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メダカ飼育に出てくる主な貝まとめ

メダカ飼育に登場する貝まとめ

こんにちは、りょうた@nr880622です。

 

5年間ほどメダカを飼っていますが、メダカ以外の生物も同じ水槽内で飼っています。

今回の記事で取り上げるのは貝類

貝と言ってもたくさんの種類がありますが、この記事では僕が飼ったり、関わりのある貝類を3つ紹介します。

注意
各貝ごとに点数をつけていますが、あくまで実際に飼った上での個人の感想です。

 

タニシ。水質浄化

タニシの評価
飼いやすさ
(4.0)
見た目
(4.5)
コケを取る能力
(3.0)
繁殖の容易さ
(3.5)
他の生物との相性
(5.0)
総合評価
(4.5)

 

タニシの特徴

タニシ

元々、メダカと同じく水田やその付近に生息する生き物なのでメダカとの相性も良いです。

 

タニシの一番の特徴は濾過摂食。

濾過摂食(ろかせっしょく、filter Feeding)とは、動物の餌の取り方の類型の一つで、触手や鰓などを用いて漉し取る(濾過する)ように餌をとるやり方を指す。主として水産動物に見られる。

よく発達した鰓や触手などを濾紙やザルのように用いて、それに引っ掛かる餌を食べる。この方法で餌をとる動物を濾過摂食者 (filter feeder) という。

濾過摂食『ウィキペディア(Wikipedia)』

タニシはこの摂食を利用して、水の汚れの原因になる水中の有機物や植物プランクトンをこしとるようにして食べます。

それによって水を浄化することができます。

石巻貝と違い発生しているコケを直接除去する能力は少し低いですが、その分原因になる有機物などを食べてくれるので、間接的ながらコケの発生を抑えて水槽を綺麗に保つ効果はあります。

注意
ヒメタニシ、マルタニシなどタニシも何種類かいますが、ジャンボタニシはNGです。

そもそも巨大なのと水草を大量に食べますし、ピンク色の卵を大量に産卵しますので、くれぐれも飼育はしないように

繁殖

繁殖については、卵は産みません。

卵胎生という繁殖形態で、ある程度成長した状態の稚貝の状態で外に出てきます

また、そこまで大量に数十匹も稚貝を産むわけでもないので、増え方もそこまで極端ではありません。

タニシについてはコチラの記事で詳しくまとめています

タニシの飼い方。メダカとも一緒に飼える

石巻貝。水槽内のコケを取る

石巻貝の評価
飼いやすさ
(3.5)
見た目
(3.0)
コケを取る能力
(4.5)
繁殖の容易さ
(1.0)
他の生物との相性
(5.0)
総合評価
(4.0)

 

石巻貝の特徴

石巻貝

石巻貝の一番の特徴はコケを取る能力の高さ。

石巻貝が水槽のコケを食べる!?飼い方とコケを取る効果でも触れていますが、場合によっては1か月ほどで見違えるように水槽がキレイになる事もあります。

 

ただしデメリットとしては、淡水では繁殖はしない(産卵はするけど)ので、飼育下で増やすのはほぼ不可能です

寿命も1年ほどなので、コケを取るためにピンポイントで導入したり、使い捨てっぽくなってしまう所もあります。

 

繁殖

繁殖については、卵は産みます。

ただし野生の石巻貝は稚貝の一定期間を海で過ごし、ある程度成長してから淡水に戻るという生態なので、淡水で飼育していても孵化しません。

イシマキガイ(石巻貝、石散貝)、学名 Clithon retropictus は、アマオブネガイ目アマオブネガイ科に分類される巻貝の一種。西太平洋沿岸に分布する淡水・汽水生の巻貝である。両側回遊型の生活史をもつ。

イシマキガイ Wikipedia

 

ただし、卵はそのまま残るので、スクレイパーなどの硬い物でこすって除去する必要があります。

石巻貝についてはコチラの記事で詳しくまとめてあります

 

石巻貝が水槽のコケを食べる!?飼い方とコケを取る効果

 

サカマキガイ(スネール・害貝)

サカマキガイの評価
飼いやすさ
(4.0)
見た目
(1.5)
コケを取る能力
(1.5)
繁殖の容易さ
(5.0)
他の生物との相性
(2.0)
総合評価
(2.0)

 

サカマキガイの特徴

サカマキガイ

あえてサカマキガイを飼う人もいますが、少数派のようで基本的にはスネール(害貝)の位置づけですね。

 

他の貝類と同じく(少し)コケを食べたり、他の生物の死骸や餌の食べ残しを食べてくれますが、一番の特徴はその繁殖能力の高さです。

 

繁殖

サカマキガイの卵

繁殖の際は写真の様にゼリー状の卵を産み付けます。

水槽の壁、水草などいろんなところに産み付けますので、要注意です。

他の貝とは比べ物にならないスピードで数を増やしていきます。

 

さらにサカマキガイは雌雄同体のため、1匹だけでも産卵・繁殖をする事が可能です。
(もちろん2匹で交尾をすることもある)

雌雄同体(しゆうどうたい)とは、一般に、雄の生殖器官と雌の生殖器官を一個体に持っているものを言う。そうでないものは雌雄異体(しゆういたい)という。植物の場合にはそれぞれ、雌雄同株(しゆうどうしゅ)、雌雄異株(しゆういしゅ)という。

雌雄同体の場合、雄の生殖器官と雌の生殖器官が別々に存在し、機能する。

雌雄同体 Wikipedia

 

そのため、繁殖スピードはかなり速いです。

数が増えればそれだけサカマキガイのフンも増えてかえって水を汚す原因にもなるので、水槽の掃除のメリット以上に大量発生するというデメリットの方が正直大きいです。

繁殖を抑えて少数に留めれば多少のメリットもありますが、現実的には難しいため、個人的に飼育はあまりオススメできません

 

サカマキガイについてはコチラの記事で詳しくまとめてあります

 

水槽の侵入者。スネール(サカマキガイ)の対策、駆除方法

 

基本的には除去

ちなみにサカマキガイはサカマキガイとして販売されている事はほとんどありませんが、水草を購入するとそれに意図せずにくっついていることもあります。

なのでそれが嫌な人は専用の薬品を使って、あらかじめ除去することをオススメします。

発生してからだと数もそれなりにいて、完全に除去するのは難しいですし、時間がかかります。
(数十匹単位でいることもあり、1匹1匹捕まえるの意外とめんどくさかったです(;^ω^))

 

収拾がつかない場合は、最悪水槽をリセットする必要があります。

水槽のリセットとは?
水槽内の観賞魚、水草、岩、底床などの物を全て除去し、水槽内を掃除して再びレイアウトを組み直すこと

 

サカマキガイ(スネール)の除去の仕方はコチラ

 

【やらないと死ぬ!】エビを飼う時は水草の農薬を取り除こう

 

貝類の区別のポイント

貝一覧

  • タニシは典型的な巻貝の形で、殻の頂上が白い
  • 石巻貝は丸みを帯びていて、殻の頂上が欠けている
  • サカマキガイはタニシや石巻貝より小さく、細長い

 

見た目でいうと貝殻の形や全体の大きさが判断のポイントですね。

ところで、

買った覚えのない貝がいる!

 

ということを聞くことがあります。

このケースで出てくる貝は基本的にスネールで間違いありません。

石巻貝やタニシについては紛れていればすぐに分かりますし、それぞれその名前でお店で売られています。

 

一方でサカマキガイ販売している店はほとんどありません。

むしろサカマキガイは小さいので水草に紛れることがありますし、卵も見た目は分かりづらいので水草に紛れることがたまにあります。

なので、意図せずに発生している貝はサカマキガイ(もしくは他の種類のスネール(害貝))と思って良いです。

 

スネールの混入を未然に防ぐ・混入したスネールを除去する方法はコチラの記事

 

【やらないと死ぬ!】エビを飼う時は水草の農薬を取り除こう

 

石巻貝やタニシが無難

今回の記事ではメダカを飼う水槽をベースに貝類の紹介をしました。

基本的には石巻貝タニシをオススメします。

(水槽の景観が気にならなければ、サカマキガイもアリですがオススメはしません)

その他、メダカと一緒に飼える生き物はコチラでまとめてます

 

メダカの飼育の仕方と混泳できる生物の一覧

 

貝類の大まかなメリットとしては、やはり「水槽内の掃除」というのが大きいでしょう。

メダカなどの観賞魚と一緒に石巻貝やタニシなどの貝類がいると、それだけでも水槽のきれいさは保ちやすいです。

 

水槽の掃除屋として、貝類の導入もオススメです。