会社を辞めるときのポイントと注意点

上司のパワハラ対策

ブラック企業元社員のりょうたです。

僕はフリーランスですが、元々は会社員をやっていてしかもブラック企業でした。

率直にいうと、ブラック企業にいる人、ブラック企業だと自覚してるなら辞めるべきだと僕は思ってます。

特に耐えられないのに無理をすると、鬱などにかかりそこから数年は苦しむなんてこともあります。

とはいえ、会社をどう辞めればいいかやそもそも辞めるべきか?など悩むことも多いですよね。

今回の記事では僕の経験をもとに、

  • ブラック企業におけるパワハラの実態
  • 会社にいるのが苦痛?どうする?
  • 辞めるときにあると安心な資金
  • 会社を辞めるハードルを下げる方法

についてまとめました。

ちなみに今回の記事は、以前に本拠地のYouTubeチャンネル内で話した内容をもとにしています。

実際にされたパワハラ

特に印象に残っているのが、2016年5月に転職した農業法人。

2月に塾講師を辞めてから転職活動を経て入社。

当時は農業など自然にかかわる仕事をしたいと思っていたので、僕としては望み通りの仕事ができると思って入社。

僕の仕事の覚えが会社が求めたレベルでなかったのもありますが、結果的には入社からわずか3週間でクビ

クビを宣告されたときには、社長から

おまえは価値のない人間だ

と言われました。

また農業のクビの件のインパクトが強いですが、塾講師時代も社長が社員に「ゴミ」「クズ」などの暴言を言うことは日常的でした。
(機嫌の良いときは普通に良い人でしたが、そうでないときはえげつない)

 

パワハラ(上司)の特徴

職場におけるパワーハラスメントとは、以下の3つの要素をすべて満たすものです
① 優越的な関係を背景とした
② 業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により
③ 就業環境を害すること(身体的若しくは精神的な苦痛を与えること)
※ 適正な範囲の業務指示や指導についてはパワハラに当たりません

パワーハラスメント対策が事業主の義務となります!~セクシュアルハラスメント等の防止対策も強化されます~

厚生労働省ではこのようにパワハラは定義されています。

上司の場合、上下関係(優越的な関係)はどうしてもあります。

その中で仕事の始動をする意味合いで厳しい言動になるのは仕方ないと思います。

MEMO
僕の塾講師時代の直属の上司も言動はけっこう厳しめな印象でしたが、言ってること自体には筋は通っていて人格を否定するような発言は一切ありませんでした。こういう人は純粋に厳しいながらも良い上司です。厳しいこと言われた瞬間は凹みますけど(笑)

 

とは言っても、

  • クズ
  • ゴミ
  • おまえは価値のない人間だ

などは僕が実際に上司や社長に言われてきた言葉ですが、いずれも仕事に直接関係ないところで言われてたので、アウトです。

 

大きなクズ
塾講師時代の社長自作のテストをやって点数が悪かったら書かれた

クズやゴミに関しては、こんな感じで紙に書かれたのでいざとなれば証拠としても使えるらしいです。(今更訴える気はないですが)

線引きが少し難しい部分もありますが、僕みたく仕事の話ではなく明らかな『人格否定』であれば注意が必要です。

苦しんでいるときの対処法

僕のスタンスとしては、パワハラを受けた時点で基本的には辞めた方が良いと考えています

もちろん、人事部などしかるべきところに相談することで、改善することもあるでしょうが現実問題上手くいく(改善する)可能性は低いです

 

都会にある大手だったり、よほど先進的な会社であれば別でしょうが、多くの会社はまだまだパワハラに理解がないため、会社に頼るというのはギャンブルの要素が大きすぎます

MEMO
僕の過去の勤務先もそうでしたが、恫喝(パワハラ)そのものが文化なんて会社も特に地方の中小企業では多いです。

 

さらにパワハラを受けておいて何もせずにただ会社に残るという手もあり、そうしている方も多いですが、そうなると今度は鬱などの精神疾患のリスクもあります

僕の場合、鬱にはなりませんでしたが派遣事務時代に上司の過度なプレッシャーから『過敏性腸症候群』を発症しました。

過敏性腸症候群(英語表記irritable bowel syndromeの頭文字をとって「IBS」といいます)は、
お腹の痛みや調子がわるく、それと関連して便秘や下痢などのお通じの異常(排便回数や便の形の異常)が数ヵ月以上続く状態のときに最も考えられる病気です。
もちろん、大腸に腫瘍や炎症などの病気がないことが前提になります。
およそ10%程度の人がこの病気であるといわれている、よくある病気です。女性のほうが多く、年齢とともに減ってくることがわかっています。命に関わる病気ではありませんが、お腹の痛み、便秘・下痢、不安などの症状のために日常生活に支障をきたすことが少なくありません。

過敏性腸症候群(IBS)ってどんな病気ですか? 日本消化器病学会ガイドライン

 

僕が過敏性腸症候群を発症したのは派遣事務をやっていた2011年の7月でしたが、2020年現在も完治はしていません

というよりは、そもそも完治しません(医者談)

おくすり手帳

 

実は塾講師に転職して、長時間労働のストレスがたまった2014年にも体調を崩しやはり同じく腹痛などの症状も出たので病院に行ったら同じく過敏性腸症候群(+胃腸炎、自律神経の乱れ)を診断されました。

基本的にはストレスが溜まるとその都度症状が出るものらしく、いかにストレスと上手く付き合うかが大事とのことでした。

 

このように鬱にしても過敏性腸症候群にしても、一度発症すると年単位の長期戦になるため、それに時間を労力とお金を割くくらいなら会社を辞めるのが合理的です。

会社を辞めるときにあると安心な資金

とはいえ会社を辞めるということはリスクもあります。

いちばんネックになるのが『お金』。

仮に会社を辞めたとすれば、当たり前ですが給料はなくなります。

ハローワークで手続きをすれば、「失業給付」というお金ももらえますが、基本的に自己都合による退職の場合は、退職から3か月はもらえないためどうしても間が空きます

つまり退職すると収入もゼロになるということです

 

もちろんアルバイトをしたり、僕みたくフリーランスになるというのも手ですが安定性では正社員には勝てません。

金銭面での安定はどうしようもないですが、少しでもリスクを軽減するという意味で、しっかりと『お金を貯める』ことをオススメします。

僕の場合は、

  • 2014年の年明けに2016年2月いっぱい(年度切り換え)で辞めようと決めた
  • 2年の猶予がある。そこまでに1~2年分のお金(生活費)を貯めよう

という目標を立てました。

幸い、当時は手書きながら家計簿は使っていたため収入はもちろん、支出も1円単位で把握していました。

収入についても念のため、2014年以降はちゃんと給与明細はわかるところに保管するようになりました。

 

実際に必要な額は人により異なりますが、僕の場合は実家暮らしでかつ元々お金のかかる趣味などもなかったのは幸いだったかと思います。

ひとまずは、年収分貯めた上で会社を辞めました。

ただし、会社から離れることでそれまで天引きだった市民税や健康保険税(国民健康保険に切り替わる)を自分で払わなければいけなくなり、かつその額にビックリするのであらかじめ覚悟しておきましょう。

 

僕の場合はこれに加えて、

  • 奨学金の返済(月2万3千円)
  • 生命保険(当時で月1万5千円。現在は大幅に安いのに切り替えてます)

という毎月の出費もありました。

なにより、毎月の出費をちゃんと把握するのがポイントですね。

 

金銭面でのリサーチを徹底したおかげで、当面はお金に困ることなく結局2年くらい無収入でしたが、なんとか持ちこたえました。

 

会社を辞めることを言いづらい

お金がしっかり貯まれば、会社を辞めることのリスクも最小限に抑えることができます。

とはいえ、やはり会社を辞めるというのはすごく不安ですよね。

特に会社に辞める意思を初めて伝えるときの緊張感は半端ないと思います。

これは僕も経験済みですからね(笑)

 

「やっぱり辞められなくない⁉」って言われちゃうとそれも確かにそうで、最後は気持ち(意思)の強さかなと思います。

ただ僕の場合は、塾を辞めるにあたって上司に辞意を伝えるためのシミュレーションは徹底しました

こうやって辞めよう
  1. 最初に伝えるのは直属の上司
  2. その上司と水曜日は同じ教室で授業して、授業後は2人きりになるのでそこで言おう
  3. ただ、辞めるというだけでは反感を買う可能性もあるので、辞めた後にやりたい仕事などをちゃんと伝える(会社の不満は極力言わない)
  4. これらが済んだら、改めて社長に伝える

かなり考えて、この手順でシミュレーションして実際のこの手順で会社側に辞めるというのを伝えました。

辞めた後の話はポイントだったかなと思っていて、ただ「辞めたい!」と言っても引き留められる可能性もあります

当時の僕は、農業など自然にかかわる仕事をしたいと思っており、自然関係の資格試験もいくつか目をつけていたため、

昔からやりたかった自然にかかわる仕事をしたいです

ということを添えて上司や社長に辞める意思を伝えました。

このおかげか特にトラブルもなく退職という流れはできました。

 

また、辞めることを最初に伝えた上司はその会社(塾)に10年くらいいたのはもちろんですが、転職も何度か経験されている方というのもあったので、辞めること・転職にも理解を示してくださり、アドバイスまでいただくこともできました。

  • 退職の意思を伝えるためのシミュレーション
  • 伝える人(上司)の転職、退職の経験の有無

は大きな要素になりますね。

会社を辞めるときにおさえるべきこと

会社を辞めるときのポイントと注意点
  1. パワハラの定義はちゃんとある。特に仕事と直接関係ないところで人格否定される場合は要注意
  2. パワハラを受けてる場合、基本的には辞めた方が良い。報告して改善する場合もあるがごく稀
  3. 我慢したら下で鬱や過敏性腸症候群などの発症のリスクがある。一度発症するとほとんどの場合は完治しない
  4. 年収分くらいの貯金をしておくと、会社を辞めても安心。少なくともリスクは最小限に抑えられる
  5. 会社に辞める意思を伝えるときは、シミュレーションをしっかり。いつ、どこで、まず誰に伝えるかなど

もちろん一番いいのは、パワハラとは無縁で良い人に囲まれた中で仕事ができる会社だと思ってます。

僕も願わくば、そういう会社に勤めたかったです。

 

とはいえ、現実はそう甘くもありません。

大丈夫。

仮に今の会社がパワハラなどで、ダメな会社でも世の中には選り好みしなければ膨大な数の会社があります。

さらにフリーランスという選択肢もあります。

 

会社を辞めたからと言って、あなたの人生は終わりません。

会社の外は、実はものすごく広いのです。

会社を辞めた後のことを開設してます
【これで大丈夫】ブラック企業を辞めたあとにやること