著者:長池涼太(ブラック企業研究家)
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2026年5月1日に茨城県水戸市の内原市民センターで開催された第46回水戸メーデーに行ってきました。
僕の知り合いが労働組合に所属しており、その方から内原地区労を紹介していただき行ってました。

ブラック企業研究家
長池 涼太
ブラック企業において過労死寸前の長時間労働やパワハラを経験。その経験をもとに大学などでブラック企業の実態やブラック企業で壊されたキャリアの再生方法等を解説。
内原地区労について
内原地区労は、茨城県水戸市の旧内原町エリアを拠点に活動する労働組合組織(地域労働組合)です。2025年の「水戸旗開き」に参加するなど、地域社会の労働環境改善や地場産業の発展に向けて活動しており、主に地域に根ざした労働運動を展開しています。
内原地区労AI による概要
会社や業界(産業別)の労働組合とは違い、水戸市の旧内原町エリアという地域で区分けされた労働組合組織です。
近隣の方が多いですが、各メンバーがいろんな業界に所属しています。小規模な組織ですが、一人一人が熱意をもって活動しています。

内原地区労はホームページがないですが、水戸市議会議員の森議員、萩谷議員がそれぞれのホームページで紹介しています。
水戸メーデーの流れ

- 開会あいさつ
- 主催者あいさつ
- 基調提案
- 連帯あいさつ
- 私たちを取り巻く情勢の特徴と課題 玉造順一・茨城県議会議員
- 労働・生活実態報告
- 職場報告
- 交流
- 集約
- 閉会挨拶(インター合唱、団結ガンバロー)
実は今年は連合(連合茨城)、全労連(茨城労連)それぞれによるメーデーも参加し、そのあとに今回の内原地区労のメーデーに参加しました。
労働組合の関係者や議員がいるのはいずれも共通していますが、内原地区労で特徴的だったのが、「職場報告」で今現在労働組合に所属して会社で働いている方のリアルな声が聞けました。
業種や職種もバラバラですが、今回は特に医療、運輸など様々な業界の労働組合の状況を聞けました。
ブラック企業研究家の活動の話
今回僕は知人が内原自治労の関係者だったこともあり、その縁で飛び入りの形で参加させていただきました。
ありがたいことに僕のブラック企業研究家としての活動をお話しさせていただく時間もいただくことができたので、茨城大学でのブラック企業の授業など活動全般についてお話しさせていただきました。

僕の場合は、現役で会社や労働組合に所属しているわけではないので、労働の最前線からは少し距離がある立場です。
一方で2016年から当メディア涼しく生きるを通じて10年間ブラック企業・労働問題に触れたり、発信をしてきた自負もあり、全国の様々な労働問題を見聞きしてきて、今や僕の手元には報道されたものから個別に情報提供いただいたものまで合計で300社以上のデータがあります。
その上でブラック企業の実態を伝えていく、特にこれから就職する学生に向けて予防的に伝えたり、もし入社した会社で労働問題に巻き込まれたときに労働組合など頼れる場の提示やどう立ち回れば良いかなど、僕が特に伝えたいこともお話ししました。

改めて思う労働組合の意義・役割
昨今は労働組合の組織率や加入率が下がっているといわれています。報道された労働問題であったり、涼しく生きるに来る個別の相談などを見ていても労働組合の話題が上がることはかなり少ない印象です。僕自身も会社員時代に労働組合とは全く接点がなかったです。
一方で職場等によっては逆に労働組合に入るので通例や暗黙の了解になっている場合もあるそうで、労働組合への入会などは環境にもよると思われます。
その中で労働組合の意義は賃金などの待遇や労働環境の改善もそうですが、「仲間づくり」の意義もあるのではないでしょうか。労働組合は形はどうあれ組合員同士のつながりは絶対にできますし、場合によっては会社をまたいでのつながりも作れます。僕もそうでしたが労働問題に悩まされている人に見られる傾向として「孤独」があると感じます。もし労働組合でないにしても社内に相談できる仲間がいれば、それだけでも労働問題等が深刻になるリスクはかなり下げられます。
もし社内で相談相手を探すのが無理なら、僕みたく学生時代の友人など社外の人でも構いません。
労働組合への加入もそうですが、何より人とのつながりを立たないことが労働問題から身を守る一番の対策かもしれませんね。
また今回のメーデーは月刊まなぶという労働者向けの月刊誌の編集長がいらしておりいろいろとお話をさせていただきました。ブラック企業研究家としての活動にも共感いただけたり、僕の講演のチラシもまとめて配布していただきました。ありがとうございます。

まとめ
今回は内原地区労という今まで全く接点のなかった労働組合組織にお邪魔しました。
労働組合に関してはいろいろ言われているところもありますが、ブラック企業研究家の立場で言うと、労働組合抜きで会社を改善するなどは正直限界があると思います。
今回のご縁も大事にしつつ、活動していきたいと思います。




