こんにちは、りょうたです。
前回のメダカを飼うときは、水草と産卵床に注意では自分の部屋の水槽を紹介したけど、実は屋外でもスイレンの鉢を使って、もう一つメダカ水槽を作りました。
メダカやミナミヌマエビ、タニシが数匹ずついます。
水草はアナカリスも入ってますが、ナカバオモダカとスイレンがメインになってます。
そんな屋外の水槽ですが、メダカたちは無事に生育しています。
実はやり方次第ではメダカの飼育は屋外のほうが楽なのです。
今回の記事では、メダカを外で育てるときの方法や注意点を書きました。
目次
メダカを屋外で飼うメリット
エサやりはそれほど必要ない
これが一番大きいです。
室内では一日2,3回のエサやりをしてますが、屋外はほとんどエサを与えることはありません。
なぜなら外で飼育すると、水中に微生物が自然発生しそれをメダカが食べるのでエサやりはほとんどやらなくても大丈夫だから。
よく水中を見れば、微生物が動きまわっているのが見えます。
この微生物のおかげか外のメダカのほうが、少しふっくら太ったようにも見えます。
屋外では水換えは不要

室内だと水が汚れたらポンプで水槽の水を吸い出して、カルキ(塩素)を抜いた水を補給しなければいけません。
こういった水を換えることも外だと不要です。
なぜかというと外に置くことで自然の水(川とか池とか)に近い状態になるとのことで、室内のように変に水が汚れることは少ないから。
自然の水は、人の手を加えなくても勝手に浄化されますからね。
そのため室内ほど水質の悪化も見られません。
また、室内で使うようなフィルターなども必要ないです。
野生の環境にも近くなるのでメダカにも良いです。
5年ほどこの状態でやってますが、室内でやるような水換えは一度もしたことはありません。
やるとすれば、1,2週間に1回蒸発で減ったぶんの水を補給するくらい。
特にポンプとかで水槽の水を吸い出す必要はありません。
ただ夏場は気温が高く、室内より水が蒸発する量が多いので、こまめな水の補給は必要です。
水を補給するときは、カルキ抜きは忘れないようにしましょう!
メダカを屋外で飼うデメリット
水草が成長して水槽の中が見えづらくなる
夏場は室内よりも日当たりが良いからか水草がよく成長するので、放置するとあっという間に水草で水中・水面が覆いつくされて何も見えなくなります。
春~秋は特に水草は成長を続けます。
なので観察は随時しましょう。
逆に冬はメダカも活動しなくなり、水草も成長しなくなる・枯れるので楽です。
あとはある程度水草があればメダカの卵や稚魚が保護されるので、隠れる場所としてある程度の水草は必要ですね。
逆に言えば、屋外の飼育は季節によって対応が変わりますね。
特に冬は注意しましょう。
猫や鳥に注意
水槽周辺に猫や鳥がくる場合は、気をつけたほうがいいです。
食べられないとしても、いたずらにかき回されるとメダカがムダに体力を使って死んだり、疲れたりします。
猫や鳥が多いような家であれば、猫除け・鳥除けみたいなものがあると良いかもしれませんね。
天敵に注意
猫や鳥もある意味そうですが、メダカにも天敵と呼ばれる生物がいます。
代表的なのは、
- タガメ
- ゲンゴロウ
- ヤゴ
あたりです。
タガメやゲンゴロウは絶滅危惧種にも指定されていているくらい数を減らしているため見かけることはめったにありませんが、ヤゴはトンボの幼虫の総称なのである程度緑のあるところ(公園の池とか)であれば見かけます。


成長すればそれなりに大きくなりますが、最初の頃は小さく見つけづらいです。
特にメダカの場合、稚魚だとあっという間にヤゴに捕獲・捕食されてしまうので外でメダカを飼っていて、稚魚があまりにいなくなるようだったら、ヤゴが混入した可能性も疑ってみると良いですね。
メダカの屋外飼育の注意点
- エサをやらなくても、水中の微生物を食べるのでエサを与えなくてもOK
- 室内と違って水換えはやらなくても大丈夫。蒸発した分を継ぎ足せばOK
- 水草が育つと水槽内の観察がしづらくなる
- 猫や鳥に注意。水槽をかき乱すこともある
- 天敵に注意。特にヤゴが入ってくることがあり、稚魚は特に捕食されやすい
メダカを外で飼うのも良いよ
外でメダカを飼育するときは水換えやエサやりをほとんどやらなくなるので、室内よりも全般の手間が省けます。
外で飼っていると室内より自然に近い状態で雰囲気も良いので、外に鉢とかを置けるスペースがあれば、メダカを外で飼うのもオススメです。
特に忙しくて毎日メダカのお世話をするのが大変な人には向いています。