こんにちは、りょうた(@nr880622)です。
農業をクビになってかれこれ半年(記事作成時)。
これから農業関係の仕事を考える人もいるかもしれません。
正直な所、会社の規模や条件によってピンからキリまである仕事なので、個人的にはあまりオススメはできません。
しかし、それでもやるって人のために、実際に農業の仕事をやってみて必要と感じたことを今回の記事では挙げてみます。
目次
車の免許。マニュアル免許必須が多い
軽トラックを使うことが多い

これについては車両を使う会社が多いため。
マニュアル免許としたのは、軽トラを使う場合が多く、その軽トラはだいたいオートマ車ではなくマニュアル車です。
また農業法人の求人を見ても、ほとんどの会社でマニュアル免許が必須の場合が多いです。
パッと見た感じ7、8割以上はマニュアル免許必須でした。
農林振興公社に話を聞きに行った時もマニュアル免許取得は推奨されました。
オートマ限定の人は、教習所で限定解除の教習を受けよう

ちなみに僕は20歳で免許を取りましたが当時はオートマ限定で取りました。
それで転職活動して農業の求人見てる時に、マニュアル免許がないと無理そうだったので教習所に行ってきました。
オートマの限定解除を教習所でやって、最後に所内での卒業試験がOKなら、あとは免許センターで手続きをして終わりという感じでした。
限定解除の場合、路上教習はありません。
費用は僕が行ったところで6万円ほどでした。
(追試などがなければ)
特に追試もなく教習開始から手続きまで1週間ですみました。
クラッチの踏むタイミングや踏む強さに気をつけましょう。
ただ、教習所が意外と混んでた(4月頃)ので、不安であれば混雑状況を事前に確認しておくと良いですね。
農業は力仕事が多く体力勝負
とにかく重いものをよく運ぶ

これは農業関係ならほとんどの会社で当てはまるでしょう。
僕がいたところでいうと、温室で野菜を栽培し、収穫、運搬、仕わけというのが大まかな流れでした。
特に収穫~運搬はかなり体力を使います。
かごに野菜をつめていきますが、いっぱいまでつめると10㎏以上にはなります。
これ1個でも重いですが、これを何回もこなしますのでけっこうきついです。
特に重いものを持ち運ぶという意味では必須の能力です。
初めて持ったときに、想定以上に重くて少し腰を痛めました。
全般的にスピーディーである
正確性ももちろんだけど、とにかく速くやる
これは特に僕がいたとこみたいな仕わけ(箱づめ)作業があるようなところは特に言えます。
もちろん作業を正確にやることも要求されますが、それを完璧にしたうえでのスピードが備わってそ普通。
それこそ細かいところでいうと、野菜を箱につめるための段ボール箱の組み立て、スーパーなどで売るための小袋に野菜を入れる作業なんかもありました。
これも正確性+スピードを兼ね備えて普通。
業者が大量に運ぶから、それだけたくさんさばく
収穫した野菜をまとめる作業をして、各業者が野菜をとりにきますが、数十箱単位で持っていくのでそれだけの量をまとめるためにはスピードが必須です。
そもそものろい人やマイペースな人にとってはものすごくきついでしょう。
研修生(外国人)とのコミュニケーションする
外国からの実習生がいる

これは能力というものでもないですが(笑)
最近は多くの農家や農業法人で、外国人の研修生の受け入れを盛んに行っています。
僕のいた所も数名いました。
出身国は様々でしたが、だいたい僕のいた所は東南アジア方面が多かったです。
日本語も話せなくはないですが、普段のスピードで喋るとあまり聞き取れないようなので、ゆっくり話してあげると通じます。
もしくは話せるのであれば英語でもわりと通じます。
外国人実習生と話せたら面白い
僕も覚えている範囲で英語は使ってみて、ある程度は話すことができました。
正直外国人との接点が今まであまりなかったので最初は戸惑いましたけど、慣れるとけっこう楽しいです(笑)
社長や社員からはゴミみたいに思われてましたけど、研修生とは1か月の間でけっこう仲良くなれたと思います。
▼【あなたには価値がない】農業法人のバイトを3週間でクビになった話
ちなみに研修生は日本にいられる期間がビザ関係で決まっているそうで、長くても2,3年だそうです。
それ以降は母国に戻って、農業振興につとめます。
農業法人は体力とスピードは必須
農業への転職に必要なこと
- マニュアル免許
軽トラを扱うところが多く、オートマ限定で可なところが意外と少ない。体感6~7割の会社でマニュアル免許必須
- 体力
大量の野菜など重いものを扱うことが多いです。ケガに注意
- スピード
正確性はもちろんですが、仕事全般をスピーディーにこなすことが求められます
- 技能実習生とコミュニケーション
多くの農家、農業法人で外国からの技能実習生を受け入れています。彼ら・彼女らと一緒に仕事をすることも多いのでコミュニケーションは必須。日本語もある程度喋れますが、余裕があればコチラからも英語などで話してあげると親切かもしれません
ということで農業法人で働いた経験をもとに、農業で働くのに必要なことをまとめました。
塾講師のときも言われてましたが、元々スピード全般は弱点でもあったので、今冷静に考えると能力的に適性はなかったです。
仕事としての農業はきついでも触れましたが、農業は想像してるよりはいろんな意味できついです。
僕も農業の経験者として、農業は安易にオススメはしません。
最終的にやるかは個人の判断になりますけど、こういう実情だよというのは知っておいてほしいです。
ただし、将来的に自分で独立して農業をやるための修行ということでしたら良い機会ですね。
>>元々スピード全般は弱点
私もそうですが、スピードが遅いと特に肉体労働系の仕事では致命的なんですよね。知的体力とかは不要ですし。
まさにその通りです。
ある意味、事務処理能力的なものが重要かと思います。