休み明けが憂うつなあなたへ!連休明けでも前向きに働ける考え方とは

著者:長池涼太(ブラック企業研究家)

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ゴールデンウイークなど大型連休明けによくSNS等で見かけるのが「仕事に行くのがつらい」といった声。

僕も経験があり、連休を取れるのは非常に嬉しいのですが特に連休の最終日から休み明け初日というのは精神的にかなりつらい状態になりやすいんですよね。

今回は連休明けのつらさを軽減する方法やフリーランス目線で見た連休明けについて解説しました。

連休明けがつらくならないためのポイント

休みの最終日に仕事の準備を少しだけする


たとえば仕事の予定の確認や軽いメールチェックなど心の準備をすることで月曜のストレスを軽減できます。いわゆる「準備体操」のイメージですね。仕事を始める前の段階でメールチェックなどすぐにできることをちょっとやっておくだけでも、連休明けの会社、仕事への適応がしやすくなります。

休みの状態から仕事モードに特に急にもっていくのってかなり体力を使う感じもあるので、徐々に慣らしていく意味でも連休最終日から徐々に仕事モードになるのが良いですね。

「連休明けは軽めの仕事から」を意識する


重いタスクや会議は避け、休み明けは簡単な作業から始めるとペースを取り戻しやすくなります。休み明けはどうしても体がなまっていたり仕事モードになり切れていないところもあるので、その状態でフルパワーで仕事をしても無断に負担が大きかったり、パフォーマンスを発揮できないこともあります。

そのため休み明け序盤は軽めの仕事から徐々にやって体をならしていくのが良いですね。

小さな楽しみを用意する

お気に入りのランチ、帰り道の寄り道、週末の予定など仕事後に「ご褒美」を設けるのも効果的です。たとえば「週末に○○に旅行に行くぞ!」「今週末はフェスに行くぞ!」みたいに週末など後々の楽しみを頭にイメージしておくと目の前のつらさも多少なりとも軽減できます。

僕は休みの日もあまり外に出ないタイプだったので、この手の楽しみを設けづらい部分もありました。趣味であったり友達と定期的に飲み会などあるような人だとこの手の楽しみも設けやすくそれまで仕事も頑張りやすいです。

十分な睡眠と生活リズムの調整

つらさを感じる点ではメンタルや体調に問題が発生している可能性もあります。連休中に乱れた生活リズムを戻すだけでも、案外大変です。

例えば仕事のある日は朝7時に起きるのに、休みの日は8時や9時など起床が遅い状態が続くとそこからまた元の起床時間に戻すのも意外と大変だったりします

僕もフリーランスになって朝9時や10時に起きることが以前は多かったですが、その状態でたまに午前中に仕事が入り朝6や7時に起きるとなるとかなり大変でした。そのため、仕事のある日も休みの日も就寝と起床の時間を一定にしておけばそれだけでも仕事の日の寝起きの悪さも改善されやすいです。

就寝時間はバラバラでも起きる時間をそろえることが大切。起床の準備を整えるホルモン「コルチゾール」の
分泌時間がそろい、目覚めもスッキリになりますよ。
休日でも寝だめはせずに、平日と同じように起きるようにしましょう!

起きる時間はいつも同じに|良質な睡眠のすすめ|ウェルネスメモ
りょうた
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特に起床時間を一定にすることは多くの医療機関や専門家も推奨しています。

連休明けのつらさの解消のために日ごろからの対策も必要

相談できる人を持つ

連休明けだけの問題でもないですが、仕事において「困ったらこの人」みたいな感じで相談できる人がいると安心感があります。僕が塾講師をやっていた時はいわゆる「メンター(研修担当)」の社員がいて僕も仕事で困ったことはその上司に相談していました。

ただし「仕事があまりにつらい、」「会社を辞めたい」などよりデリケートな内容になると社内の人には相談しづらいですよね。そんな時は、できれば学生時代の友人など社外にも一人くらい相談できる人がいるようにしましょう。僕の場合は、高校の先輩や先生などに相談に乗ってもらっていました。

一人で抱え込むというのが一番疲れますし、精神衛生上良くありません。

りょうた
りょうた

もし、どうしても友人など相談できる人がいなければまずは出会いを増やすのもポイント。たとえばボランティアもオススメです。

生活リズムをなるべく一定に保つ

休日ってどうしても気が抜けて夜ふかししたり、朝起きるのも遅くなりがちです。でも、連休明けの負担はこのような生活リズムの変化もあるかと思います。

できることなら仕事があってもなくても就寝や起床の時間を一定に保っておくことで、朝起きるときの辛さが軽減できます。生活リズムを一定に保つのは1日や2日でできるものではありません。

僕も塾講師をやっていた時は夜型の生活だったため、夜明け前に寝て昼前に起きるような生活をしていました。そこから会社を辞めたり、のちに農業法人に転職した際は朝方の生活リズムになったため、塾を辞めた翌日から徐々に就寝時間と起床時間を早めていきました。塾を辞めて2か月後に農業法人に転職しましたが、継続的に時間を調整したおかげで農業法人で働くころにはすっかり朝型の生活に戻っていました。

常に全力はやめよう

自分で言うのもなんですが、僕が会社員をやってた頃は僕なりに常に全力投球している感覚で仕事に取り組んでいました。もちろん納期が迫っている、繁忙期など全力を出さなければいけない場面もありますが、常に全力だと負担が大きすぎて体調やメンタルの調子を崩しやすくなります。

手を抜くというわけではないですが、仕事にある程度慣れている方は抜くところは抜き全力でいくところは全力でいくなど良い意味でのペース配分を心がけると良いですね。

フリーランスだと連休明けのつらさはあまり感じない

ここまで僕の会社員時代の話などから連休明けのつらさに触れました。現在僕はフリーランスですが、フリーランスになるとこの手の連休明けのつらさとは無縁なことが多いです。連休中だろうがそうでなかろうがフラットな状態でいる人が多いです。

なぜフリーランスになると連休明けの辛さとは無縁な人が多いのか?フリーランス目線で考えられる対策・ポイントをまとめました。

オンとオフの境目が曖昧なため常に一定のリズムを保ちやすい

世間一般では「オンとオフの切り替えをしよう」という論調がありますが、個人的には逆だと思っています。

フリーランスや会社員と違って決まった休みがなく、そもそも仕事の日と休日が曖昧なことが多く、僕もある意味ではほとんど毎日何らかの仕事をしているような状態です。一見つらそうに見えるかもしれませんが、後述の通りペースは自分で決められるため負担感はいくらでも調整できます

ほぼ毎日常にスイッチオンの状態ですが、だからこそ連休明けのつらさとは今は無縁なのかなと思います。

ペース配分をしやすい

先述のようにフリーランスは仕事のペース配分は会社員と比べてもかなりやりやすいです。納期などがあってもフリーランスは自分で決められるので、それに向かって仕事をしていくだけです。会社員の場合は会社にもよりますが仕事ペース等は会社が決めてしまうことが多いため、自分ではどうにもならない部分も出てきます。

先述の「休み明けは仕事を軽めに」の話もそうですが、会社員の場合そうは言いつつ休み明けから全力投球せざるを得ない状況も出てくることがあります。この点フリーランスはもちろん自分でやりたい場合は良いとして、徐々にやりたい人は最初は省エネモードで仕事をして徐々に慣らしていくというのもかなりやりやすいです。

疲れるなどしたらすぐ休める

そしてフリーランスはペース配分をしやすいという点では、万が一疲れた・きつくなってきたときはすぐに休めます。それこそ仕事の状況によっては丸1日を急遽オフに充てるのも会社員と比べればやりやすいです。

もちろん会社員も「有給休暇」はあるためそれを使えばいい話ではありますが、まだまだ「有給休暇を取るなんてけしからん!」という上司や会社も珍しくなく、有給休暇をすんなり使えるかは会社次第なところもあります。

あまりにひどい場合は専門家を頼ろう

健康な状態であれば連休明けのつらさも数日あれば徐々に解消していくものですが、例えば激務がずっと続いていたり上司などからハラスメントを受けているような状況だと、このつらいと思うような状態がずっと続くこともあります。

具体的には仕事中ずっと気分が沈んだまま、体調がすぐれない状態がずっと続くなどがありますが、このような状態が続く場合はなるべく早い段階で心療内科やカウンセリングに行くなどしましょう。

ハードルを感じる部分もありますが、行くのが遅れて重症化するとそこから治すのがかなり大変になってしまいます。特にブラック企業の場合は悪影響が出やすかったり長期化する可能性もあるため、違和感は放っておかずなるべく早く対処しましょう。

りょうた
りょうた

僕はブラック企業で耐え続けた結果、胃腸がかなり弱ってしまったり、体力もかなり落ちてしまいました。この状態になると転職等やその後のキャリアにも影響が出ます。

まとめ

記事のまとめ
  • 毎年ゴールデンウイークなど連休明けにつらそうにしている人が多い
  • 連休明けは徐々に慣らしていこう
  • 睡眠をしっかりとるなど規則正しい生活をしよう
  • 仕事の日も休みの日も生活リズムを一定に保つと休み明けの辛さの軽減をしやすい
  • フリーランスは基本的に諸々自分で調整できるので連休明けもフラットな状態を保ちやすい

ゴールデンウイークを筆頭に連休明けがつらく感じるのは今に始まったことではなく昔からあります。

ただ、最近はそれで仕事を辞めてしまったりそのまま精神的に病んでしまったりなど、連休明けのしんどさが尾を引いてしまうことも増えている印象です。

連休明けも前向きに健康的に仕事をしていくためにも、連休明けのつらさの対策はしっかりとしましょう。

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