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【実体験】少人数の職場はストレスが溜まりやすい

著者:長池涼太(ブラック企業研究家)

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あなたの職場(部署)ってどれくらいの人数がいますか?

もしあなたが中小企業や零細企業にお勤めの場合、職場が少人数なんてこともあるかもしれません。

少人数の職場って、良い面もありますが同時に悪い面もあります

仕事のパフォーマンスにも影響しますし最悪の場合、鬱などの精神疾患を患う可能性もあります。今回の記事は、そんな少人数の職場の落とし穴と思われる部分を紹介しています。

会社の居心地は人間関係で決まる

人間関係が良ければ続きやすい

自分の働いている会社の居心地が良いか、良い会社と思えるかどうかはいろんな要素で判断できます。給料、ボーナス、会社の規模、勤務地、福利厚生、安定性、等々…

ただ会社で悩んだ経験がある人の話を聞くと、多くの人が『人間関係』で悩んでいるという印象です。僕の場合、これまで会社勤めの経験は

  1. 派遣事務(建設会社)・・2か月
  2. 学習塾講師・・4年
  3. 農業法人・・3週間

の3つがあります。いずれもブラック企業ですが、塾はまだ人間関係が良かったのもありこの中ではダントツの4年も続きました

りょうた
りょうた

個人的には、多少給料が低いとか労働環境が悪くても『人間関係』が悪くなければストレスは最低限に抑えられる感じがしました。もちろん労働環境も重要ですけどね。

人間関係が悪いと条件が良い会社でもキツい

一方で派遣事務については入社早々上司からの半端ないプレッシャーから過敏性腸症候群を発症したり、しまいには鬱寸前にまで追い込まれ2ヶ月で辞めました

農業法人についても、仕事の覚えの悪さから社長に人格否定を含む説教を30分も受けて、入社からわずか3週間でクビになりました。派遣事務と農業は、上司や社長などを含めて相談などができる味方が社内に一人もいない状況でした

今だから笑って話せる部分もありますが、当時の僕としては地獄そのものでした。そしてこの2つの職場の共通が、会社規模がそこまで大きくない「少人数」な職場だったのです。

少人数の職場はやめたほうがいい理由

僕の勤めた会社を踏まえた上で少人数の職場のデメリットを挙げてみました。派遣事務のときの話がメインです。

良くも悪くも濃い人間関係

少人数の職場はだいたい全員と一通り接点を持ち、関わる時間も大人数の職場と比べても多くなります。そのため少人数の職場は良くも悪くも、濃い人間関係を築くことになります。これが良い方向に作用する分には良いことなのですが、悪い方向に作用したら大変です

例えば僕は派遣事務として働いていた時は、建設会社で働いていてそこの総務部(社員数人)に所属していました。ここで良好な人間関係を築けていれば心地よく仕事ができたのでしょうが、あいにく仕事のプレッシャーを上司から浴び続けていました。そして、だんだん上司が僕に対して怒りをぶつけてくるようになり、どんどん居心地が悪くなっていきました

早く仕事覚えろよ!

それが部署全体に伝染したのか他の社員も僕には見向きもせず、もはや当時の僕には社内に味方は一人もいませんでした。とても誰かに相談できる雰囲気ではなかったですし、手を差し伸べてくれるような人もいませんでした。

りょうた
りょうた

この建設会社を辞めた後、学習塾に転職。塾は新人に対して必ずメンターの位置づけになる上司がつくシステムだったので、何かあればその人に相談するなどフォローはしっかりしていました

これがもし大人数の職場であれば1人や2人相性の悪い人がいても、フォローしてくれる人や逆に相性の良い人がいる可能性も高まるので、まだ何とかなりやすいです。この点で、少人数の職場というのは人間関係の観点からリスキーです。

逃げ場がない

少人数だと誰かと何かトラブルなどあった時に、それが尾を引きやすかったりしやすいです。大人数の職場であれば相性の悪い人がいたとしても、逆に相性の良い人もいる可能性もまだあるので何とかなります。

これが少人数の職場だと、誰かとの関係が悪くなるとその雰囲気が部署内に伝染し、次第に皆寄り付かなくなります。派遣事務のときも、一部の上司を除いて僕につらく当たるとかはなかったのですが、他の社員からは完全に腫れ物扱いされてました。こうなると誰かに助けを求めようにもできないわけです。

これが塾のときは社員も2,30名いましたし、何かあっても仲の良い同僚や上司に相談できる仕組みがまだありました。

りょうた
りょうた

塾も正直言うと苦手な上司はいましたが、授業の教室が日替わりだったので毎日ずっと一緒でもなかったですし、もしものときはメンターの上司もいたのでフォローの体制は整ってました。

派遣事務は少人数の上に『フォロー』の体制が皆無だったのが辛かったです…。

相談が難しい

少人数の職場は、一度誰かと人間関係をこじらせると全員を敵に回してしまうこともあります。そのため社内の人に相談しようにも、現実的には難しいです。

りょうた
りょうた

僕の場合、派遣事務の時はあくまで「派遣」という立場だったので、おおもとの派遣会社の人に相談することはできました。ただし、「気にしすぎ」と一蹴されました…。

これもやはり大人数の職場の方が、味方が一人くらいいる可能性があるので相談しやすいですね

精神的なストレスは侮ってはいけない

長池涼太(りょうた)
精神的なストレスはときに、体にも悪影響を与えます…。

このような人間関係に限らずですが、仕事をしていると精神的なストレスが蓄積することもあります。もちろんスポーツなどの趣味を楽しむことでストレスを発散、減らすこともできます。

ただしそのようなストレス発散をもってしても、それ以上のペースでストレスが蓄積することもあります。結果、僕は派遣事務のときに「過敏性腸症候群」になりました。これは基本的に完治することはなく、一度症状が和らいだとしても後でストレスが溜まれば腹痛などの症状が再発します

結局、会社でいくらうまく立ち回っても根本(職場)を無くさない限り意味はありません。また農業法人のときは、クビになってから完全に心を折られ自身を無くしてしまい、そこから丸2年ニートでした。

りょうた
りょうた

当時は、「自分はもう、どこの会社に行っても役に立たないな…」とか本気で思ってました。

少人数の職場は良い所もあるけど時にストレスにもなる

少人数の職場について
  • 会社の居心地が良いかどうかは人間関係で決まる
  • 特に少人数の職場は良くも悪くも濃い人間関係が形成される
  • 相性の悪い人にハマった時に逃げ場がない
  • 人の雰囲気が伝染しやすいため、相談する人ができづらい
  • 精神的なストレスを侮ると、後々のダメージがデカい

以上がデメリットがメインですが、少人数の職場についての話でした。

あまり人数の多い職場だとどうしても騒がしくなることもあり人数の多い職場を嫌う方もいますが、大人数の職場だとまだ逃げ場があると感じます。一方で少人数だと良くも悪くも濃い人間関係になりやすく、仲が良ければ良いのですが、悪いときにはとことん悪い方向に行きます

僕も少人数の職場で働いて地獄を見てるので、少人数の職場で働くときは気をつけましょう。

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