HSP(敏感すぎる人)についてまとめてみた

川と草原

こんにちは、りょうた@nr880622です。

 

突然ですが皆さん、HSP(Highly Sensitive Person)というのをご存知ですか?

「Sensitive(敏感)」という単語がありますが、簡単に言えば「敏感な人」(もしくは繊細な人)という意味です。

実は僕も最近、このHSPに該当することがわかりました。

 

ただ一方でHSPはあまり知られていません

 

僕もたまたまTwitterで流れてきたHSPの記事をたまたま見て知ったくらいです。

今回の記事ではHSPがどのようなものかを紹介していきます。

この記事を見て、HSPのことをちょっとでも理解していただければ嬉しいです。

 

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HSPについての概要

HSPとは

ハイリー・センシティブ・パーソン(英: Highly sensitive person, HSP)とは、生得的な特性として、高度な感覚処理感受性(あるいは生得的感受性)を持つ人のこと。

HSPは生まれ持った気質であり、生涯、変わることはない。人口の約15~20%を占め、男女によって偏りは見られない。同様の性質は、人間以外にも100種以上の生物にも見られる

ハイリー・センシティブ・パーソン Wikipedia

 

アメリカの心理学者のエレイン・N・アーロン博士が提唱した概念で1996年に初めて書籍の形で出版されました。

そのため、実はまだHSPという言葉が出てから20年ちょっとしか経っていません。

 

ここで言う敏感とは「光」「音」「匂い」と言った五感に関わるものから、「雰囲気」「環境」といったものも含まれます。

感受性が強いという言い方もします。

 

ちなみによく誤解されますが、あくまで病気ではなく気質(性質)の一つです。

 

僕は「音」「雰囲気」あたりには特に敏感ですが、特にどれに敏感かは人によって変わってきたりもします。

いずれにしてもこれらの「刺激」にずっと晒されているとすごく疲れてしまいます。

ちなみに子どものHSPはHSC(Highly Sensitive Child)とも呼ばれています。

 

HSPの持つ根底の性質

ここまでHSPの特徴について挙げましたが、少し分かりづらく感じた方もいるかもしれません。

 

上記と併せて、HSPの定義もあります。

  • 深く処理する(Depth of processing)
  • 過度に刺激を受けやすい(being easily Overstimulated)
  • 全体的に感情の反応が強く、特に共感力が強い(being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular)
  • ささいな刺激を検知する(being aware of Substle Stimuli)

 

このように定義づけることもできて、それぞれのアルファベットを一つずつ取って「DOES」と表現する場合もあります。

細かい所は後程別の記事でまとめますが、この4つ全てにあてはまればHSPと見てほぼ間違いないです。

 

HSPの特徴

1 身の周りの微妙な変化に結構気づく方だ。

2 周りの人の気分に、左右されやすい。

3 痛みに敏感でガマンできない方だ。

4 バタバタした日が続くと、ひとりきりになれる場所に逃げ込みたくなる。

5 カフェインの影響を受けやすい。(取ると眠れなかったり体調を崩したりする)

HSPのチェックテスト

 

主に光、音などの五感に関するもの、雰囲気、環境に関する項目が多いですね。

このチェックテストは全部で23の質問があるのですが、僕は18個あてはまりました。

(目安は12個以上あてはまるとHSPの可能性があるとのこと)

 

特に今までやった仕事で言うと、ピリピリした雰囲気(緊張感)は大の苦手でした。

例えば誰かが怒られていると、自分が無関係のことでも自分が怒られているような気分になって気が滅入ってしまいます。

 

塾講師の時に、社長が全体会議で暴言を吐いていましたが、自分に無関係な事でも聞いてて気分が悪かったし、すごい嫌だし、何より恐怖を感じました。

 

【暴言の応酬】僕が学習塾を退職した本当の理由

 

HSPと気づいたきっかけ

きっかけは同じHSPのなおさんのブログでした。

マルチタスク(複数のことを同時にこなす)が苦手ということで、昔派遣事務をやってた時の自分がまさに当てはまったのですごく共感しました。

(過去に他に勤めていた職場でも思い当たる所は多々ありました)

 

その後、なおさんに教えてもらったHSPのチェックテストをやってみたらかなりの高得点だったので、HSPだと分かりました。

 

他のHSPの方にも伺いましたが、ある程度HSPを知るキッカケをパターン化できました。

だいたいこの辺でHSPを知る方が多いようです

 

HSPを知ったキッカケをまとめてみた

 

HSPの原因。先天的と後天的

赤ちゃん

結論から言えばHSPは先天的な物です。

なので生まれ持ったHSPの気質が後々になって大なり小なり表面化することになります。

もちろん、表面化しないとHSPかどうかは確認のしようがありません。

 

一方で周りの環境が原因でHSP気質がより顕著に出てくる場合もあります。

僕の場合は、家庭環境に問題はありませんでした。

ただ小さいころ住んでた地域が夜になるとバイクの音がすごくうるさく、当時はそれが怖かった記憶があります。

それもあって僕の場合は、「」に敏感です。

 

また、最近思った事では学校の環境も影響があると思うようになりました。

僕の場合、先生や一部の同級生から理不尽に怒られることが多かったのもあり、いつしか無意識のうちに相手に過度に気を遣ったり、機嫌を伺うようになってしまいました。

なので僕の場合は、元々HSPを持って生まれた上でこれらが原因で特に「音」や「人」を過剰に気にしてしまう面も出てきました。

 

僕の小学校時代とHSPの関係性をまとめました

 

【HSP】小学校の環境が今の自分を作りあげた

 

周りの人に言う or 言わない?

ADHDあたりはある程度聞いたことがある方もいるので、なんとなくはどういうものか分かる方も多いみたい。

 

ただHSPに関しては、まだほとんど世の中に浸透していません

HSP自体は心理学のカテゴリーに入るようなので、心理学の知識がある方ならHSPを知っているかもしれません。

 

実際僕も何人かの人に

「HSPって知ってる?」

と聞きましたが、ほとんどの人が知りませんでした。

 

最近知りましたが、HSPは心理学のカテゴリーに含まれますが、その心理学を専門に扱うカウンセラーでもHSPを知らない方は意外といました。

 

そのため、ただ単にHSPと言っても通じないので、例えば

「大きい音・声が苦手」

「人混みが苦手」

といった具合で、苦手な物を個別に言った方が相手にも通じやすいし、考慮してくれるはずです。

 

いずれにしてもただ「HSP」とだけ言ってもピンとこない人が多いです。

 

HSPのデメリットとメリット

デメリット。HSPのココが大変

様々なものが刺激になりうる

疲れている男性

音や環境など刺激になる要素がたくさんあるので、単純に生活しづらい面は出てきます。

例えば僕の場合は、「」に特に敏感です。

車を運転する方で音が気になる方は多いそうです

 

HSPと車の運転。相性の良い所と悪い所

 

また、部屋の外のちょっとした音や声が気になる事があります。

大学生の時はけっこう酷くて、当時住んでた学生寮で廊下や隣室など周囲からの些細な物音にかなり神経質になったり動揺したりしました。

あまり寝れないなんてこともありました。

今よりひどく、けっこうイラつくこともありました。

 

後々考えると騒音というレベルでもなかったのですがHSPという体質上、普通の人より過敏に反応してしまう所はありましたね。

音だけの話ではありませんが、たくさんのものが刺激やストレスになり得るのです。

音に関する悩みはコチラの記事でまとめています

 

【HSP】音に敏感で大変なこととやること

ただし音の刺激についてはイヤーマフやイヤホンなど、刺激の負担を軽減するものも売り出されているので、そういうものを活用するのも良いですね。

イヤーマフについては僕も実際に買って、効果を実感済みです。

イヤーマフについてはコチラ

 

HSP&聴覚過敏対策はイヤーマフにおまかせ

 

刺激で言えば音以外にも光や匂いなど本当に様々なので、特に刺激に敏感な人はあっという間に疲れてしまいます。

なので疲れに関しては、人一倍気を遣う必要もあります。

HSPと疲労についてまとめています

 

HSPと疲労。対処法と予防策

静かな場所など刺激に少ない場所を選べば、だいぶ負担も減りますね。

 

人の言動を真に受けたり影響を受けやすい

他人に何か言われて引きずりやすいのもHSPの特徴ですね。

冗談で言われたことでも、妙に深読みして後々いろいろと考えてしまう。

もしくは会社の仕事でミスをした時に引きずってしまうとか。

 

自分がHSPと分かってからは、何か言われても一呼吸おいて「深く考えすぎだな」と考えられるようになりました。

とは言え、なかなか難しいところです(;^ω^)

 

言動もそうですが、人前にいるだけでも疲れる場合もあります。

「人疲れ」というテーマで書いた記事はコチラ

 

人疲れとHSP。人とずっと一緒にいると疲れるという話

 

また人の言動によっては「何かしたかな?・・・」と考え込みやすい特徴もあります。

「境界線」という言い方をすることもありますが、それだけ影響を受けやすいということ。

時には自分のエネルギーを吸い取る存在(エナジーバンパイア)に遭遇することもあるので気をつけましょう。

 

エナジーバンパイアについて詳しくはコチラ

 

【HSPの人は要注意】エナジーバンパイアの実例とその対策

 

このようにHSPならではのデメリットはいろいろとあります。

ただいずれも対策を打つことである程度の負担は軽減することができるので対策をしっかりとしていきましょう。

HSPの対策についてはコチラ

 

HSPの刺激対策。自分の性質を受け入れよう

 

HSPのメリット。人に寄り添える優しい人

相談相手にピッタリ

これはメリットともデメリットとも取れますが、人の気持ちに敏感な所もあります。

相手の言っている事、声のトーンなどから、相手の気持ちや機嫌、不安や悩みなどが分かることもあります。

上手くHSPの特性を扱えれば相手との関係をより円滑に築くことが出来ます。

 

また相手の気持ちに敏感という点では、相談相手にもってこいですね。

聞き上手な面もあるので、カウンセラーにも向いているかもしれません。

以前、傾聴に関しての記事を書きましたが、まさにHSPのメリットを発揮できるでしょう。

傾聴については傾聴cafeというイベントで勉強しました

 

水戸で心理学や傾聴をまったり学ぶなら傾聴cafeがオススメ

 

共感性の高さで相手に寄り添う

握手する2人の男性

さらにいわゆる「共感力」も普通の人より高いので、より相手の気持ちに寄り添うこともできます。

ちなみに以前、ストレングスファインダーを受けましたがその中の要素の「共感性」は全34資質中2位でした。

 

ストレングスファインダーについてはコチラの記事でまとめています。

 

【ストレングスファインダー】自分の才能を発見してみた

 

ただ一方で相手の雰囲気や気持ちに影響されやすいので、気をつけないと相手の負のエネルギーの影響を受けてこちらも病んでしまいます。

個人的な主観ですが、HSPの人には心優しい人が多い気もします。

 

独創性がある

愛着が不完全で安全基地をもたない→縛られるものがない→常識を超えた目で見たり感じたり発送したりできる→独創性が生まれる!

敏感すぎて困っている自分の対処法

 

HSPの人の7割は内向型だとされています。

そのため一人でいる時間を好む傾向もあります。

 

ある実験でわかったことは、邪魔が入る事で生産性が下がって、ミスが増える事や、集団が大きいほど、評価懸念や社会的手抜き、生産妨害が起き、よいアイデアを生み出す率が下がる、というものでした。

敏感すぎて困っている自分の対処法

 

特に内向型の人はこれを本能的にわかっている事が多く、一人で極度に集中する事で独創的なアイデアを生み出しやすくなるというわけです。

例では、アルバート・アインシュタイン、スティーブ・ジョブズ等が挙がっています。

 

内向型に関してはコチラの記事でまとめてます。

 

内向的な性格は悪い事じゃない!それは立派な個性

 

HSPならではの特性を生かそう

以上、HSPについてでした。

最初は半信半疑だったけど、チェックテストをやってみたり今までの人生を思い返すと、HSPだと思い当たる事が多々ありました。

 

自分がHSPだと思う方。

どうか悲観しないでください。

もちろんHSPであることのデメリットもありますが、それ以上にメリットもあります。

思わぬ所で力を発揮するかもしれません。

 

例えばクリエイティブになれるとか

 

【HSP】集団に巻き込まれず積極的に一人になるべし

 

その他、実際にHSP気質をいろんな方法で活かしている人もいるのです。

ギフテッドという気質もあり、HSPと組み合わせたりとか

 

HSP×ギフテッドのインタビュー@茨城

 

HSPでない、もしくはHSPを知らなかった方。

もし友人などでHSPの方やそう思われる方がいたら、全部は理解できなくても可能な限りで考慮してくれると嬉しいです。

 

HSPと仕事の適性についてまとめた記事も書きました

 

HSPの特性を生かす。HSPに合う仕事、合わない仕事

 

実際のHSPの方の声

2019年4月から茨城県内のHSPの方へのインタビューを始めました。

やはり実際のHSPの方の話を聞くのが一番手っ取り早いし、説得力がある。

 

第一弾では僕の友人から話を聞きました。

「ギフテッド」という気質も併せ持っていますが、双方を上手く活用する生き方をしています。

HSP×ギフテッドのインタビュー@茨城

 

第二弾では同じくHSPの方の話を聞いてきました。

コチラの方はHSPにおける苦労話が僕と近い所もありましたし、今後のHSPの展望の話については僕も良い意味で刺さりました。

HSPは報われる!HSPインタビュー@茨城第2弾

 

HSPの方向けのオススメ書籍

どうせならHSPを勉強しようと思って購入した書籍です。

書店によってはHSP系の本が全くない所もありました。

カテゴリー的には心理学に分類されるようで、書店ではADHDの本と一緒に置かれている事が多いです。

 

 

HSPの中でも、「認知のゆがみ」について特化しています

 

HSPのお子様(HSC)がいる方には、コチラの本もオススメです。