いばらきCONNECT2025「ピッチ&交流会」の3分間ピッチに登壇してきました

ブラック企業研究家長池涼太

著者:長池涼太(ブラック企業研究家)

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2025年7月26日にチャレンジいばらき県民運動主催・株式会社しびっくぱわー協力によるいばらきCONNECT2025「ピッチ&交流会」に参加してきました。

主に交流会のイベントではありますが、3分間ピッチで自分の活動について話せるということでブラック企業研究家としての活動について話してきました

いばらきCONNECT2025とは

チャレンジいばらき県民運動主催のもと開催する「いばらきCONNECT2025」では、茨城県内でボランティア活動に取り組む団体が集まり、それぞれの活動を紹介し合う情報交換を行います。

分野や地域を越えてつながり協力することで、新たな出会いや連携のきっかけを育むとともに、これからの社会活動をより豊かに広げていくことを目指しています!

さらに、ご自身の活動を簡潔にご紹介いただける「3分間ピッチ」の機会もご用意

【event】いばらきCONNECT2025「ピッチ&交流会」(2025.7.26) | CIVIC POWER Inc. – しびっくぱわー

2,3年前から主にNPO法人教員支援ネットワークT-KNITの広報としてチャレンジいばらき系列のイベントには参加してきました。そこでは主にボランティアや地域・社会活動をしている人や団体と交流してきました。

ブラック企業研究家としてピッチ登壇

今回は希望者は3分間ピッチと題して自分の事業・活動に関して紹介できる時間をいただけました。

僕もブラック企業研究家として、ブラック企業やキャリアに関する発信や講演活動などに関する話をしました。

長池涼太
登壇中の自分

以下で当日のピッチで使ったスライド6枚を1枚ずつ紹介しています。

社会に出る前に知ってほしい働くの現実
スライドの冒頭・タイトル

今回のピッチでは涼しく生きるのアピールに加えて昨年の茨城大学の授業のようなブラック企業に関わる講演等を通じて「働くことの現実」を知ってほしいという旨の話をしました。

おまえは価値のない人間だと言われ会社をクビ

今回のようにブラック企業研究家としての活動を紹介するのは初めてで3分間で何をしゃべろうと思いましたが、昨年茨城大学で授業をした際に農業をクビになった際のエピソードは学生からの反応も大きかったり、僕の活動の原点でもあったので、このエピソードは少し厚めに話しました。

ピッチ後の交流会で何人かの人に話を伺いましたが、農業をクビになった際のエピソードは印象に残った方が多かったようです。特に茨城県は全国でも屈指の農業県なだけに、農業でこのような事案があるのは気になったみたいです。

いばらきCONNECT2025「ピッチ&交流会」3分間ピッチ

活動内容の1つ目は当メディア涼しく生きるについて。ブラック企業での経験談やキャリアに関する話をメインに発信しています。

いばらきCONNECT2025「ピッチ&交流会」3分間ピッチ

そして昨年の茨城大学での授業を皮切りに今後やっていきたいのがブラック企業を通じて知る働くことにおける現実。周りに当事者がいないと知る機会がない話も多いので、貴重な話をできると思います。

いばらきCONNECT2025「ピッチ&交流会」3分間ピッチ

現状既に就活や起業のノウハウはいろんな人や団体がレクチャーしていますが、ブラック企業を見分けたり労働基準法などの労働法に関することを教わるような機会ってほとんどありません。その辺を僕の活動を通じて知ったり、知る機会を作ってほしいと思います。

また企業・経営者側からしても自分の会社がブラック企業であることによるメリットあまりないです。たとえば従業員は疲弊して生産性が落ち、売り上げも落ちるというリスクもありますからね。

さらに茨城県などの地方だと、ブラック企業がある・増えることによって若者などの人材がどんどん東京などに流出してしまいます。そうなると地方創生どころか地方・地域の衰退のリスクもあるなど実は企業・労働者間だけの問題では済まないんですよね。

いばらきCONNECT2025「ピッチ&交流会」3分間ピッチ

このように

ブラック企業の存在は地方創生にも関わる⁉

いばらきCONNECT2025集合写真

ピッチ登壇後は1時間くらい交流会の時間があったので、参加者といろんな話をしました。

その中で印象に残ったのが地方創生的な話。もちろん東京など都会でもブラック企業はありますが、特に地方の場合はただでさえ都会への人材流出が深刻で茨城県も例外ではありません。

地方を出ていく理由は様々ですが、僕は理由の一つにブラック企業や働き方等の問題もあると考えています。ブラックかは抜きにしても地方の方が給料が低い傾向があったり、ハラスメントが常態化してるなど体質が古い会社が多い傾向もあるので特に若者は地方では働きたがらない部分もあるのではないでしょうか?

何より仕事は生活の中で大きなウエイトを占めます。最近は「住みよいまちづくり」みたいな施策を目にすることもありますが、その中で働き方・労働環境に関する話が出ることはほとんどありません。でも、仮に多少便利な地域だったとしても会社でひどい目に遭う、ブラック企業が多い…そんな地域・地方に果たして住みたいでしょうか?

今後に向けた新しい視点として例えば「ブラック企業が地方・地域を滅ぼす」みたいな論調で話をしたり、そういう目線を持ちラわせるのも良いと思いました。

りょうた
りょうた

ブラック企業やキャリアに関する講演・講座の登壇依頼お待ちしております。

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