著者:長池涼太(ブラック企業研究家)
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2016年の2月まで4年間塾講師をやってました。
いろんな人から
- 塾講師って安定してるよね
- なんで、塾講師辞めちゃったの?
ということをたびたび聞かれました。よく言われる安定に関しては、私のいたところは給料も20万ちょっとはあったので、県内としてはまあまあ高い方かと。
ただ、規模の小さいところは給料が未払いだったりもあるそうで、会社によっては状況がよろしくないのかなーという感じです。そんな塾講師の世界ですが、4年いた末に僕は辞めました。なぜ辞めたかこの記事で話します。
塾講師を辞めた理由
簡単に言うと体調の悪い時期がずっと続いてたからです。平日一日どこかが休みで、年に数回日曜休み。GW、お盆、年末年始の休みは普通の会社と同じ感じで、1年目の時は100日ちょっと休みがあったと思います。残業も通常レベルかなと。
変わったのは入社2年目からで、シフトの関係か何かで前半半年がやたらと休みが多かったです。ただそれのツケなのか後半半年は休みが前半の半分まで減らされました。この時は前年の休みがまだ多いほうだったらしく、GWやお盆といった一部の連休をのぞいて常時週休1日でした。
年間休日で言うと80日くらいでしたが、残業時間が後で数えたら月によっては80~100時間近くとかやってたので、そりゃ体調崩しますよね(笑)
疲れすぎて体調が悪くなりがちになった
体が動かなくなったり、自律神経やられたり
印象的だったのが、ある日いつも通り出勤(正午出勤)したら、近々あった説明会の資料を私が作るということに突然なりました。しかもその日のうちにやらなければならず、定時は22時なのですが、その日は夜中・・・もとい早朝4時までかけて資料を作りました。
その日に言われて、1日で16時間も仕事をしました。この年はこんな感じの残業がたまにあり、このころからたびたび体調を崩して病院行ったり、常に疲労感や体のだるさを感じるようになりました。
特に説明会の資料のちょっと前に心臓付近がずっと痛むのが気になり、病院に行ったら心電図、血液検査など、簡単な健康診断をやりました。そして、自律神経がやられているという診断を受けました。
(自律神経失調症に近い感じですかね)
薬もらって終わりかなーと思ったら、急にベッドに寝かされて心電図とらされたのでビックリしました(笑)
心電図とか初めてだったので、ここでただごとではないなと思いました。
常に疲れて体調が良くない日ばかり
他にも胃腸炎だったり眠れないなどの症状がありました。今まで風邪ひく以外で体調崩すことがなかったので、ちょっと怖くなりました。ちょうどこの頃に鬱で自殺したとかテレビなどで聞いた時期でもあったので、なんとなく自分も他人事ではないなと思いました。
おかげで今では考えられませんが、常に体調が悪かったり、疲れているような感覚でした。
当時は休日をふくめて体調が良い日が無かったですね…。
休日も気分転換する体力すらなく、ただぐったりしてました。
そんなこともあり、入社2年目の途中の段階で「2年後に辞めよう」と自分の中で決めました。ちなみになぜ2年後かというと、個人的に自分が面倒みたいと思ったクラスが今年受験だったので、それを見届けてからにしようと思ってたからです。
加えて、塾業界は年度途中だと辞めづらいので、年度末に合わせて辞めようと思ったのもありました。
雰囲気も悪くなった。暴言の応酬
そう思いつつ、一昨年、去年と過ごしてきましたが、この間会社の業績は下がってたそうで会社が(特に社長が)かなりピリピリしており、会議のたびに罵倒されました。
罵倒とは言っても僕が罵倒されたというよりは、上司が会議で罵倒されそれを僕ふくめた他の社員が聞いているという感じでした。聞くのも気分が悪かったです。
けっこう普通に「クズ」とかいうので当時はそれが普通かと思ってましたが、今思うとビックリします(笑)
常に体調が悪いのが続いており、このままで体がもつのかと思い、多少リスクはあるにしても辞めた方がいいなと思い、辞めたということです。
塾講師を辞めた!そして元気になった
ちなみに今はどうかというと、体調が良好です(^^)仕事してた時には考えられないくらい体が軽いです。
いかに以前が体調悪かったか・体がだるかったかがわかります。
やはり夜型の生活は体への負担が大きいです。
これからは無理のない生活をしようと思います。
無理に長く働いたら体調面などもっとひどくなっていたかも…。