方の触覚がかなり曲がっているのが特徴です。

このあたりは写真のように水槽の壁をはっているときに確認ができます。

りょうた
りょうた

ある程度の大きさがあれば触覚はよく見えるので、オスメスの区別もしやすいですね。

他の貝との区別の仕方

アクアリウムで貝と言ってもいろんな種類がいます。

特にメジャーな貝類との区別の仕方をまとめてあります。

石巻貝

石巻貝

タニシも石巻貝も大きさはほとんど変わりません。

注目するのは貝のてっぺんで石巻貝の場合は、頂上にあたる部分が欠けているのが特徴です。

サカマキガイ(スネール)

サカマキガイ

サカマキガイについては大きさが大きくなっても1㎝ほどしかないので、タニシとは大きさがまるで違います。

またサカマキガイはゼリー状の卵を産みますが、タニシはそもそも卵を産まないので卵を産む貝であればタニシではありません。

タニシの貝殻は硬いですが、サカマキガイについては少し力を入れてつまむと潰れるという違いもあります。

あとは、サカマキガイについては水草に混入していることもあるので、もし買った覚えのない貝がいたらだいたいサカマキガイで間違いないです。

サカマキガイ(スネール)についてはコチラ
りょうた
りょうた

いずれにしても『大きさ』と『貝殻の形』で区別ができますね。

タニシは初心者でも飼いやすい

タニシの飼育の特徴として、

  • 卵を産まずに稚貝をそのまま産み出す
  • 濾過摂食で水をキレイにする
  • 水温や水の汚れに対して丈夫

があります。

メダカと同様に元々の生息地が日本の水田付近なので、野生でもメダカとは近い環境に生息しています。

そのことからも、メダカと混泳させる生き物としては特にオススメではないでしょうか。

淡水の貝としては石巻貝と並ぶ人気でしかも飼いやすいので、アクアリウム初心者の方にも良いですね

水槽を立ち上げたばかりの方で、貝類を取り入れたい方にもタニシはオススメです。

貝類を評価してみました