こんにちは、りょうたです。
皆さん、何かペットは飼育していますか?
僕はかれこれ4年ほどメダカを飼っています。
メダカに関してはこれまでも記事で書いたけど、今回はメダカと相性のいい生物をまとめてみました。
主に、
- メダカの飼い方、飼うにあたっての準備
- メダカといっしょに飼育できる生き物
がこの記事で見れます。
目次
メダカを飼う前の準備
用具。水槽その他一式

まずは水槽。
ガラス製、プラスチック製の物があり、発泡スチロールでも可能です。
水槽に水や水草、砂・石などを入れればかなりの重さ(僕の場合で20~30㎏)になるので、必ず水槽用の台も買うようにしましょう。
メダカや他の生き物の数を考えると、少し大きめの水槽でちょうど良いくらいです。
エサ。通常のドライタイプから生エサまで

生き物だから食糧がないと生きていけない。
エサもメダカだけでかなりの種類があるので、使用するエサは好みで選ぶと良いです。
慣れてくると、生エサ(生きている虫など)をエサとして与えるのも良いでしょう。
与える量が多すぎると水が汚れるので、与えながら適切な量を見極めましょう。
あとは夏だと水たまりなどにボウフラ(蚊の幼虫)がいることもあり、与えると大好物みたいで元気に食いついてきます。
メダカのエサにもいろんなものがあります。それらをまとめました。
生エサの方が栄養価は高いですが、入手が難しかったり面倒なため最近では冷凍でお手軽に赤虫やミジンコなどを与えることもできます。
水草。エビや貝を飼うときは農薬に注意!

水草も必須。
汚れた水を浄化したり、メダカやエビの隠れ場所になったりとメリットが多いです。
また、春~秋は産卵シーズンでもあり、卵を産み付ける場所にも良いです。
ただしエビを飼育する場合は農薬があると死んでしまうので、無農薬のものを選ぶもしくは専用の薬剤で農薬を抜きましょう。
水草はいろんな種類があり、石などのアクセサリーも組み合わせると様々なレイアウトを楽しむことができます。
照明。メダカと生活リズムと水草の光合成のため

さらに必要なのが照明。
照明があることで、次のようなメリットがあります。
- 昼間は点灯、夜中は消灯することでメダカに昼夜のリズムが生まれる。
- 水草が光合成して酸素を水中に放出できる
僕の場合は朝起きら点灯し、寝るときに消灯しています。
夏以外は直射日光も大丈夫ですが、部屋の置く場所によって日当たりも微妙に変わってくるので難しいです。
夏は直射日光に当ててしまうとあっという間に水温が30℃を超えて水温が上がりすぎてしまいます。
なので、特に夏場の直射日光は避けましょう!
そして、電気代が気になる方もいるかもしれません。
でも近頃はLEDを使っているものが増えているので、電気代が上がった感じは全然ないです。
※水槽のサイズによって適切な電灯(ワット数)があるので、よく見ておきましょう
水合わせ。水温・水質を慣らす

一通りのものを揃えたら、メダカを水槽へ・・・。
ただしそのまま水槽の水の中に入れちゃダメ!
水合わせという作業をして、メダカを水槽の水となじませてからにしましょう。
これを怠ると急な環境(水温やpH)の変化でメダカが体調をくずして、最悪の場合は死んでしまいます。
なので、市販のカルキ抜きでカルキ(水道水の塩素)を抜くことも忘れないようにしましょう。
メダカと混泳できる生き物
メダカだけたくさん飼ってもいいけど僕は単調だと思い、他の生き物もいっしょに飼ってみることにしました。
生物の種類によっては、メダカとケンカしたり、メダカを食べてしまったりメダカが食べる生物もいるので、相性に関しては気をつけましょう。
以下で挙げている生き物は、メダカと問題なく混泳できています。
ミナミヌマエビ

体長2,3㎝の小さいエビだけど、飼いやすく繁殖も容易ですぐに増えます。
ちょこちょこと動き回っているので、見ているだけでもかわいいです。
ただし、高水温と水草についている農薬には弱いので、この2点には注意を!
水槽内に付着したコケを食べてはくれるけど、効果を実感するにはある程度の数は必要。
メダカとは一番相性が良いです。

メダカといっしょに飼う生き物としては定番ですね。
ミナミヌマエビの飼い方についてまとめました。
ヤマトヌマエビ

ミナミヌマエビより一回り大きいエビ。
体が大きい分、ミナミヌマエビより水槽内に発生したコケをたくさん食べてくれる。
数匹程度でもコケを食べた効果は実感できます。
元々淡水の生き物ではないので、繁殖はしない・困難です。
(普通に飼うぶんには問題なし)

ミナミヌマエビほどではないですが、メダカといっしょに飼う生き物としては定番。
ミナミヌマエビよりコケをたくさん食べてくれます。
ヤマトヌマエビの飼い方についてまとめてあります。
石巻貝(イシマキガイ)

見た目は少し地味な貝だけど、水槽内についたコケを取る(食べる)能力に関してはナンバーワンと言っていいくらい。
水槽の中が見えないレベルのコケも、1か月くらいでキレイにしてくれました。
繁殖はしないこともない(卵は産む)けど、一般に飼われている水槽で繁殖した例はあまりない。
(少なくとも僕は聞いたことがないです。基本的には野生か専門の業者で繁殖している)

普通に飼うと繁殖はぼぼ不可能ですが、コケを取る能力は今回紹介する生き物ではおそらくナンバーワン。
石巻貝について書きました。コケ取りの効果も交えてまとめてあります。
タニシ

石巻貝と同じく貝ではあるけど、こっちはコケを食べるというより水中の有機物(汚れのもと)を食べてくれるので、タニシ自体が水質浄化をしてくれます。
石巻貝と違い、タニシはオスとメスの両方がいれば繁殖はします。
卵は産まず体内で孵化した稚貝が、そのまま出てきます。

水中の有機物を食べてくれるという意味では、動くろ過機といってもいいくらい。
元々メダカと同じく田んぼに生息してるので、メダカとも合います。
タニシについてはコチラの記事でくわしくまとめてあります
シマドジョウ

大きくなっても10㎝に満たないくらいで、底の方でじっとしているので、他の生物の邪魔などにもなりません。
地面に落ちてきたメダカのエサの残りなどを食べているので、エサはやらなくても大丈夫。
(ドジョウだけで飼う場合は必要かも)

底にいることが多くおとなしいので、メダカに危害を加えることもありません。
ドジョウによってはどう猛っぽい性格の土壌もいるので、メダカといっしょに飼うならシマドジョウが良いですね。
シマドジョウについてはこちらの記事でも触れています。
オトシンクルス

写真みたいに壁に張り付くなどして、ついているコケを食べてくれる。
こう見えてナマズの仲間だそうです。
コケを取る効果は高いですが、コケを食べつくしてそのままにしておくと餓死することもあるのでちゃんとエサをあげよう。

飼育の難易度は、貝やドジョウなどと比べると少し高いです。

熱帯魚の部類なので、水温を高く保つのは必須。
繁殖は未知数ですが、コケを取るという点においては良い感じです。
オトシンクルスについても記事書いてます。
スネールは止めた方が良い

まれに入れてもいないのに貝がいる場合があります。
それはサカマキガイなどのいわゆるスネール(害貝)と呼ばれる貝です。
メダカを襲うなど直接の被害はありませんが、異常に増殖をしたり大量のフンで水が汚れるなどがあります。
(数匹だったのが、いつの間にか数十匹に増えるなんてこともあります)
そのため、スネールは基本的に駆除をオススメします。
スネールについてはコチラ
メダカといろんな生き物を混泳しよう
ということで今回の記事はメダカの飼育についてまとめました。
メダカだけでの飼育もできますが、ミナミヌマエビなど他の生き物もいることで水槽がだいぶ華やかになります。
メダカなどの観賞魚を飼うこと、いわゆるアクアリウムというのは本当に癒されます。
心身が疲れていて、癒しが欲しい方。
アクアリウムとかやってみると、本当に癒されますよ。