著者:長池涼太(ブラック企業研究家)
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2025年4月26日に水戸の三の丸庁舎前の広場で第96回茨城県中央メーデーが開催され参加しました。
20日に水戸地区地域メーデーも開催されましたが、今回は茨城県全体のメーデーでした。
第96回茨城県中央メーデーの流れ
- 連合茨城の久保田会長のあいさつ
- 来賓として大井川知事茨城県労働局の佐藤悦子局長、青山大人衆議院議員、青山哲衆議院、堂込麻紀子参議院議員、小沼巧参議院議員のあいさつ
- スローガン・メーデー採択
- 特別決議
- 各労働組合作成のプラカードのコンテスト表彰
- デモ行進
という流れでした。ちなみに今年のメーデーのスローガンは「次代につなぐ 平和の願い みんなでつくろう 支え合う安心社会と確かな未来(あした)を!」だそうです。労働だけでなく、平和や人権など様々な要素・問題を考慮して決められます。


水戸の市街地をデモ行進
その後は3月の春闘の集会と同様に市街地をデモ行進。

労働組合や議員とともに2,30分ほどのデモ行進でした。最近は連合茨城関連の労働組合や市議会議員・県議会議員などとの接点も増えてきたためこの手のイベントは知人には誰かしら会いますね。
やっぱり労働組合は重要
僕自身、会社員の頃は労働組合とは縁のない環境でした。勤め先の会社に労働組合はなかったですし、労働組合も名前をかろうじて知ってるレベルでしたが、なんとなく良いイメージがあまりなかったので。
ただ、実際に議員や労働組合の方の話を聞くとイメージと比べれば交渉などやることはやってる印象で、少なくともブラック企業で一人で抱え込むよりはずっとマシだと思いました。ただ、「御用組合」というワードもあったり、そもそも労働組合は普段何をやっているのかなど未知な部分が多いのは課題かなと思います。
本来、労働組合は労働者のための自主的な組織ですが、会社側が間接的な介入を行い、労働組合の実権を握っている労働組合を御用組合といいます。
御用組合にお困りの方へ!ユニオンショップと労働組合 | レインボーユニオン

HPやSNSすらない労働組合も多く、情報を拾いづらい面はあるかも。
とはいえ、多くの労働組合は誠実に労働者に向き合っています。去年、連合茨城に伺って話を聞く機会がありましたが、労働組合を束ねている連合茨城でも労働問題に関する相談に対応しています。
連合は全都道府県にありますし、労働組合も調べれば近くに1つくらいあることが多いです。ぜひ労働問題等でお悩みの方は1人で抱え込まずに連合や労働組合も頼ってみましょう。
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