HSPの人は面接が苦手!?面接で必要な考え方を解説

著者:長池涼太(HSP研究・エビデンスを発信するブロガー)

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  • 「面接でうまく話せるか不安」
  • 「面接がなかなか通らない」

と面接に関する不安や悩みを持った人はかなり多いと思います。

加えてHSPに該当する方にとっては、「HSPだから面接苦手なのかな?」と気にすることもあるかと思います。

今回の記事ではHSPにも触れつつ面接のポイントや盛った方が良い心構えについて解説しています。

HSPだから面接が苦手というエビデンスはない

HSPだから面接が苦手とは限らない
HSPであることと面接が苦手なのは今のところ無関係です。

大前提ですが、ネット上で見られる「HSPの人は面接が苦手」と言う話は根拠(エビデンス)はありません

そもそもHSPの研究は教育に関するものがほとんどで、HSPと仕事を結び付けた研究は皆無です。

そのため「HSPは○○の仕事が向いている」「HSPは会社員が向いてない」などはカウンセラーなど発信者個人の主観に過ぎないためあまり真に受けすぎないようにしましょう。

ただし、HSPは研究において「環境に影響されやすい人(環境感受性の高い人)」とされていますが、職場や家庭など『環境』からのアプローチから適職を考えたりするのは悪くないと考えています

HSPだけですべては決まらないですが、HSPの知識も上手く加減しながら活用することで仕事探しや面接対策も多少効率は良くなると思います。

HSPの人が面接が苦手だという理由

HSPと直接関係ないとは言っても、「HSPの人は面接が苦手」という形の発信はかなり多いです。

理由を見ると、

  • あれこれ考えすぎて不安になりやすい
  • 完璧主義になりやすい
  • 感受性の高さから、面接官の機嫌や態度を気にしやすい(?)

あたりが多い印象です。

全部が全部HSPに関係はないですが、面接が苦手な人の傾向として「不安」「完璧主義」はキーワードですね。

「HSPだからこうする」ではなく、面接はいかに不安に向き合ったり、完璧主義になりすぎないかがカギになります。

面接対策で必要な心構え

面接の3か条

面接は面接官との『対話』である(面接官も同じ人間)

意外と忘れがちですが、面接官も会社の人とは言え我々と同じ人間です。

そして面接は選考の場ではありますが、同時に自分と面接官との対話の場とも考えられます。

そのため面接だから特別何かをするというよりは、シンプルに相手に不快感を与えない言動やしっかり受け答えをすることが大事です。

特に30代以降と違って20代は、実績や以上に『人となり(人柄)』や『伸びしろ』の重要度が高い傾向にあります

そのため、

  • 口下手ではあってもちゃんと相手の話を聞ける
  • 嘘をつかないなど常識・節度のあるコミュニケーションが取れる

あたりだけでも満たせれば大きなマイナスになることは少ないです。

りょうた
りょうた

たまに20代の方と面接の練習ついでに話していても、最低限の受け答えができなかったりすると違和感ありますし、話を盛ったり嘘をついたりするのは僕ですら意外とわかります。
(面接官の経験がない僕ですらわかるので、本物の面接官はより見抜けるでしょうね)

手ごたえがあっても落ちるし手ごたえがなくても通ることはある

持論ですが、面接は手ごたえがあったからといって必ずしも受かるわけではないですし、逆に自分ではグダグダ、手ごたえが感じられなくても受かる場合はあります。

面接は学校のテストなどと違って点数化(数値化)できませんからね。

また、面接は必ずしも優秀な人が採用されるわけではなく、あくまで『その会社に合いそうな人』を選ぶ場です。

合わない人はどう頑張っても面接は通る確率は低いため、完璧を目指すより逆に開き直るくらいがちょうどいいかもしれません

りょうた
りょうた

逆にいえば「私は○○の点で御社に合うと思います」みたいにその会社に貢献できそうな点を挙げていくのがいいかもしれませんね。

加えて転職活動だと、前職のことはほぼ毎回聞かれる印象。

前職の職務内容やその会社でも活かせることは整理しておくと良さそうです。

緊張をゼロにするのは無理。緊張するのが普通

昔の僕もそうでしたが面接直前って緊張しますよね。

僕はフリーランスの身なので面接を受ける機会はほとんどないですが、初めての人と会ったり初めての場所に行くときは今でも緊張します。

おそらくこれは僕に限らず多くの人に行けることだと思います。

そして面接もほとんどの場合は、『初めて行く会社』で『初対面の人』と会うことになります。

そうなれば、面接だって緊張するのがむしろ当たり前だと思いませんか?

りょうた
りょうた

緊張をゼロにしようとすると、かえって緊張する。

「あー、自分緊張してるなぁ」と俯瞰して見るくらいがちょうどいい。

圧迫面接はブラック企業の可能性が高い

面接でごくまれにあるのが、面接官が高圧的だったりするいわゆる『圧迫面接』。

僕も高圧的な面接官にあたりかなり不快な思いをしましたが、なぜか面接が通り入社できたこともありました。

面接では、

君?ゆとり世代?

ゆとり世代ってだらしないよねー

と言った感じで明らかにディスってくるような発言や終始上から目線・高圧的な面接でした。

これで過去2社に圧迫面接を受けたうえで入社したことがありましたが、いずれもブラック企業で特にパワハラに遭いました

今思えば、面接通った段階で辞退しても良かったと思っています。

りょうた
りょうた

まともな会社は圧迫面接をしません。

HSPだから面接がどうこうではない!適度に完璧を求めすぎずにやろう

記事のまとめ
  • HSPだから面接が苦手とかではない(今のところ根拠がない)
  • 面接官も同じ人間
  • 圧迫面接をする会社はおおむねブラック企業で間違いない
  • 面接は手ごたえなくても受かるときはあるし、どう頑張っても落ちるときは落ちる

「HSPと面接」というテーマでしたが、別にHSPに該当するからといって面接で特別に何かをするということはありません。

ただし面接はいくらやっても慣れるのは難しいし、不安はつきものですよね。

むしろ面接に不安が全くない人の方が珍しいので、ぜひ面接は不安があるのが普通と割り切って、完璧を目指さずに適度に適当なスタンスで臨んでいただければと思います。

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