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ウォーターバコパの育て方。増やし方や注意点も解説

ウォーターバコパ

メダカの屋外飼育に使える水草・水生植物はいろいろとあります。

特に育てやすさを重要視する人も多いと思いますが、今回紹介する『ウォーターバコパ』も育てやすい植物の一つです。

ウォーターバコパ
ウォーターバコパ

花が咲いたり、葉に香りもあったりと育てる以外の面でも楽しめます。

僕は既に1年くらい育てていますが夏の暑さに耐え冬の寒さにも耐えてかなり扱いやすい植物だと思います。

手軽に水草を育て方には特にオススメです。

ウォーターバコパを導入してみての所感は以下の通りです。

ウォーターバコパの良いところ

  • 水中でも水面より上でも育つ
  • 日当たりさえ良ければよく育つ
  • 紫の色の花が咲く
  • 根の出てる部分を含めて切って植えれば、新たな株として育つ

ウォーターバコパの悪いところ

  • ほかの植物より寒さで枯れやすい感じはある
  • 水中では花が咲かない
  • 成長が早いため、水中のみの生育だとメダカの泳ぐスペースが減ることがある

ウォーターバコパの概要

名前ウォーターバコパ(Bacopa caroliniana)
育成の難易度
強めが望ましい。
屋外なら直射日光がよくあたるところ
増やし方株分け、挿し木
開花の時期5月~9月
土(底砂)赤玉土、荒木田土
肥料なくても問題ない
耐寒性水面から上は枯れる。
水中部分は休眠し、春に新芽を出す
オススメ度

アメリカ原産の抽水植物(根が水底の土の中にあり茎や葉を水面から出している植物)で小さい葉をたくさん生やし、水中はもちろん水面より上にも茎・葉を伸ばして生育します。

ウォーターバコパ

屋外で使う水草(抽水植物)としては割とメジャーな部類のようで、ホームセンターなどでもナガバオモダカスイレンと並んで店頭でよく見かけますね。

ちなみに葉をちぎって匂いをかぐと、ミントみたいな匂いがするなど香りも楽しめます。

ウォーターバコパの解説動画

ウォーターバコパの育て方と注意点

りょうた
りょうた

ビオトープ・屋外で扱う植物としてはかなり扱いやすいです。

一方で寒さにはかなり弱く、水面から上の葉は枯れてしまいます。
(水中の葉は生育)

丈夫でよく育つ

この記事の公開時点で1年近くウォーターバコパを扱っていますが、夏の暑さや冬の寒さで枯れることもなく元気に育っています。

冬は水面より上にある茎・葉は枯れます。

ただし根が枯れなければ春にはまた新しい芽を出して育ちます。(詳しくは後述)

また肥料はなくても育つので、丈夫で育てやすいという点では非常に扱いやすい部類なため初心者でも育てるのが簡単です。

気を付けるとすれば日当たりはしっかり確保すること

花を咲かせるにも日光は必須なので、ウォーターバコパは日当たりの良いところで育てましょう。

ちなみに水槽に入れた感じは、水上に出ると日が直接当たるのでぐんぐん成長していますが、水中の葉は赤茶色になることが多いですね。

ウォーターバコパ
夏は水面からぐんぐん伸びてきます

生育に大きな影響はないですが、水中はどうしても光が弱くなるのでウォーターバコパについてはなるべく葉が水面から出る方が望ましいかもしれませんね。

りょうた
りょうた

室内で育てる場合は完全に水中で生育させることが多いので、水面より上に出すかどうかはあくまでお好みで。

花を咲かせることもある

ウォーターバコパの花
ウォーターバコパの花

夏になると紫色の花が咲きます。

サイトや業者によっても微妙にズレはありますがおおよそ5月~9月に花が咲きます。

花は1日でしぼんでなくなってしまうので見逃さないようにしましょう。

ちなみに花は葉の根元から出てきますが、水面より上でないと花が咲きません。

水中のみでの生育だと花が咲かないので注意しましょう

肥料はなくても育つ(メダカなどの生体がいる場合)

屋外の水草で花というと『スイレン』もきれいな花を咲かせますが、スイレンの場合は気温はもちろん肥料・養分も気を付けないと花が咲きません

その点ウォーターバコパは肥料を与えなくてもメダカのフンなどが肥料代わりになりますし、順調に育てば簡単に花が咲くので良いですね。

逆に言えばメダカなどの生き物がおらず、ウォーターバコパ単体で育てる場合は水生植物用の肥料が必要になりそうですね。

土・底砂

ウォーターバコパ
2021年撮影。このときは赤玉土と荒木田土が半々。

底砂(砂や石などの地面にあたるもの)は、赤玉土(養分を含まない)と荒木田土(田んぼの土のため養分たっぷり)を混ぜて使っています。

水中にメダカのフンなど、肥料代わりになるものがあれば赤玉土のみでも問題はないです

僕の水槽でも当初は赤玉土のみでしたが、問題なく育っていました。

りょうた
りょうた

今は赤玉土と荒木田土を混ぜたものを使っています。

配合は目分量ですが、赤玉土と荒木田土がおよそ半分ずつです。

メダカ飼育に使う底砂についてはコチラ

ウォーターバコパの越冬・耐寒性

スイレンやナガバオモダカなど他の水草もそうですが、ウォーターバコパも冬の寒さに完全に耐えられるわけではありません。

冬になると、水面から上にある茎や葉はいったん枯れてしまいます

冬のウォーターバコパ
12月初旬撮影のウォーターバコパ。水面から上の葉は徐々に枯れてきています。
冬のウォーターバコパ
12月の終わりに撮影したウォーターバコパ。連日氷点下だと水面から上のは葉ほぼすべて枯れました。水中の葉は小さいながら育っています。

ただし水面から下の葉や根が枯れるわけではなく、水中ではそのまま葉などが育ちます。

3月のウォーターバコパ
2021年3月1日撮影。冬でも水中の葉は緑のままでした。

そして春になって暖かくなればまた水面から茎や葉を伸ばして育ちます。

ウォーターバコパの増やし方

ウォーバーバコパの増やし方は大きく2つで、

  1. 株分け
  2. 挿し木

のどちらかになります。

僕の水槽にあるウォーターバコパは挿し木で増やしています。

ウォーターバコパの根
根は自然に出てくる

ウォーターバコパは茎から所々白い根が出ています。

根を含む形でトリミングして、土に植えれば成長していきます。

株分けの場合は植え替えの要領で少し手間がかかりますが、挿し木なら切って植えるだけなので楽ですね。

挿し木の直後

根を含むように茎を切るだけで、あとはそのまま土に植えるだけ。
(画像の土は赤玉土と荒木田土を混ぜたもの)

ウォーターバコパは根は常に水中に浸かった状態で本来は育つため乾燥は厳禁です。

そのため写真のように陸で育てる場合は、土が乾かないように注意しましょう。

りょうた
りょうた

水やりは少し多いくらいで大丈夫です。

夏は特に土が乾きやすいので毎日水をあげるくらいで良いです。

鉢に植え替えて1か月後。だいぶしっかり育ってきました
ウォーターバコパ
鉢に植え替えて2か月後。順調に成長しています。

1ヶ月もたつと目に見えて成長します。

基本的には水を確保して日当たりが良ければよく育ちますし、増やしやすいです。

ウォーターバコパは育てやすい

ウォーターバコパの良いところ

  • 水中でも水面より上でも育つ
  • 日当たりさえ良ければよく育つ
  • 紫の色の花が咲く
  • 根の出てる部分を含めて切って植えれば、新たな株として育つ

ウォーターバコパの悪いところ

  • ほかの植物より寒さで枯れやすい感じはある
  • 水中では花が咲かない
  • 成長が早いため水中のみの生育だとメダカの泳ぐスペースが減る場合がある
ウォーターバコパの評価
育てやすさ
 (4.5)
増やしやすさ
 (4.5)
耐寒性
 (2)
総合評価
 (4.5)

ウォーターバコパは葉が変色するなど少し見た目の変化はありますが、水面から上の葉は元気に育つのでその形で育てればあまり問題はないと思います。

わずかながら匂いを楽しめたり、花も鑑賞できる点は他の水草にはあまり見られない長所です。

育てやすさと鑑賞にこだわりたい人にはウォーターバコパはピッタリですね。