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おすすめのメダカのエサ。種類と注意点

メダカのエサ

アクアリウムやってます、りょうたです。

メダカなど観賞魚を買ううえで欠かせないのが、エサ

基本的にはメダカのエサと表記されていれば、どのエサが良い・悪いというわけではありません。

でもせっかくいろんな種類があるので、ちょっとこだわってみるのはどうでしょう?

人間もご飯を食べたり、パンを食べたりといろんなものを食べます。

メダカも同じように淡々と同じものでなく、時には違うものをあげるというのも良いのではないでしょうか⁉

メダカが普段食べるもの

エサを与えようとすると寄ってくるメダカ
数ヶ月くらいたつと、エサを与えようとするとメダカの方から寄ってきます。

野生のメダカが普段食べているのは、

  • 水中のプランクトン(ミジンコ、ゾウリムシ等)
  • 水面に落ちてきた小さな虫
  • ボウフラ、糸ミミズなどの小生物

主にこの辺です。

(金魚や熱帯魚もだいたい同じ)

ちなみに下記で紹介しているエサのほかにフレーク状のエサもありますが、エサそのものが大きくメダカが食べずらそうだったのと僕も使用していないので、今回の記事では割愛しています。

メダカのエサ。用途がいろいろ

栄養価の高く繫殖向け

メダカのエサ 産卵繁殖用

メダカのエサ 産卵・繁殖用

成分が高タンパク・高脂質と産卵に向けての栄養が豊富なエサです。

本格的な育成や繁殖をお考えの場合はこのタイプが良いでしょう。

栄養を取らせることが繁殖に向けては重要になってきます。

ただ粒が大きめなので、ある程度成長してからあげた方がいいです。

稚魚は細かくしてからあげるか稚魚用の粒の小さなものを与えた方がいいですね。

りょうた
りょうた

繁殖向けだけあって、栄養価が全体的に高めですね。

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栄養豊富。エサやりのメイン

スドー 特撰メダカの餌
スドー 特撰メダカの餌

同じく産卵するのに栄養を豊富にとらせるエサですね。

僕の場合は通常のエサやりはこれがメインです。

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スドー
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冬用のエサ

ヒカリ (Hikari) メダカの舞 メンテナンス
ヒカリ (Hikari) メダカの舞 メンテナンス

こちらは「負担が少ない良消化フード」とワードが目を引きますが、主に冬・水温の低い時期に与えるエサです。

メダカは水温が下がると活動が鈍り食べるエサの量も減ります

ただ、室内であれば水温も極端に下がる(10℃を切る)わけでもないので、エサを全く与えなくていいわけでもないです。

繁殖用のエサと粒が大きかったり消化に手間がかかることもありますが、このような消化の良いエサであれば冬でもメダカに消化による負荷を与えずにエサを与えることができます。

りょうた
りょうた

冬は消化の良いエサで体調を整えよう。

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おやつ的なエサ

イトスイ コメット 赤虫・糸ミミズ ミックスフード 納豆菌配合
イトスイ コメット 赤虫・糸ミミズ ミックスフード 納豆菌配合


赤虫と糸ミミズを乾燥させたものが入ってます。

こちらの方がいくらか食いつきが良いような気がします。

生きたものを与えるとかなり食いつきが良いようで、夏場の水たまりにいるボウフラを与えるとよく食べます。

おやつとは書いていますが、メインで与えても問題ないです。

稚魚用のエサ

コメット メダカ稚魚
コメット メダカ稚魚

通常のエサだと、稚魚には粒が大きすぎて食べれません。

本品のように、小粒のエサを稚魚にあげましょう。

孵化して、1か月くらいはこちらを与えています。

コメット メダカ稚魚とヒカリ (Hikari) メダカの舞 メンテナンス
稚魚用とあってか容器もコンパクトです。

ちなみに稚魚用とはなっていますが、親のメダカに与えても問題ないです。

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コメット
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より確実なのは粉末のエサ。

微生物の素
微生物の素。粉末なのでメダカの稚魚が食べやすい。

栄養価も高く製造されています。

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冷凍のエサ

赤虫(アカムシ)

冷凍アカムシ
解凍したアカムシ

慣れてきたら、冷凍のエサもおすすめです。

赤虫やミジンコなどを冷凍にしたものも売っており、メダカも好んで食べるので飼うのに慣れてきたらオススメです。

(この他にイトミミズやブラインシュリンプも人気)

使い方も簡単。

一つ出して、水に入れれば自然に溶けるのでそれを与えればOKです。

冷凍の赤虫について詳しくはコチラ

ミジンコ

冷凍ミジンコ
解凍したミジンコ

赤虫同様に、ミジンコも冷凍のものがあります。

ミジンコについては池や沼、田んぼに行っても採取することは可能ですが居住地によっては近所にそのような環境がない場合もあるでしょう。

そのようなときに冷凍のエサはお手軽に高栄養を確保できる点が良いですね。

冷凍ミジンコについて詳しくはコチラ

水草でありエサでもある。ミジンコウキクサ

ミジンコウキクサ
ミジンコ浮き草。小さいのが無数に。
ミジンコウキクサ
ミジンコウキクサを可能な限り拡大

文字通り浮き草の一種です。

一つ一つが非常に細かいのでメダカが食べるにもちょうどいいサイズです。

水草(植物)でもあるので、アナカリスなど他の水草同様に水質の浄化作用も多少ながらあります。

水草でありながら、メダカのエサにもなるというまさに一人二役ですね

りょうた
りょうた

食べられる水草と考えると使い勝手が良いですね。

グリーンウォーター

グリーンウォーターとは植物プランクトンが水中に大量発生し、水が緑色になる状態を指し、青水などと呼ばれることもあります。

メダカ飼育に最適!グリーンウォーターとは?

文字通り緑色をした水です

緑色ですが、植物プランクトンが大量にいるためメダカからすれば食糧がたくさんあるような環境です。

少し難易度は高いですが、グリーンウォーターは作ることもできるので自信のある方は試してみると良いですね。

(メダカ飼育初心者には少し難しいかもしれません)

りょうた
りょうた

グリーンウォーターは作るのは少し手間がかかりますが、ちゃんと作れば特にメダカの稚魚にはすごく良いエサになります。

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メダカのエサ(生餌)

ボウフラ(水たまりでとれる)

ボウフラ
ボウフラ。夏場ならそこら辺の水たまりでもとれます

水たまりとかにいるボウフラ(蚊の幼虫)もメダカは食べます。

むしろ野生のメダカはこういった小さな虫を食べています。

実際僕も、何度かボウフラを家の庭などの水たまりから取ってきて水槽に入れたことはあります。

あっという間に食べたし、反応も他のエサよりかなり良かったように思えます。

ボウフラに限ったことではないですけど、生きているエサ(生餌、活餌)は栄養価もかなり高いです

だいたい虫とかなので、苦手な人は苦手でしょうけど(笑)

基本的には市販のエサを与えて、たまに外でボウフラなどを捕まえて与えるのも良いですね。

ボウフラについてはコチラ

ミズミミズ(水槽にいるミミズみたいな生物)

ミズミミズ
ミズミミズ。すごく細い

水槽の底砂を掃除しているとたまにミミズみたいな生物が出てくることがあります。

ミズミミズという生物です。

見た目はあまりよろしくありませんが、ミズミミズ自体に害はありません。

むしろメダカの残ったエサを食べてくれるというメリットもありますが、逆に言えばエサが余っていたり、それによって(少し)水が汚れているととることもできます。

特に駆除などをする必要はありませんが、メダカのエサの量を調節したり、水槽の掃除や水換えはしっかりやる必要がありますね。

ミズミミズについて解説しています

ブラインシュリンプ

ブラインシュリンプ
ブラインシュリンプ

観賞魚の世界ではブラインシュリンプと呼ばれる事が多いですが、水産の世界ではアルテミアと呼ばれています。

ブラインシュリンプのブラインというのは塩水という意味なので、ブラインシュリンプは直訳すると「塩水エビ」という事になります。アルテミアという呼び名はブラインシュリンプの属名であるArtemia(アルテミア)をそのまま用いています。

ブラインシュリンプについて|株式会社キョーリン

元々塩分の高い水中に生息し、メダカ飼育においては生餌として最もポピュラーなものの一つです。

大きさとしては肉眼で見えるギリギリの大きさなので、大人のメダカはもちろんち魚にも良いエサになります。

ただし通常はブラインシュリンプを扱うには

  1. 卵の状態で売られているので卵を孵化させる必要がある
  2. 卵は塩分の高い水でないと孵化しないので、塩水を自作する必要がある
  3. ブラインシュリンプの卵を孵化させるための専用の容器があるので、通常はそれを使う

という感じでそこそこハードルは高いです。

それでも最近は『塩水に入れるだけ+エアレーション・専用の容器不要』という商品も出たので、今後ブラインシュリンプはより扱うハードルは下がるのかなとも感じています。

ブラインシュリンプの詳細はコチラ

メダカへのエサやりはやりすぎに注意

エサを与えるときは、少量を回数を分けて与えましょう。

何より食べ残しのエサが水質を悪くするので、エサを与えすぎることはないように注意。

注意

特に夏など水温の上がる季節は、エサが腐敗しやすいです

エサの具体的な量はメダカがエサを食べる様子を日々観察して、その中で微調整しながら最適な量を見つけると良いですね。

ホームセンターなどに行けばたくさんの種類のエサが売っています。

どのエサを使うかは好みですが、

  • 稚魚など小さめなら粒が小さめの物、粒が大きすぎると成魚でも口に入らないことがある
  • エサの与えすぎは厳禁。1~2分経っても食べきれなければ多すぎ

逆にそこさえ気をつければ、あとは本当に好みの問題。

ポイントを押さえてメダカのエサを選び、与えましょう。